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【留学レポート】クイーンズランド大学 坂元あおい(2015年9月)

こんにちは、文学部比較文化学科4年の坂元あおいです。

 

ここオーストラリアでは季節的には春ですが、毎日とても暑い日が続いています。日差しがとても強いので、サングラスが手放せない毎日です(似合うかどうかはさておき笑)。

さて、今回の留学レポートでは、私が行っているボランティアとアルバイトについて書きたいと思います。

 

まず、ボランティアについてです。私は週に2回、ゴールドコーストの小学校で日本語の授業に日本語ネイティブの先生として参加しています。日本でいう、英語の授業のALTのような立場です。

オーストラリアの小学生はとても元気がよくて人懐っこいです。「先生!このペン匂ってみて!いい匂いがするよ!」と言いながら自分のペンを持って来たり、紙に自分の名前を日本語で書いたサインをくれたり、作った折り紙をくれたりと、とてもかわいいです。

日本語担当の先生は日本語がとても流暢なオーストラリア人の先生で、毎回、「なるほど、英語で説明するとこうなるのか」と、彼女の英語の説明を聞いて刺激を受けています。私は北九大で英語の教職と併せて日本語教師養成課程を取っているので、実際に日本語教育の現場を体験させていただいてとても勉強になっています。

 

写真は、小学校の日本語の教室です。日本と違いオーストラリアの小学校は、科目ごとに教室が決まっています。日本語の教室は日本に関わるものがたくさん置いてあり、生徒も大好きなようで、昼休みに遊びに来る生徒たちも多いです。

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そして先月は、近くの大学で、日本語やフランス語やドイツ語など、様々な言語の学習者が参加するスピーチコンテストが開かれ、私もボランティア先の先生の紹介で、日本語小学生部門に日本語ネイティブ審査員として参加させていただきました。緊張している生徒たちを目の前に私まで緊張・・・何度も受けてきたIELTSの面接を思い出し、”緊張するよねぇ~、でもがんばれ~!”と思いながら聞いていました。生徒の緊張は仕方ないけれど、できる限り穏やかな雰囲気の中でスピーチをしてほしい、スピーチの出来の良し悪しに関係なく、終わった後にハッピーになってほしい・・・と、審査員である私はスピーチの間中、満面の笑みを保ちながら頷きまくっていたので、終わった後は顔がとても痛みました(笑)。

 

スピーチが終わると、私がスピーチの内容をもとに3つ質問をしなければならず、その質問の仕方が以外に難しかったです。

英語と違い日本語は一つの質問でも言い方が色々、例えば、”何歳ですか?”は英語ではHow old are you?ですが、日本語だと”何歳ですか?”、”おいくつですか?”、”お年はいくつですか?”など何通りもあります。しかし、日本語学習者によっては、”何歳ですか?”と聞かれればわかるけど、”おいくつですか?”だとわからない人もいます。ついつい”おいくつですか”など丁寧な言い方をしたくなりますが、まだまだ勉強中の子どもたちにとっては実は逆効果です。なので、どの言い方が1番わかりやすいかな、馴染みがあるかな、と考える必要があります。語尾も言い方も盛りだくさんな日本語、ネイティブである私たちが日本語学習者と話すとき、彼らの学習到達レベルに合った言い方をしなければならない、それを実感しました。

 

次に、アルバイトについてです。私は今二つアルバイトをしています。一つは、毎週金曜日と土曜日の夜に開かれる、世界のあらゆる料理のお店が集まるナイトマーケットで、日本食のお店で働いています。主に餃子やお好み焼きを売っています。マーケットが開かれている地区がブリスベンの中でオシャレな位置づけにある地区で、お客さんも個性的でオシャレでスリムな人が多く、そういうことで1番よく売れるのがベジタリアン餃子とベジタリアンお好み焼きです(笑)。マーケットということでお客さんとお店の心の距離も近く、こちらが話しかけるとお客さんも積極的に自分の話をしてくれたり、「日本に行ったことがあるよ!」と旅の思い出を語ってくれるおしゃべり好きなお客さんも多いです。学生だけではなく、現地の人々や旅行でオーストラリアを訪れた人など、たくさんの人と話をできるのが、このアルバイトで気に入っていることの一つです。

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写真は私が働いている日本食のお店と、マーケットの様子です。

 

もう一つのアルバイトは、日本語のチューターのアルバイトです。これはTutor Finderというサイトを通して見つけました。Tutor Finderとは、名前の通りチューター検索サイトで、日本語などの外国語をはじめ、理科や数学など、様々な科目のチューターを探すことができます。チューターを探すのではなく、チューターをしたい場合、会員登録をして自分のページを持ち、そこに、教えられる科目、持っている資格(なくても可能)、料金(自分で決める)、地域、自己紹介文などの情報を記載します。教員免許を持っているプロのチューターもいますが、大学生のチューターがほとんどです。私は現在中学生一人、社会人一人を教えています。社会人の方は以前日本に住んでいてかなり日本語が話せます。しかしオーストラリアで日本語を話す機会があまりないので、日本語を忘れないように会話をする機会がほしい、そしてもっと様々な分野の語彙を増やしたいということで、毎回のレッスンは様々なトピックで会話を行い、知らなかった単語を書き出したりしています。中学生の子は、学校の日本語の授業についていけないようで、学校の授業の復習をメインに勉強しています。中学生のレッスンでは、私が作ったカルタのような教材も使っているのですが、これがけっこう大変です。ボランティアをしている学校の先生も、教材つくりは大変だとおっしゃっていましたが、どうしたらもっとわかりやすいかな、楽しいかなと考えると、どこまでも追及してしまい、けっこう時間がかかるものです・・・。北九大で日本教師養成課程を取っていますが、日本語を教えるという経験は日本ではあまりしたことがなかったので、小学校でのボランティアもチューターも、とても新鮮で勉強になります。

 

ボランティアやアルバイトは学ぶことがとても多く、関わってくださっている人たちには感謝の気持ちでいっぱいです。この人たちとお別れする日が本当に来るのか・・・と考えると、胸がいっぱいになります。でも、そうやって残りの日々を数えて悲しむことに時間を使うのではなく、どうすれば残りの時間をもっと楽しめるかを考えていきたいと思います。そうはいいつつもやはり悲しくなって眠れない夜もあります・・・涙

 

しかし!先のことを考えて悲しむよりも、目の前にある一日、一日をしっかり見つめて大切に過ごしていきたいです!

 

最後までお付き合いくださりありがとうございました(^^)

 

 


カテゴリー: 2014春, クイーンズランド大学, 留学レポート
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