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【留学レポート】サラワク大学  (溝上愛)2015年1月

皆さん、明けましておめでとうございます。2014年もあっという間に終わり、新しい一年が始まりました。ここサラワク大学では、前期の授業が全て終了し、各自で試験勉強をする一週間のstudy week も終わり、12月29日から1月17日にかけて期末試験が行われています。履修している科目にもよりますが、大晦日や2日にテストがあったりする学生もいて、試験勉強に追われている毎日です。

 さて今回は、私が前期に履修した科目の授業について詳しく紹介したいと思います♪

 ’Contemporary issues in International Relations’

これは21世紀現在の国際関係に関する様々な問題に着目し、戦争やテロ、人権、核問題などを国際関係の理論に基づいて分析していく授業です。この科目は私の所属している学科の授業で、最終学年である3年生が主に履修し、週に2回、各2時間で授業が進められます。

 先生によるパワーポイントのスライドを使った講義の他、授業の中で出てくる様々なトピックに関してディスカッションを行ったりディベートが始まったりします。授業中は、学生がよく自発的に質問したり自分の意見を発言する機会が多く、学生の1つの質問からどんどんトピックが広がったり深まったりして、最後には熱い討論になることも…

課題は評価の多くをしめるグループ課題と、ビデオを見て意見を述べるレポート課題があります。グループ課題は6人ほどのグループを作って、授業に出てくるトピック(realism, just war theory, gender, ethnic conflict, nuclear weapons, terrorism, feminism)の中から1つを選び、そのトピックに関連した事例研究を行い、1つのレポートを仕上げ、最後にプレゼン発表をするというものです。グループでよくミーティングを行い、テーマに関する文献を各自で読んだり役割分担をしながら協力してレポートやプレゼンに向けての準備を行っていきます。この大学ではグループ課題が多く、評価の比重も高いので、グループメンバーとの協力性が高く求められているなと実感しています。

 

                                写真1 写真2

<ある授業でのディベートの様子>… 論題は’女性と男性、どちらがよりよいリーダーになれるか’でクラスを男女二つのグループに分け、女性が男性側、男性が女性側の立場になって討論するというもの。普段は逆の立場で生活しているのに、ディベートの中ではそれぞれがその役になりきって、相手を批判し自分達を肯定しながら熱い討論が繰り広げられました。時には拍手やブーイングが起きたりと、とてもおもしろいディベートでした^^

日本ではディベートという習慣があまりないので、中学や高校時代から学校でディベートを多く経験している現地の学生達と混ざって討論するのは、とても新鮮で、同時に英語でのディベートの難しさも痛感しました。

                                          写真3

                                          ↑最後の授業の後に♪

 

’Appreciation of Malaysian culture and Ethnicity’

この科目は留学生に開講されている科目で、学部学科関係なく誰でも履修ができます。週に1回、2時間の授業でマレーシアの文化について詳しく学んでいきます。例えば、ここサラワクにはマレー半島とは違ってマレー系、インド系、中国系、それ以外にも多くの原住民族がいるので、それぞれの民族ごとの結婚や式の挙げ方の違いについて調べてプレゼンをしたり、マレーシアのタブーや宗教、歴史についての講義を受けます。時には学生全員で、マレーシアの伝統的な遊びを外に出て体験するなど、とてもリラックスして受講できる授業です♪また、マレーシアについてだけではなく、授業を受けているいろんな国から来た留学生の母国についても、意見を交換しながら国ごとの文化を比較することもできました^^

                      写真4

 ↑インドネシア、キルギスタン、中国、バングラデシュ、トルコ、ナイジェリア、チャドからの留学生

最後に、私は今学期、履修はしていなかったのですが、所属する国際関係学科の授業の1つであるASEAN Politics という授業がとてもユニークだったので紹介したいと思います。この授業ではASEANについて学ぶのはもちろんですが、その授業の一環、グループ課題の一環として、クラス全員でASEAN Community awareness campaign という1つの大きなイベントを開催します。クラスをいくつかのグループに分けてそれぞれがAseanに加盟している国(インドネシア、マレーシア、タイ、ミャンマーなど)の代表となり、Aseanの促進のためにそれぞれの国の様々な文化や歴史を調査し、2日間かけて行われるイベントで各国ごとにブースを作ったり、ステージを使っての伝統的なダンスや歌の披露、その国特有の食べ物や小物などの販売を行っていました。学生だけでイベントを一から作り上げ、日本での文化祭を思い出させるような、とても興味深い授業でした♪

 

                           写真6 写真7

                           写真8 写真9

 


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