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クイーンズランド大学  坂元あおい(2015年8月分)

こんにちは、はじめまして。

今回初めて留学レポートを書かせていただきます、比較文化学科4年生の坂元あおいです。

よろしくお願いします。

 

日本と季節が真逆のオーストラリアでは、短かった冬がもうすぐ終わろうとしています。

6月の中旬に前期の授業が終わり、そして約一か月半の冬休みも終わり、後期の授業がスタートしたところです。

今回のレポートでは、留学レポートのお決まりテーマである、前期の授業を通して私が驚いた日本の大学との違い(他の留学生もたくさん書いてますね、今さらかよと思わずお付き合いください笑)、冬休み中のメルボルンとウィットサンデー諸島の旅行について書こうと思います。

 まず、授業ですが、日本の大学とは比べ物にならないくらい課題が多いです。一教科につきレポート一本、プレゼンテーション一本、毎週のリーディング課題、学期末テストくらいは当たり前です。そして学生もみんな本気で勉強していて、図書館もいつもたくさんの人でいっぱいです。私は一学期に人類学の授業を取ったのですが、周りはネイティブだらけで、ついていくのに本当に必死でした。今考えると、人類学なんて、私には日本語で勉強しても難しいのに、よく英語で勉強したなぁと思います。ネイティブの友達に、「人類学なんてよく勉強したね!」と言われ、その言葉にものすごく救われました・・・泣

大学の授業でもう一つ驚いたのが、レポートのplagiarism(盗作、いわゆるコピペなど)です。日本ではレポートを提出した際、plagiarismを調べられることはありませんが、クイーンズランド大学ではほとんどの授業がturnitinというplagiarism発覚アプリのようなものを利用しています。レポートを提出する際は、レポートボックスに紙のレポートを提出するだけではなく、そのレポートをオンラインでこのturnitinにも提出します。すると、plagiarismした箇所(完全なコピペや、元の文章をちょっと変えただけの文章など)が赤く浮き上がり、その盗作源である本の題名や作者、サイトのURLまで出てくるのです!これが非常に怖かったです・・・。私は今までコピペやコピペまがいなことをしたことはありませんが(本当)、参考文献中の文章をうまく要約、言い換えすることが難しく(元の文章と同じ単語や文法、文の構造を使うのもNG, 類似語を使ったり、文の構成自体を自分でガラリと変えなければplagiarismとされる)、最初にturnitinに提出した時はとてもドキドキしました。もちろん実際にレポートを提出する前に、自分のパソコンでそのアプリを使ってplagiarismを調べることもできますが、一度提出して結果が出るのが24時間後と、とても遅い・・・なので、レポートの提出は一週間前など、本当に余裕を持って提出するようにしていました(日本でもこの習慣を継続していきたいものですね)。日本ではplagiarismがここまで徹底されていませんが、クイーンズランド大学では、1回plagiarismが発覚したら先生とカウンセリングがあり、2回目までは許されますが、たしか、在学中に3回発覚すると退学と容赦ないです。他の大学の留学生にも聞きましたが、彼らの大学もplagiarismには相当厳しいようです。日本では小保方さんのコピペ問題が話題になりましたが、現地の友達にその話をすると、「plagiarismをしたらバレるなんて当たり前じゃないか!なんで今までバレていなかったんだ、日本ではplagiarismは徹底されていないのか」ととても驚いていました(思いっきり英文和訳な文章ですみません)。plagiarismはレポートや論文を書く上で当たり前のマナーだと思いますが、日本とは違い海外の大学のplagiarismに対する意識の高さを実感し、その重要さに改めて気づかされました。そのために英語での要約や言い換えの仕方の勉強もたくさんしたし、とてもいい勉強になったと思います。

そうして1学期もあっという間に終わり、約1か月半の冬休みに入り、その休暇中に、メルボルンとウィットサンデー諸島に旅行に行きました。

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Melbourne, Flinders Street Station

メルボルンは、写真のFlinders Street Stationのようにヨーロッパ風の建物が多いですが、その後ろに建つ高層ビルのような建物も多く、ちょっと不思議な雰囲気の町でした。

 写真2

カフェ文化も盛んで、町のいたるところにカフェがあります。上の写真は、薄暗い路地の中に個性的なカフェがひしめき合うDegraves Streetです。

さて、メルボルンは世界一住みやすい都市ランキングで一位に選ばれたことをご存知の方も多いと思います(ちなみに私の地元である福岡は6位に選ばれました)。その理由の一つは、町が多文化に富んでいるからではないかと思いました。ヨーロッパ風な建物の他にも、大きな中華街、たくさんの多国籍料理レストランなど異文化を感じる場所がたくさんあります。Paris EndやGreek streetなんて名前の地区があったりして、一つの町でも様々な表情を見せてくれます。住みやすいと思われる理由の一つは、このように町自体が色々な表情を持ち、様々なバックグラウンドを持つ人々を受け入れてくれるからではないかと思いました。

メルボルンの中心から少し離れたところに、ブライトンビーチというビーチがあります。ここは海岸に立ち並ぶたくさんのカラフルなビーチハウスで有名で、どれ一つとして同じ色、模様のビーチハウスはなく、いつまでも眺めていたい景色でした。

写真3

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数多くの世界遺産を持つオーストラリア、その中の一つにグレートオーシャンロードがあります。海から突き出た奇岩、それは南極からの冷たい海流と風による浸食が作り出した自然の景観(”地球の歩き方”より)で、展望台に上って目の前にその景色がいっぱいに広がった時は息をのみました。メルボルンから往復550km、交通手段はレンタカーかバスツアーしかなく長い道のりですが、訪れる価値は絶対にあります。

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真冬のメルボルンを後にして向かったのは、常夏のウィットサンデー諸島です。ウィットサンデー諸島はケアンズの少し上にある島々で、グレートバリアリーフ、世界で一番美しいビーチといわれるホワイトヘブンビーチで有名です。そんなウィットサンデー諸島で、人生初のスカイダイビングを経験しました。高度5000mからダイブしたのですが、思ったほどの怖さはなく、とても気持ちが良かったです。まれに気を失ってしまう人がいるらしいですが、極度の高所恐怖症でない限り、これは人生で一回は経験したほうが良いと思います。それほどすごい爽快感、そして感動を得ることができます。

しかし、ジャンプポイントまで向かうヘリの中は、さすがにちょっと怖かったです。「あぁ、どんどん上がっていく、本当にここから飛び降りるのか・・・」一緒に飛び降りるジャンパーはとてもフレンドリーなのですが、その笑顔の裏側にある、もうここまできたら絶対に嫌とは言わせないぞという無言の圧力をひしひしと感じました。

そして飛び降りる瞬間、高度5000mでヘリの飛び降り口から両足を出してブラブラした瞬間が恐怖の絶頂ですが、飛び降りた後は爽快感しかありません。真っ青な海やグレートバリアリーフ、小さな島々を眼下に飛んだスカイダイビングはとても感動的で一生の思い出です。

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ウィットサンデー諸島では、オーストラリアといえば!というような景色、自然の壮大さを見て感じることが出来ました。昔どこかで見たことがある海の写真の景色やグレートバリアリーフは、言葉では言い表せないほど青く美しかったです。オーストラリアに来たらぜひ訪れてほしいおススメ観光地です。

写真8

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White Heaven Beach

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Great Barrier Reef

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Heart Reef

留学生活も半分が過ぎ、時の流れの速さに驚く毎日です。留学した当初は新しい環境に慣れるのが大変で、そしてうまい息抜きの仕方がわからずにさらに不安になることもありました。しかしそのような経験も、留学したからでこそできる経験です。あの時にいろいろ大変だったけど、それを乗り越えて今の私がいると思うと、自信にもなります。使い古された言葉ですが、本当にその通りだと思います。今では小学校の日本語の授業で日本語教師のボランティアをしたり、アルバイトをしたりもしています。この調子で残りの留学生活も新しいことにどんどんチャレンジしていきたいです。もう半分過ぎたのかぁ、と考えて焦ることしょっちゅうですが、一日一日を大切に、同じ日がないように過ごしていきたいです。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

 


カテゴリー: クイーンズランド大学, 留学レポート
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