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【留学レポート】サラワク大学          (古藤あずさ)2015年1月

 みなさんこんにちは、現在マレーシア、ボルネオ島にあるサラワク大学(University Malaysia of Sarawak、以下UNIMASと表記します)に留学している古藤あずさです。北九大では文学部比較文化学科に所属する3年生です。UNIMASでの生活を始めてもう4ヶ月、新年もこちらで迎えたばかり、そんな私たちの日々の生活や学校の様子、マレーシアとはどういった国・文化があるのかについて留学レポートという形でこれから紹介していきます。サラワク大学は北九大において今年度から提携が始まった学校ということもあり、まだまだ情報が少ないと思うので、ぜひこのレポートからこちらの状況や雰囲気を掴んでもらえればと思います。今回は大学、寮、学期の話です。

 UNIMASには私の所属する社会科学部や他の北九大生が所属する経済学部を初めてとして8つの学部があり、各学部が多くの専門的なコースを設けています。

(参考:学部リストhttp://www.unimas.my/en/about-unimas-32695/8-facts/30-faculties.html)現在UNIMASには北九大から私を含め4人の学生(国際関係学科2人、英米学科1人、比較文化学科1人)と、千葉県柏市にある麗澤大学からの学生が1人、計5人の日本人学生がいます。正確な人数はわかりませんが、学部、院を含めある程度の国際留学生がいて、国は中国(主に経済学部で見受けられます)、インドネシア、バングラディッシュ、トルコ、キルギス、タジキスタン、アフリカからはガーナやナイジェリア、チャドやエジプトなどから少数です。

 UNIMASに入学する学生は、初めは基本的に大学の敷地内にある寮で生活をすることになります。1年間の交換留学では考えることも少ないとは思うのですが、学期ごとに学外の家を友人同士5人〜8人程度で借りて生活している人もいます。学内には先月完成したばかりの新しい寮を合わせ6つの寮と、学外にも1つ、全部で7つの寮があります。その中のひとつの寮に、留学生専用ブロックがあり当初は私たちもそこに入るものだと思っていたのですが、部屋が埋まっているとのことで実際にこちらに来てから入った寮は現地生徒と同じ寮です。それが何を意味するのかというと・・・家の設備はシャワー(水のみ、壁に固定)とトイレ、シンクと水道、部屋には細身のベッド、机と椅子、クローゼットが一つ、天井にファン、ということです。寮内は家電の使用、そして火を使用する調理は「原則として」禁止されています。学期の始めには、オフィスの人による家電の立ち入り検査もありました。コンセントは多くありますが、電子レンジはもちろんコンロ、洗濯機、テレビ、エアコン、冷蔵庫はありません。寮には洗濯室が一箇所ありましたが、(有料)2ヶ月前に故障してから修理待ちの状態が続いています。私は部屋が寮の最上階ということや有料ということもあり、部屋にて手洗いで洗濯をしています。男女問わず傘なしでは外を歩けないような暑さの中、涼は部屋の天井のファンのみ、冷たい飲み物のキープもできない生活にはなれましたが、今でも土砂降り大雨の寒い夜や風邪をひいた夜の冷水シャワーは・・・厳しいものがありますね。ひとつのハウスは、アリの巣のようにメインドアから奥に行くにつれて個人の部屋のドアへとつながっています。1人部屋から3人部屋まであり、基本5部屋に9つベッドがあります。現在私はその家に、同じく北九大から来ている女の子と2人暮らしです。2人ともシングルルームを使用しています。その家に2人だけで住むのも、かなり静かで時には少し怖いと感じることもあり、後期は階下の空き部屋に移動したいと申し出をしたところです。

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                 寮到着直後のシングルルーム

 留学生寮そして新寮の一部の部屋にはエアコン、温水シャワーに冷蔵庫があると聞きましたが、家賃は普通の寮の部屋の2倍程度になります。当時は新寮への移動も考えましたが、何といっても現在の寮の魅力は寮による活動が多いことです。大学のクラブ活動のように、スポーツや伝統ダンス武術、演劇にディベートなど、様々なクラブがあり、学期に何度か活動を発表する機会もあります。また、運営役員を中心とした上級生によるスポーツや観光スポットめぐりなどの企画も盛んにあり、それらに参加することができます。私は今学期、Dikir BaratというKelantan 発祥の伝統文化のクラブと、単なる興味ですがタイのボクシング、ムエタイのクラブに参加しそれぞれ学内・学外でのショーに何度か出演しました。

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                学外でのDikir Baratパフォーマンス

 さて、次は簡単に学期のことを。1学期9月の頭から1月15日前後、各自の試験が終わるまでです。約1ヶ月の履修登録期間、間には1週間の中休みを挟みテスト前の学習期間(授業が全て終わってから試験期間まで)、試験機関となります。現在は試験期間が開始されたばかり、さすがに1月1日は祝日でしたが人によっては12月31日まで、1月2日に試験があるという人もいます。多民族国家のマレーシアでは、民族ごとに1月1日ではないお正月があり、冗談で「マレーシアに正月は5回ある」とも言われたりします。(ムスリムのお正月ハリラヤ、中国系の旧正月、ヒンドゥー教のお正月にボルネオ先住民イバン族・ビダユ族が祝うガワイ、そして1月1日。)現在は試験期間、朝8時から深夜11時、12時まで開いている図書館(Center for Academic Information Service、通称CAISカイス)や隣接の24時間Study room はたくさんの学生で溢れています。試験期間が終わると、約1ヶ月半の学期休みに入ります。私は、友人の家々をめぐりマレーシアを半島、ボルネオ島とぐるりとする予定です。そのため次回はおそらくマレー半島からのレポート、学校を離れてマレーシアとボルネオの民族、宗教、言語について紹介したいと思います。

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              CAIS中央吹き抜け部分。Wifiを求めに行くことも

 さらにUNIMASのことが知りたいという方は、UNIMASのホームページを始めとしてUNIMASのFacebook、Instagram、Twitterなどをフォローすることをお勧めします。UNIMASの公式アカウント、広報はとても活発に活動しており、学内イベントの案内から学内施設の写真、啓発、普段の生活にマレーシアの時事ニュース関連のコメントまで流れます。つい先日はエアアジアへの祈りや、マレー半島東海岸で起きている洪水被害への寄付活動などが投稿されていました。ただ、投稿は基本的にマレー語なのでその点ご了承ください。

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