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【留学レポート】サラワク大学 溝上愛 (2015年5月)

 皆さんこんにちは。早くも5月となってしまいました。一週間の中間休みが含まれていた4月でしたが、その前後に行われた中間テストと課題の山で、みっちり授業がつまっている現地の学生は特に忙しく、一番バタバタしていた一ヶ月ではなかったかなと感じています。

 

今回は私が今学期に履修している授業の内容や課題について詳しく紹介したいと思います。

 

  • Negotiation and Conflict Resolution in International Relations

 この授業は社会科学部、国際関係学科の中の三年生(サラワク大学では最終学年)が主に履修していて、一週間に2日、2時間ずつ、国際関係における外交交渉と紛争解決について学習していきます。‘外交’とは何かという基本的な定義から始まり、その歴史、また国家間における交渉がどのように行われているのか、外交交渉の性質やそのために必要なスキル、どのような段階を経て進めていくのかを具体的に学びます。時には、2国間会議の時に撮影された国代表の二人が握手をしている写真を用いて、その時の握手の仕方、表情などを分析しどのような効果が含まれているのか、また外交交渉の国ごとにおける比較も行ったりしています。その他には、現在、世界各地で行われている、または過去行われた様々な紛争の解決手段についても学んでいます。

 この授業での課題は個人課題とグループ課題の両方があり、個人課題は国際紛争における交渉について事例研究を用いながら2500字以上のレポートを仕上げて提出することでした。英語でのライティングの力ももちろん必要ですが、エッセイの基本的な構造、引用、参考文献の表示の仕方などにも注意して書かなければならないので、もっとライティングの勉強や練習を十分にしておくべきだったなとすごく感じています><

 グループ課題は、4~5人のグループを作ってパレスチナ・イスラエル問題についての学習、研究を行い、1つのレポートを仕上げ、また授業2コマ分を使って行われる模擬会議でそれぞれのグループの代表者が発表するというものでした。この模擬会議というのは、パレスチナ側とイスラエル側に分かれ、現在この二カ国間に存在する共通の問題について話し合い、解決の糸口を見つけようというもので、司会進行、書記、まとめ役、代表者もしっかり事前に学生の中から決められていて、教室ではなく会議室を使っての少し本格的な模擬会議でした。

会議の様子

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 私が履修している科目ほとんどに共通することなのですが、現地の学生達と一緒に授業を受けていると、そのクラスの中には留学生が自分を含めて数名、また‘交換留学生’はサラワク大学にはほとんどいないのでクラスの中で自分1人の場合がほとんどです。そのため、授業の中で日本に関連するトピックが出でくると、すぐに周りのクラスメートから様々な質問が飛んできます。また、時には先生からそのトピックについてみんなの前にでて、発表してほしいとお願いされることも… 国際関係の授業だったら、長崎・広島の原爆投下、外交や政治、経済、または東北大震災での津波や原発事故について、社会科学についての授業だったら日本の文化や習慣、日本人の振る舞いについて、日本はどうなの?という質問が多くあります。このような突然の質問に戸惑ったり、自分自身でもわかっていないことがよくあるので、もっと自分の国について勉強して、それを自信を持って答えれるようにしないとなあと毎回すごく実感します。

 

 授業以外でも、日本に興味がある学生がこの大学にはたくさんいて、日本の歴史について深く知っている友達、日本の文化が大好きな友達、日本の礼儀正しさに惹かれ日本にどうしても行きたいという友達がたくさんいます。面白いのが、その多くが男女関係なく、日本のアニメから日本を好きになったという人たちばかりで、その人たちは私たち日本人よりもはるかにアニメのこと、その最新情報について知っていて、私たちの方が話しについていけないことも多々…^^以前、授業に向かっている途中、突然知らない女の子の学生から、「おい、お前どこにいくんだ」とアニメから学んだ日本語で話しかけられた時はとてもびっくりしました^^

 

 今回は国際関係の3年生の授業について紹介しましたが、他にも様々な授業がたくさんあり授業によって内容や課題のやり方もまた違ってくるので、次回以降、またどこかで皆さんにお伝えできたらいいなと思っています。

 

 

 


カテゴリー: 2014秋, サラワク大学
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