留学も残りわずかですが、まだまだ思い出づくりを続けています。
宮城さんもレポートに書いていたSpring Flareでは、日本文化を代表してUQ Taikoが太鼓のパフォーマンスで参加したり、オーストラリア人学生を対象に日本への留学フェアを主催したり(また焼きカレーを作って北九州を宣伝しました。笑)、世界最大の砂で出来た島、フレーザー島で4WDを初めて運転したり・・・と、おかげさまで充実しています。
Spring Flare, UQ Taiko
留学フェアにて。以前北九大に来たKentさんと来年派遣のSusan
Fraser Island
ブリスベン2014年最大のイベントといえば、11月15日から開催されたG20でしょう。
世界中から注目を集めるこのフォーラムがここブリスベンで開かれるとあって、街に巨大オブジェが設置されたり、建物がライトアップされたり、文化的なイベントがたくさん開催されたりと街全体が「ブリスベンを盛り上げよう」という活気に溢れていました。
G20に合わせて登場したモニュメント
またG20ですから当然、アメリカからオバマ大統領も来豪していたのですが、なんとここUQでスピーチを行うということで学生は盛り上がっていました。残念ながらスピーチの傍聴はほぼ招待制だったため、限られた生徒しか生で聞くことはできませんでした、というよりキャンパス全体が立ち入り禁止になっていました。テスト期間だったということもあり、街やキャンパスの交通規制によって大変な思いをした生徒もいたと思いますが、個人的には貴重な体験ができたので、この年に留学に来てよかったなーと感じています。
そして無事にテスト期間も終わり、とうとうUQでの学生生活は終わってしまいました。履修結果は12月まで分からないので気は抜けませんが、すべての授業・課題・テストから解放された時の達成感はとてつもなく大きかったです。先学期と合わせて、様々な分野の授業を選択したので、時にはまったく異なるエッセイスタイルや課題内容に戸惑ったりもしましたが、いろんなことを吸収できたのでとても有意義だったと思います。これまでのレポートで肝心の授業について触れていなかったので、ここで受講した科目についてざっくりと書いておきたいと思います。
Writing for International Students
点数の取れるエッセイを書くため、また授業に慣れるためにとっておいて良かったです。内容の組み立て方から参考文献の記し方まで、丁寧に教えてくれました。
Contemporary Australia
オーストラリアに来たからには、歴史や文化を学びたいと思って受講しました。ただのポピュラーカルチャーだけではなく、もう1,2歩踏み込んだオーストラリアを知れました。
Popular Music 1950s Onward – From Elvis to Madonna
一番ユニークな授業内容であり、一番テストが難しかったです。60分で選択問題とショートエッセイx4と1000文字のエッセイは楽しい授業内容からは想像できない辛さでした(笑)
Global Cultures & Tourism
文化の違いをツアリズムと結びつけて考えることで、より実用的な考え方を学びました。
Crossing Bridges – Communicating between Cultures
こちらはより異文化間のコミュニケーションに重点をおいていました。チュートリアルの先生が日本に住んでいたことがあり、やたらと日本を例に出していたのが印象的でした。
Japan and the World
日本の歴史をオーストラリアの観点から学びました。特に生徒からの意見や質問を聴くのが興味深かったです。
Introduction to Film & Television Studies
毎週映画を見て、その内容や技術を研究する授業でした。授業自体はそこまで難しくないはずなのに、自分のチュートリアルには映画好きの精鋭たちが集まっていて、なかなかついていくのに苦労しました(笑)
さて、授業等は全て終わりましたが、もう少しブリスベンに滞在する予定なので
次のレポートでオーストラリア、ブリスベンでの留学で感じたことをまとめたいと思います。