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【留学レポート】 ピッツバーグ大学 山下遥香 2017年4月

 皆さん、お久しぶりです。天候がかなり不安定な3月のピッツバーグより、今月の留学レポートは再び、文学部比較文化学科4年 山下遥香がお届けします。先日、とうとう4年生の皆さんが大学をご卒業され、これからは自分たちの代が「4年生」を名乗ることになると思うと何ともむず痒く、少しセンチメンタルな思いに駆られている今日この頃。こんな思いに駆られるのも春ならではだななんて考えると、趣深い日本の「春」が少し恋しくもありますが、そんな今月のピッツバーグでは、暖かくなったかと思えば、突然雪が降ったり、はたまた突然の雨に見舞われたりと、なんとも落ち着かない天候が続いています。

 今回の留学レポートでは、【1】CMU探索、【2】ワシントンD.C.・フィラデルフィア旅行の2点についてお話しします。

【1】 CMU探索
 先日、大学の隣に位置しているカーネギーメロン大学(CMU)に遊びに行ってきました。カーネギーメロン大学といえば言わずと知れた名門校ですが、実は企業からの派遣でいらしている日本人の方が大勢いらっしゃいます。(ピッツバーグには日本人学生こそ少ないものの、日本人の方はたくさんいます)私がピッツバーグに来てよかったと思っている大きな理由の一つがその社会人の方々にお会いできたからで、仕事内容や企業探しに関して、また大学にしておいた方が良いことなど、こちらに来なければまず出会えなかったであろう方々から様々なアドバイスを頂いたり、お話ししたりというのは、こちらに来る前にはあまりできなかった経験であり、就活を来年に控えた身として本当に勉強することばかりです。(山下は5年卒予定なので)
 さて、CMUに関してですが、CMUは、大学施設が街中に点在しているPITT大とは雰囲気がまるで違って、所謂、日本の“キャンパス”に近い印象を受けました。加えて、この日は2月末でしたが、最高気温25℃と非常に暖かく、なんだか一日だけカリフォルニアにでもやって来たかのような晴天でした。こんな天気の良い日はジャンプするに限るので!と意気込んでとんだ写真が以下です(笑)

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(写真1)CMUキャンパス内にて

下はThe Randy Pausch Memorial Bridgeで発見した、ペンギンのパネル。ランディポウシュ氏と言えば、”The Last Lecture”で有名な、末期がんに侵されながら、卒業する生徒たちに向けて、本当の意味で彼の人生「最期」の授業をした方ですが、YouTubeでレクチャーを拝見した印象、ユーモアがあって、素敵な方だったのだろうなと感じました。ペンギンがお好きだったようで、記念の橋に、ところどころペンギンが用いられたようです。いつかお時間あるときにでも、彼の最後の授業をぜひご覧ください。私は帰国して少し落ち着いてから、書籍版を購入して再度読む予定です。そのほかにもCMUのキャンパス内には、ゲイツビル(ビルゲイツ氏)などの建物や、面白い研究展示が沢山あり、THE文女の私には想像もできないほど、難しい研究がなされているのだろうなと感じました。CMU、すごい!
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(写真2)The Randy Pausch Memorial Bridge(CMUキャンパス内)

【2】 ワシントンD.C.・フィラデルフィア旅行
3月に一週間ほどある春休みを利用して、兼ねてからずっと行きたかったワシントンD.C.とフィラデルフィアに旅行に行ってきました。今回の旅行は私の中で「修学旅行」の意味あいがかなり強く、今まで座学で勉強してきたアメリカ史を、「見る」「聞く」「感じる」ことをテーマに5日間で2都市を旅行しました。移動はすべて高速バス(メガバス・グレイハウンド等)で行ったため、トータルで交通費が55ドル、宿泊先はすべて知人宅なので無料、という学生激安貧乏旅行に抑えることできました(笑)ワシントンD.C.はほとんどの美術館や博物館が無料で入場できますし、ありとあらゆるものが保管されていますので、アメリカに留学予定の方で、少しでも歴史に興味がある方がいらっしゃれば、ぜひ一度は訪れてほしい場所です。(そうでなくてもきっと楽しめると思いますが。)

 ワシントンD.C.で訪れたなかで特に印象に残っているのは、「国立公文書館」、「アーリントン墓地」、「硫黄島記念碑」の3か所です。国立公文書館には、アメリカ合衆国憲法、独立宣言書、人権宣言書等々、アメリカ建国史上重要な公文書の原本が数多く展示されており、アーリントン墓地には数々の戦争で殉死した兵士たちのお墓が数え切れないほど多く、山一帯に並んでいます。また硫黄島記念碑には、アメリカが今までに経験してきた戦争が銅像の周囲に、ぐるっと二周分ほど記されており、アメリカが経験してきた戦いの多さをうかがい知ることが出来ます。以下、写真下にコメントを記入しています。

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(写真3)リンカーンメモリアル前。マーティンルーサーキングがかの有名なスピーチをした場所。兼 フォレストガンプで、ジェニーとフォレストが感動の再会を果たした場所

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(写真4)アメリカ史博物館 たまたま開催されていた日系アメリカ人史の特設展示が特にお気に入り。第二次世界大戦中の日本の風習である「千本針」と、キリスト教的な「GOD  BLESS YOU」が組み合わさったものを日系アメリカ人兵士が身につけていたみたいです。日系アメリカ人は卒論で書きたいテーマの一つでもあるので、タイミングよく、この特設展示が見られてラッキーでした。

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(写真5)硫黄島記念碑

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(写真6)JFK・Jackieのお墓(アーリントン墓地内)
在任中、ピッグス湾事件、キューバ危機、ベルリンの壁建設、宇宙開発競争等々、挙げればきりがない厳しい時代の流れの中で、必死にアメリカを守ろうとしたからこそ、今でも国民に愛されている大統領なのだろうなとお墓周辺のアメリカの様子を見て痛感しました。公民権運動にかなり共鳴して、黒人や女性の権利のために動いた大統領でもあります。アメリカ史の授業で今まさに、JFK、LBJあたりをやっているので、タイムリーにここに来ることができて、本当によかったです。1960年代にケネディや、公民権運動に従事したローザパークス、キング牧師たちが、必死こいて解決しようとした問題が、50年経った今でも、まだ解決できていない。「歴史は失敗から学ぶためにあるものだ」という高校時代の日本史の先生の言葉をふと思い出した瞬間でした。

 フィラデルフィアで特に記憶に残っているのは、ごめんなさい、食べ物です(笑)独立の鐘や博物館も勿論面白かったのですが、フィラデルフィアチーズステーキには完敗でした。旅行の楽しみの一つは常に「食」なのです。こちらは、ひたすら食べ続ける旅になりました。
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(写真7)フィラデルフィア在住の友人と食べに行ったGENO’S STEAKS 

 ワシントンD.C.もフィラデルフィアも、どちらも本当に街並みが美しく、住みやすそうで、将来、叶うならばいつかここに住みたいな~なんていう夢を描きながら、春休みの一大プランであった「修学旅行」は終了しました。ホストしてくださった2家族には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

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(写真8)フィラデルフィア

 さて、すべてに「最後」が付きまとう最後の一か月がついに始まってしまいました。この10か月間であった様々な出来事や友人たちのことを思うと名残り惜しいですし、文字通り、「あっ」という間に終わってしまった留学だったなと、振り返る今になって思いますが、残り1か月、最後まで気を抜かずに駆け抜けたいと思います。最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

 来月提出の最終レポート、留学生活の総まとめとして、田中と山下2人で一緒に作成したいと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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(写真9)友人と

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(写真10)ASAフォーマルパーティにて


カテゴリー: 2016秋, ピッツバーグ大学, 新着情報, 留学レポート
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