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【留学レポート】 ピッツバーグ大学 猪俣美咲 2018年2月

2018年02月01日

 こんにちは。ピッツバーグ大学に留学中の猪俣美咲です。日本も1月は寒波に襲われ、とても寒かったようですが、ピッツバーグも1月は寒い日が続きました。−10℃以下になる日もたびたびありました。この寒さを経験する前は、ピッツバーグの冬に少しおびえていましたが、なるべく顔面以外の肌を露出しないように、ダウンコート・帽子・手袋・マフラー・スノーブーツで完全防備すれば外も歩けるし、室内は暖房がしっかり効いているので、思っていたより普通に生活できています。

 

 今月は今学期履修している授業について書いていきたいと思います。今学期は「First Year Chinese 2」,「ESL Writing Intermediate」,「Peacemaking & Peacebuilding」,「Human Security」の4つの授業を履修しています。

 中国語は前学期に引き続き履修しています。今学期の私のレシテーションのクラスは、私を含めて生徒が5人しかいないので、とにかくものすごい頻度で当てられます。なので、前学期よりもさらに中国語が鍛えられそうです。ライティングの授業はESLという、英語を第2言語としている生徒用の授業で、また、いくつかあるライティングの授業のなかでも一番基礎のクラスなので、ライティングの基本中の基本から学んでいます。

 ほかの2つの授業は、私は国際協力論ゼミに所属しているので、その分野に関連しているものです。Peacemaking & Peacekeepingは、紛争が起きた国に対して行われる第3者からの援助や介入が、紛争当事国にどのような影響をもたらすのか、またどのような援助が長期間の平和をもたらすのか、などについて学びます。Human Securityは、人間の安全保障に対して、国際社会はどのように関わっているのか、どのような議論がおこなわれているのか、などについて勉強します。どちらも上級生用のクラスなので、リーディングの量も割と多いです。私がそのようなクラスを2つもとって、課題をきちんとこなせるのか、授業を理解できるのか少し不安で、最初は履修しようか迷っていたのですが、今学期の自分への挑戦として履修しようと決めました。ですが、リーディングの量は多いものの、北九大で受けていた授業で学んだことが結構出てくるので、なんとかリーディングもこなせています。やはり、事前に知っている内容のものはそうでないものよりも圧倒的に読みやすいです。前学期受けていた授業では、私があまり詳しくない内容のものを読むことが結構あったのですが、内容を理解するのに苦労し、読み終えるのにもとても時間がかかっていました。それに比べると今学期は、まだ読みやすいものを読んでいるので、今のところはなんとかこなせていけそうです。

 

 新学期が始まり、交換留学の終わりが近づいているなとひしひしと感じています。あと3カ月しかここにいられないということに既に寂しさでいっぱいです。前学期はとにかく勉強に精一杯で、遊ぶ時間も余裕も本当にありませんでした。今学期は少なくとも前学期よりは勉強にも慣れてきて、少し精神的にも余裕を感じられています。なので、今学期は図書館から抜け出して、勉強以外のことにも時間をかけられるようにすることも目標です。さっそくこの間の週末に、友人たちと大学バスケの試合を見に行ってきました。ピッツバーグ大学のキャンパス内の体育館で行われ、ピッツバーグ大学の学生であれば5ドルでチケットが買え、さらにかなり近くの席で試合を見ることができます。前学期以上にいい思い出がつくれるように、残り少ない留学生活を悔いの残らないように過ごしていきたいと思います。

 

写真は雪が積もったときのキャンパスとバスケを見に行った時のものです。本当に目の前で試合もチアも見ることができます!

pittsburgh snowing

basketball game