【留学レポート】 ピッツバーグ大学 猪俣美咲 2018年1月
2018年01月09日
あけましておめでとうございます。ピッツバーグ大学に留学している猪俣美咲です。今月は冬休みについて書いていこうと思います。
ピッツバーグ大学の冬休みは12/16~1/8までの3週間でした。オンキャンパスの寮は冬休み中閉まってしまうため、そこに住んでいる学生は冬休みの間は寮を出なければなりません。そのため、私はこの3週間、旅行に出かけていました。訪れた主な都市は、ワシントンDC→アトランタ→ニューオーリンズ→ヒューストンでした。アトランタまでは高速バスで、そこからはレンタカーを利用して、自分たちで運転して各都市を回りました。私はナビとガソリン補充に徹しました。
私自身、今まで3週間も旅行をしたことがなく、またロードトリップということもあり、冬休み前は不安がけっこうあったのですが、本当に充実した3週間を過ごすことができ、いい冬休みを経験することができました。
私は今までアメリカ南部を訪れたことがなかったので、南部のアメリカというものを実際に肌で感じてみたいとずっと感じていました。ですので、今回の旅は南部の都市を主に巡るルートにしました。「南部」というと治安が悪いというイメージもあると思いますが、私がこの旅で感じた南部の印象は、あったかくてフレンドリーな人がとても多いということです。もちろん雰囲気だけで怖いなと感じたり、明らかに1人で歩いてはダメなようなところも正直少なからずありました。しかし、それ以上に、出会う人のやさしさが私にとってとても印象深かったです。例えばアトランタでは、ショッピングモールのような場所でレストランを探していて、モール内をブラブラしていたのですが、その様子を見た現地の人が、「何を探してるの?迷ったの?」と心配して話しかけてくれたり、特にわかりやすいのがレストランの店員さんの対応です。とても明るく、とてもフレンドリーで、よく話しかけてくれます。ほかにもさまざまな面で南部の優しさを感じることができました。また、訪れる都市ごとに街の雰囲気もまったく違って、それらの違いを感じるのもとても楽しかったです。
また、ロードトリプをするのもとてもおすすめです。特に私は運転を一切しなかったので、景色を思う存分楽しめました(笑)アメリカは山がなく、ずっと平地が続いているので、空がとても広く、果てしなく続く景色はとても感動します。やはり高速バスで移動するのとは全く違います。実際高速バスで移動するよりもお金は結構かかってしまいましたが、そのお金を払う価値はあったと思っています。また、レンタカーなどがあると観光をするのにとても楽です。バスや地下鉄を利用することもできますが、地域によってはあまり本数が多くなく、時間を気にしなければならなかったり、治安があまりよくないところではバスに乗ること自体あまり安全ではなかったりすることもあります。また、バス停や駅へ移動するだけで意外と疲れてしまいます。その点、車があると、夜でも治安をあまり気にせずに行動することができたり、やはり体力的にも楽です。なので、レンタカーで観光するのは結構いいものだと感じました。
私がこの旅で訪れた中で1番気に入った街は、ニューオーリンズです。フレンチクォーターという場所が特に有名なのですが、本当に良かったです。いたるところで音楽が演奏されていたり、素敵な絵がたくさん路上で売られていて、街を歩くだけでもとても楽しめます。また、フレンチクォーターはアメリカでは珍しく、道でお酒を飲むことが許されているらしく、多くの人がお酒を片手に街を歩いていて、夜になってもとても賑やかで、活気にあふれていました。日本からアメリカに旅行に行く際にニューオーリンズを選ぶことはあまりメジャーではないと思いますが、個人的にとてもおすすめの街です。
南部を訪れることができたこの旅で、今まで知らなかった新たなアメリカを知ることができ、また、たくさんの有名な場所にも訪れることもでき、本当に充実した冬休みを送ることができました。南部を訪れると決めたこと、ロードトリップをするという選択をして本当に良かったと思います。秋セメスターはあまりアメリカを楽しむ余裕や時間がなかった分、この3週間で存分にアメリカを味わうことができたと思います。しかし、そんな冬休みもあっという間に終わり、すぐに新学期が始まります。前学期もすぐに終わってしまったので、今学期もあっという間だと思います。悔いの残らないように、精一杯頑張りたいと思います。
写真はドライブ中の景色と、ニューオーリンズのフレンチクォーターの街並みです。
ドライブ中の景色①
ドライブ中の景色②
ニューオーリンズフレンチクォーターにて①
ニューオーリンズフレンチクォーターにて②