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【留学レポート】サラワク大学 (中川徳仁)2015年10月

こんにちは。マレーシアはサラワク大学に留学中の国際関係学科3年中川徳仁です。 サラワク大学は、首都クアラルンプールから飛行機で2時間弱のボルネオ島のクチンというところにあり、他民族他宗教のため異文化体験には最適の場所です。文化宗教など何もかもが違うため、日本で当たり前と思っていたことがこっちでは通用しません。また、国民性は日本人に似ていてシャイな人が多く、またみんなのんびりしています。仕事ものんびりしていて働いている人ほとんどが携帯いじったり喋りながら仕事しています笑  クチンはマレー語で猫を意味します。猫の町というだけあって学内では猫をたくさん見かけます。写真は寮の中に住んでた猫の家族です。   こちらに来てから1か月経ち、少しずつこちらの生活にも慣れてきました。気候、食事、習慣…とにかくすべてが違います。気候の面では、気温は多分日本の夏と変わりないのですが、とにかく湿気がすごいです。ずっと梅雨のじめじめが続く感じです。食事はほとんどすべての料理が脂っこくて辛いです。習慣に関しては書ききれないぐらいたくさんの違いがあります。 ここでの留学は語学留学と考えるよりも異文化体験と考えた方がいいかと思います。笑 ただ、いろんなことを体験できるので、今まで知らなかった自分とか、自分が興味のあることやりたいことはみつけやすいと思います。自分も1か月でいろいろ考えることができました。  大学の敷地は北九大が20個ぐらい入るんじゃないかってゆうぐらい広大で、ゴルフ場もあります。写真は学内の湖で北九大が3つは入りそうな大きさです。少し見えてる白い建物はIslamic Centerといい、お祈りの際に使われています。   書きたいことはまだまだありますが、それはまた次回。次回僕が担当するのは1月になると思うので、試験のことについて書けたらな、と思います。それでは。 Terima kasih!!
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【留学レポート】サラワク大学 溝上愛 (2015年6月)

皆さん、こんにちは。先月末には今学期履修している全ての授業が終わり、15日から始まる期末試験を残すのみとなり、今回で早くも最後の留学レポートとなっていまいました。ちなみに試験前に私は、所属する学科3年の修学旅行と卒業旅行を兼ねたプログラムのため、クラスメート、先生方と一緒にカンボジアに4日間行くことになっています♪   去年の8月末にここサラワクに来てから約10ヶ月、振り返るとすごくあっという間でこんなにも早く時間が過ぎてしまうとはマレーシアに来る前は思ってもいませんでした。 北九大からサラワク大学への交換留学、第一期生として、ほとんど何も情報がないままスタートした私たちですが、今は何とか無事に充実した留学生活を終えようとしています。   何もかもが初めてで情報も少なく、留学前はビザ所得や留学費用関係などのサラワク大学に来るための準備における様々なトラブル、またここに来てからも交換留学生向けの履修登録、寮などの事務的な手続きが大学内でうまくいってなかったりと、第一期生ならではの問題が多くあり、そのたびに国際交流センターの方と連絡をとったり、サラワク大学の様々なオフィスを駆け回る日々もよくありました。     ここサラワク大学での10ヶ月間は、私にとって様々な文化や価値観、宗教との出会いによる驚きと学習の連続でした。北九大の他の提携校とは違ってサラワク大学の一番ユニークなところは、様々な民族や宗教に囲まれながら生活をするということだと私は感じます。マレーシアの国教であるイスラム教、それに基づいた習慣や文化とのふれあいは私の中での一番大きな体験で、何度も驚かされ、イスラム教とは何か、宗教とは何か、信仰とは何かなど、日本にいるとほとんど考えないようなことについて深く考えることもよくあり、同時に様々なことを学ぶこともできました。またマレー半島よりも多くの民族が混在するサラワクでしか体験できない文化や伝統体験もすごく印象に残っています。   学習面について、初めのころは英語での授業(時々マレー語)やマレーシア特有の英語の発音、グループ課題など、様々な違いに戸惑うこともありましたが、時間がたつにつれてだんだん慣れていき、今では最初のころに比べると英語や授業内容を理解できるようになったなと実感しています。またほとんどの授業が1コマ2時間や3時間で初めはすごく長く感じていましたが、今ではあっという間に時間が過ぎてしまっているので、北九大に帰ってからの90分の授業は逆にすごく短く感じるんだろうなと予想しています^^     最後に、交換留学を考えている皆さんの中で、日本では絶対に体験できないような多様な文化や伝統に触れながら勉強したい、日本と比べるとまだまだ発展途上にある国での生活はどうなのかを実際に体験したみたいと思う人には、サラワク大学も候補のひとつではないでしょうか。また、マレーシアにはジャングルや国立公園もたくさんあるので、山登りやトレッキングなどが好きな人や自然が好きな人にはおもしろい場所かもしれません♪   約10ヶ月間、拙い文章の留学レポートだったとは思いますが、最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。少しでもサラワク大学について知っていただき、興味を持ってもらえたら嬉しいです。そして、ここで書ききれなかった山ほどあるサラワク大学エピソードは、機会があれば、また別の形でお伝えできたらいいなと思っています。本当にありがとうございました。                                                                                                                  写真は私が好きな大学内の景色です♪  
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【留学レポート】サラワク大学 古藤あずさ(2015年5月)

こんにちは。マレーシアでの滞在も残り2ヶ月程度となりました。中間テストが終了し、最近は期末テストまでのわずかな休息の日々を過ごしているような日々です。課題に本当に追われた先月を振り返り、今回は私がこちらで経験した課題について紹介したいと思います。北九大とは異なり、グループワークがとても多いことや、プレゼンテーション、フィールドワークに本のレビュー、ビデオ作成など、苦労もしましたがあらたな技術も学べた課題たちです。()内は授業名です。   1、グループワーク ・人類学的フィールドワークあるいは何らかのイベントの社会学的視点からの観察。レポート10枚。(Anthropology&Sociology) ・社会問題をひとつ取り上げ、UNIMASの学生の意識調査とその分析。レポート10枚とプレゼンテーション15分。(Communication&Society) ・ジェンダーに関連した問題を取り上げ、話し合いと考察。レポート10枚。(Gender, Ethnicity&Class) ・政治的イベントへの参加とそのイベントの観察、そのイベントがどう政治的イベントだと定義できるのかについてレポート10枚。(Introduction to Political Science) ・指定された産業の成長過程について企業側、消費者側両方の意識調査。レポート10枚とプレゼンテーション。 (Modern Economics) ・マレーシアにある企業を一つ選択し、その企業形態や企業戦略についてプレゼンテーション。またグループメンバー12人の組織内役割の分析(リーダー、コーディネーターなど(Organizational Communication) ・伝統文化(工芸品、ダンス、衣装、言語)のひとつのカテゴリーと具体的なエスニシティを選びプレゼンテーション。(Cultural Heritage Studies) ・各グループで5ページ以上の詩を作成、暗記しグループ発表。(English for self-expression)   〈グループミーティングの様子。みんな基本的に椅子がなければ地べたに座って話し合います〉 2、レポート ・週一で出される課題(社会的事象)に対して300字〜400字のレポートを作成する。テーマはマレーシアのテレビチャンネルの選択、外国文化(K-POP)の流入による自国の文化への影響、など。(Communication&Society) ・文化遺産の定義について授業をふまえ1000字でレポート。(Cultural Heritage Studies) ・Personal Responseをする。テーマに対し自分の考えを400字以上で述べる。(English for self-expression)   3、ビデオログ ・GST(Goods&Service Tax、マレーシアで今年4月から開始された消費税のようなもの。6%でスタート。)に対するコメントを2分間撮影。(English for Self-expression) ・マレー語で自己紹介、家族の紹介など、4分以上のビデオを作成。(Bahasa Melayu level.1) ・マレー語でペア会話を4分以上し、その撮影。テーマはマレーシアの食について(Bahasa Melayu level.1)   4、ポスター作成 ・マレーシアと自分の国の物価比較、食事比較のポスター作成。(Appliciation to Malaysian culture) ・人類学の授業で取り扱ったエスニシティの文化や特定の人物についてポスター作成。(Anthropology&Sociology)   作成したポスター。小学校の模造紙課題を思い出しました。   5、本のレビュー ・企業のCEOもしくは国のトップなど、人々を率いたリーダーの伝記を1冊読みブックレビューを1000字。国はマレーシアもしくはASEANの国から選択。(Organizational Communication)   6、雑誌記事、広告ポスターの作成 ・今までにない新商品を考え、広告ポスターを作成。(English in the Media) ・自分が気になるトピックを一つ選び見開き2ページで雑誌記事の作成。(English in the Media)   雑誌作成。パートナーとデザインの好みが別れ、編集にとても時間がかかった課題でした。   7、Creative Writing ・与えられたストーリーの続きを考え、制限時間内にショートストーリーを完成させる。(English for Self-expression)   書き慣れていない英語のレポートは、字数に達するまでがとても長く感じます。300字〜400字は、言いたいことを英語に訳すだけで達しますが、1ページとなるともう少し深い説明が必要で、1000字となると英語で3ページ程度のレポートになります。これがなかなかきつい。ビデオ課題は楽しいです。ビデオ編集なんて今まで一度もやったことなかったのですが、編集の仕方など知識が身に付きました。また、グループでの作詞、プレゼンテーションやダンスのプレゼンで実際に踊るなど、人前での表現発表も多かったです。その他にも、留学生が一人しかいない授業やイベントなどで個人的に日本とマレーシアの比較、日本の●●について、などのプレゼンを頼まれることもあり、本当に今学期はすることがなく暇で困ることはない日々です。  
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【留学レポート】サラワク大学 溝上愛 (2015年5月)

 皆さんこんにちは。早くも5月となってしまいました。一週間の中間休みが含まれていた4月でしたが、その前後に行われた中間テストと課題の山で、みっちり授業がつまっている現地の学生は特に忙しく、一番バタバタしていた一ヶ月ではなかったかなと感じています。   今回は私が今学期に履修している授業の内容や課題について詳しく紹介したいと思います。   Negotiation and Conflict Resolution in International Relations  この授業は社会科学部、国際関係学科の中の三年生(サラワク大学では最終学年)が主に履修していて、一週間に2日、2時間ずつ、国際関係における外交交渉と紛争解決について学習していきます。‘外交’とは何かという基本的な定義から始まり、その歴史、また国家間における交渉がどのように行われているのか、外交交渉の性質やそのために必要なスキル、どのような段階を経て進めていくのかを具体的に学びます。時には、2国間会議の時に撮影された国代表の二人が握手をしている写真を用いて、その時の握手の仕方、表情などを分析しどのような効果が含まれているのか、また外交交渉の国ごとにおける比較も行ったりしています。その他には、現在、世界各地で行われている、または過去行われた様々な紛争の解決手段についても学んでいます。  この授業での課題は個人課題とグループ課題の両方があり、個人課題は国際紛争における交渉について事例研究を用いながら2500字以上のレポートを仕上げて提出することでした。英語でのライティングの力ももちろん必要ですが、エッセイの基本的な構造、引用、参考文献の表示の仕方などにも注意して書かなければならないので、もっとライティングの勉強や練習を十分にしておくべきだったなとすごく感じています><  グループ課題は、4~5人のグループを作ってパレスチナ・イスラエル問題についての学習、研究を行い、1つのレポートを仕上げ、また授業2コマ分を使って行われる模擬会議でそれぞれのグループの代表者が発表するというものでした。この模擬会議というのは、パレスチナ側とイスラエル側に分かれ、現在この二カ国間に存在する共通の問題について話し合い、解決の糸口を見つけようというもので、司会進行、書記、まとめ役、代表者もしっかり事前に学生の中から決められていて、教室ではなく会議室を使っての少し本格的な模擬会議でした。 会議の様子       私が履修している科目ほとんどに共通することなのですが、現地の学生達と一緒に授業を受けていると、そのクラスの中には留学生が自分を含めて数名、また‘交換留学生’はサラワク大学にはほとんどいないのでクラスの中で自分1人の場合がほとんどです。そのため、授業の中で日本に関連するトピックが出でくると、すぐに周りのクラスメートから様々な質問が飛んできます。また、時には先生からそのトピックについてみんなの前にでて、発表してほしいとお願いされることも… 国際関係の授業だったら、長崎・広島の原爆投下、外交や政治、経済、または東北大震災での津波や原発事故について、社会科学についての授業だったら日本の文化や習慣、日本人の振る舞いについて、日本はどうなの?という質問が多くあります。このような突然の質問に戸惑ったり、自分自身でもわかっていないことがよくあるので、もっと自分の国について勉強して、それを自信を持って答えれるようにしないとなあと毎回すごく実感します。    授業以外でも、日本に興味がある学生がこの大学にはたくさんいて、日本の歴史について深く知っている友達、日本の文化が大好きな友達、日本の礼儀正しさに惹かれ日本にどうしても行きたいという友達がたくさんいます。面白いのが、その多くが男女関係なく、日本のアニメから日本を好きになったという人たちばかりで、その人たちは私たち日本人よりもはるかにアニメのこと、その最新情報について知っていて、私たちの方が話しについていけないことも多々…^^以前、授業に向かっている途中、突然知らない女の子の学生から、「おい、お前どこにいくんだ」とアニメから学んだ日本語で話しかけられた時はとてもびっくりしました^^    今回は国際関係の3年生の授業について紹介しましたが、他にも様々な授業がたくさんあり授業によって内容や課題のやり方もまた違ってくるので、次回以降、またどこかで皆さんにお伝えできたらいいなと思っています。      
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【留学レポート】サラワク大学 溝上愛 (2015年4月)

みなさんこんにちは。早くも4月を迎え、時の流れの速さを身にしみて感じているこの頃です。ここサラワク大学では授業が本格的に始まり、様々な課題と、中間テストも間近に迫ってきました。 今回はマレーシアで生活する際にとてもとても重要な食べ物について、詳しくたくさんの写真を載せながらお伝えしていきたいと思います^^みなさんはマレーシアにはどんな料理があるかはっきりと想像できますか?   マレーシアでは、主にマレー料理、中華料理、インド料理が多く見られます。さらにサラワクにはそれに加えてここにもとから住んでいる原住民族それぞれの伝統的な料理が、レストランやそれぞれの家庭などで食べられています。マレー料理はイスラム教に基づいて、豚肉やその成分が入った料理は食べてはいけないことになっているので、主にチキン、次にビーフやラム肉を使った料理が多く見られます。マレーシアで食べられている料理を全体的に見ると、油やソースをたくさん使った揚物や炒め料理が多く、生の野菜や魚を食べる機会はあまりありません。今回はいままで私が食べてきた料理の中で特に印象的だったもの、おいしかったものやマレーシアでよく食べられているものについていくつか紹介したいと思います。   Nasi Lemak(ナシレマ) マレーシアでの定番料理で、ココナッツミルクで炊いたご飯を辛いサンバルソースやチリソース、小魚のフライや揚げピーナッツと一緒に食べます。ご飯の甘い匂いとサンバル、チリソースの辛い独特な匂いが混ざって私は少し苦手ですが、マレーシアの人々は大好きでよく食べているのを目にします。マレーシアの定番の朝ごはんとも言われています。     Kuey Teow (クェテオ)     中華料理の一つで、平べったい細いきしめんのようなクェテオという麺を使った麺料理。種類がいくつかあり日本のやきそばの味に似ている左写真の焼クエテオ、右写真のようなあんかけ風クエテオなどがあります。どこででもこの料理は見つけることができ、大学内の食堂でも食べられます。   Steam Boat(スチームボート)     ドーナツ状になっているなべを使ったマレーシア風鍋料理で様々な野菜、えびなどのシーフード、魚肉ボール、チキンなどを入れて食べます。スープはチキンスープ、トムヤムスープなどがあり、日本の味に少し似ていてとてもおいしいです^^  次にフルーツやドリンクについても紹介したいと思います。サラワクでは日本とは違った東南アジア地域でしか見つけられないフルーツもたくさんあり、様々な形や味のフルーツを楽しめます。また、飲み物についてですが辛い食べ物が多い一方で、飲み物はほとんどが甘い、または極端に甘い飲み物が多いなと感じます。スーパーやお店などで注文するコーヒーや紅茶、ココアには初めから砂糖とシロップ、ミルクが含まれており、自分好みで調節するという習慣はありません。またその量も少しではなく、大量なのでコーヒーや紅茶に苦さを感じるということはありません><マレーシアにも日本の緑茶がコンビニやスーパーで売られているのですが、そのお茶にも砂糖やシロップが加えられていて、初めて口にした“甘いお茶”の味にすごく驚いたのを今でも覚えています。     ドリアン   果物の王様、そして世界で一番臭いフルーツとされているドリアンは、大学周辺で簡単に手に入れることができます。私も一度だけ挑戦しましたが、独特な甘さと、ねっとりした食感が苦手で食べれませんでした。匂いは何とも言えず、最初は強烈でしたが、慣れれば、あ、ドリアンの匂いだという感じでそこまで抵抗感はありません。好き嫌いは現地の人でも極端に分かれますが、意外にも大好き!という友達が多いです^^   ドラゴンフルーツ                   この果物もサラワクではよく見かけます。果皮が竜のうろこのようにみえることからこの名前がついたとされており、キウイの味に少し似ていて、あたりはずれはありますが、甘いドラゴンフルーツはとても食べやすくておいしいです^^ スターフルーツ   味は薄く酸味があり、見た目がかわいいフルーツです。   Teh c special(ティシースペシャル)  この飲み物はマレーシアではどこのお店にも置いてあるといえるほど有名な紅茶です。ただの紅茶ではなく、写真からもわかるように三層に分かれており、一番下は黒糖の味に似た砂糖シロップ、真ん中はコンデンスミルク、一番上は紅茶といって三つの味に分かれていて全部を混ぜてから飲みます。ミルクティーがさらに甘くなった糖分たっぷりの飲み物です^^     今回はマレーシア料理について焦点をあてて数え切れないほどある料理の中からほんの少しだけ紹介しましたが、それ以外にもサラワクではアラブ料理、西洋料理、また日本の回転寿司(日本とは違った変わったメニューが多いですが)も見つけることができるのでいろんな種類の料理を楽しむことができます♪  
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【留学レポート】サラワク大学 古藤あずさ(2015年4月)

みなさんこんにちは。北九大では卒業式も終わり、新しい学年へ気分も一新している時期だと思います。 サラワク大学では、後期が1ヶ月度過ぎ、中間テストが始まる時期です。 今回のレポートでは、実際に生活を共にしないとなかなか知ることのできないムスリムの女性達の服装事情、スカーフのことについて紹介したいと思います。   みなさんも「ムスリム」「イスラム教徒」と聞いてすぐにイメージするのは、髪や顔をスカーフなどで隠す女性の姿、頭に白や黒の帽子、ターバンのようなものを巻いた男性などではないでしょうか。もしかしたら、最近ニュースでよく耳にするイスラム国のイメージから「イスラム教」=「テロリスト」「危険」と思ってしまう人もいるかもしれません。実際、私自身も「そうじゃない」と頭で思っていても、マレーシアに来るまでは刷り込まれたイメージが強く、実際のところを知る機会もないままでした。ですがやはりそのイメージは全くもって誤解、それはまるで他県の人の「北九州」=「ヤクザの街」「危険」のイメージと同じでした(笑)。仏教やキリスト教、また日本の神道などとも違い、イスラム教はその特徴が際立っている上、日本ではなかなか接することのない宗教のため謎に満ちてますよね。それがまたイスラム教を独特な宗教にしている気もしますが、学んで、知ってみると他の宗教と同じようにひとつの宗教だということがわかります。  おそろいのジュバというロングドレスに身を包んで。よく見るとスカーフの長さや形態、巻き方が異なっているのがわかります。    まず、ムスリムの女性は基本的に身体の中で、手のひらと髪の毛以外の全ての部分を服で覆い隠します。それは、将来の結婚相手のために貞操を守っている、純潔であることの証です。家の中、家族の前ではスカーフ(トゥドゥン・ヒジャブ)を脱ぐこと、半袖半ズボンに着替えることは可能です。ですが、来客があった時などは家の中でもトゥドゥンをつけます。トゥドゥンの着用は個人が選択できます。正確な割合はわかりませんが、およそ1クラス(女子50人とします)に一人はつけない女の子がいる、という印象です。ですので、実はスカーフの有無によってムスリムか非ムスリムかは見分けられません。ですが、多くの女の子はイスラムの習わしに従い、初潮が始まる頃になるとスカーフをつけ始めます。顔を隠し、目だけをだすNiqabというものもありますが、こちらも個人の選択です。Niqabの付ける人はひとつの学部に2人〜3人(おそらく100人に1人くらい?)といった割合です。   よりわかりやすいのがクラスメイトの女の子達です。民族衣装のバジュクロン、ジュバを着用する人もいればタイトなジーンズをはく人も。胸元までスカーフで覆う人もいれば、肩までの人、そしてスカーフを付けない人も。ですが全員ムスリムの女の子です。   【トゥドゥン(Tudung)の種類】 トゥドゥンには様々な種類があり、バンダナを思わせる正方形のもの(Bawal Segi Empat大きいものはJijab)、長方形のスカーフ型(Wide Shawl)、日本では肩にかけるような少し厚手のショール、そして運動時や作業時によく用いられる、伸縮性のある生地であらかじめ顔の部分が丸く空いており、上からかぶり顔を出すだけでよいもの(Syria)などなどです。正方形、長方形のトゥドゥンには大小長短があり、それは個人の宗教性によって選ばれているようです。大多数の人は、巻いたときに横の長さが肩と肘の中間あたりにくるものをつけ、胸部が隠れるようにトゥドゥンを巻いています。全体の2割程度の人は、トゥドゥンの長さが肘下あたりまである大きいものを着用しています。またそういった女の子達は基本的にズボンを履かず、常にゆったりとしたロングスカートなどで身体のラインを隠しています。   【トゥドゥンの巻き方】 トゥドゥンの付け方、中はどうなっているのか?実際に見てみるととてもシンプルです。まず髪の長い人は一つにくくります。その後ウィッグを付ける時に髪をまとめるネットのようなものをかぶり、髪がこぼれでないようにします。そしてトゥドゥンを巻き、ピン(主に1円玉程度の大きさのブローチ。ですがマチ針も使われます。刺さらないのか見ていてドキドキ。)でまずあご下をとめ、顔に巻きつけ長さを調節しつつ後頭部へ留めていきます。巻き方も様々ですが、実は一番顔の印象を決めるのはおでこの部分です。スカーフの端をおでこにくっつけて巻くか、三角系にしておでことスカーフの間に空間を作るか。顔の形やサイズによって似合う似合わないがあるらしく、基本みんなどちらかを選択してその方法で毎日スカーフを巻いています。   左の女の子は正方形のBawalをかぶり、おでこに空間を作っています。右の女の子は細長いShawlを巻き、おでこの部分は額につけています。   日本人、私自身の感覚からすると、髪の毛がないとカラーやスタイリングのおしゃれもできないし、顔が大きく見えるようでトゥドゥンの美的感覚はなかなか理解できませんでした。初めて私も友達に巻いてもらった時に、いろんな人から「すごく綺麗に見える!」「トゥドゥン巻いてた方が断然美人だよ!」と言われたのですが、私としては顔の大きさがどうにも気になり、その時に赤いトゥドゥンを巻いていたせいもありまるで小豆のような頭だなぁと思ったのをよく覚えています。ですが、ムスリムの女の子たちはトゥドゥンの色、柄、巻き方、デザインなどでおしゃれを楽しんでいます。重要なのは服との色と柄の合わせ方で、必ず着ている服にある色の同系色か対抗色を選びます。例えば水色の服ならば青いトゥドゥンかピンク(!)そして服にパターンがあればトゥドゥンは無地を、服が無地なら柄物のトゥドゥンを選びます。初めはイスラム教でどうおしゃれを楽しむことができるのかと疑問に思っていましたが、色々なおしゃれのルールを学んだ後はどんな文化や服装形態であれ、美的感覚やおしゃれのセンスは存在するということを再確認しました。
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【留学レポート】サラワク大学(古藤あずさ)2015年3月

みなさんこんにちは、サラワク大学の古藤あずさです。こちらは、約1ヶ月半のSemester Breakが終わり2月23日から後期が始まったところです。サラワク大学でも、北九大のようにネット上で履修登録を行いますが、定員に達してしまった授業への受講手続きやシステム上の都合で個人では登録できない科目の登録手続きなど、交換留学特有と思われる問題はどうしても発生しています。オフィスやスタッフごとに話の把握度が異なっており、話が行ったり来たり、オフィス間をたらいまわしに!?されてしまうことも多々あり、その度に色々思うことはありますがその流れにも慣れてきたと感じています。今回のレポートでは、Semester Breakにマレーシアを見てまわって実感したことと、旅をする際の交通手段、バスの話を紹介しようと思います。細かい地名が出てくるので、マレーシアの州が表記された地図を見ながら話を追っていただけるとわかりやすいかと思います。 私は前期の期末試験終了後、1月20日から2月の25日までの1ヶ月間、サラワク州から出発し8つの州とシンガポール、細かく言うと12のCityやTownを訪れました。順番に、ジョホール州(ジョホール・バル、バトゥ・パハ)、シンガポール、マラッカ州、ペラ州(グリーク、タイピン)、ペナン州(ペナン島)、クランタン州(コタ・バル、パシル・プテ)、トレンガヌ州(クアラ・トレンガヌ)、セランゴール州(クアラルンプール)、サバ州(ケニンガウ)です。UNIMASの友人の家を訪ね、泊まらせてもらいながら観光をしたり、なんでもないような家族の生活を一緒に送りました。先月のレポートでも少しマレーシアの民族構成について紹介しましたが、やはり自分の目で見て回って実感することは多かったです。州やその土地土地の特徴、ボルネオ島における非ムスリム、非中国系・インド系すなわちその他の民族の多さ、場所によるイスラム教モスク、ヒンドゥー教寺院、仏教寺院、タイの仏教寺院の数の違い、看板や標識の文字から知る、その場所に住むエスニシティの推測・・・そして国境沿いの民族構成。例えば、サバ州。フィリピンに近いため、フィリピンストリートがあったり、街にもフィリピン人がたくさんいます。サバにおけるムスリム人口は半島に比べるとぐんと下がりました。しかしサバとは反対に、マレー半島北東のクランタン州。こちらは人口の90%がムスリムだと言われるほどのイスラムStateです。初めに訪れたジョホール州と、とても特徴的だったクランタン州について取り上げてみます。 クランタン州州の人口の90%がムスリムだと言われ、確かに中国系、インド系の人は本当に姿を見かけませんでした。看板や標識の言語はマレー語とアラビア語、英語表記数もぐんと減ります。街のどこにいても、ムスリムの礼拝時間を告げるアザンがモスクから聞こえてきます。モスクの数も多く、通常よりも大きいスカーフを使う女性の数も多かったです。クランタンにいる間は、マレーシアでもないさらに別の100%ムスリムの国に来たような錯覚を覚えました。ちなみに、クランタンはマレーシアの数多くの伝統文化の発祥地でもあります。私が寮のクラブで参加しているDikir Baratをはじめ、マレーシアの凧、Wauや影絵、Wayan Kulit、織物、Batikの染色などもまだ残っています。残念ながら今年は、昨年末の東海岸洪水の影響で製造や販売などは縮小していますが、それでも影絵の人型作りとWau製作の現場を見ることができました。クランタニーズと呼ばれる方言があり、マレー語とは全く異なるといっていいくらいの違いです。おそらく、日本のイメージだと鹿児島弁や東北弁・・・になるのでしょうか、知らない人は全くわかりません。食べ物・飲み物がとても甘いです。タイ料理のTomyumさえ甘いと感じた時はびっくりしました。  (Wayan Kulit製作)ジョホール州 マレー半島最南端、シンガポールまで30分の州です。州都のジョホールバルは、KLのあるセランゴール州や観光地のマラッカに次いで都会な街でした。シンガポールへのアクセスのよさから、週末(ジョホール、クランタンやトレンガヌなど、いくつかの週は金曜・土曜が週末で休日です。日曜日は平日の扱いです)になると、シンガポールへ観光に行く人でとても混み合います。サッカーチームが強くて有名です。発展したシンガポールが自分の庭のようなもののせいなのか、ジョホール出身の人からは「ジョホール愛」「ジョホール出身という誇り」のようなものを感じることが多々あります。 その他の土地についても紹介したいのですが、分量が多くなるのでこのあたりで。現地の人からは「何もない田舎だよ」と言われていても、いろいろと見て回るとその土地にしかない人や街の雰囲気があり、それを感じるだけでもとても楽しかったです。それでは次にバスの話についてお話を。 今回の旅において、主な移動にはバスを利用しました。基本的に州をまたいだ移動やTownレベルの移動であれば、バスはどこにでも出ています。大きな都市へ行く場合は、バスのチケットをあらかじめ購入しておくか、予約しておくと確実です。満席になることは少ないとはいえ、売り切れも場所によっては発生します。長距離バスであればネットでの予約も可能です。長距離バスの設備、快適さは日本とほぼ変わりません。清潔さにはまだかけるところがありますが、それでも座席は日本のバスよりも広いことの方が多かったです。反対に、ローカルバスは場所により状況が異なります。クランタン州では、新品のとてもきれいな市バスをよく目にしましたが、ペラ州内、クアラ・カンサーからタイピンへの移動で乗ったバスはとても古かったです。出入り口は前方のみ、冷房はなく窓を開けて走り、さびやペンキのはげが目立ちます。出入り口のドアは常に走行中も開けっ放しで、今でも印象的な記憶はチケット販売のおじさんが、走行中に足元の紙くずをぽい、と蹴ってドアから外に捨てていたことです(笑)思わず「えええ」とあいた口がふさがりませんでした。ローカルバスは長距離バスとは異なり、チケットをバス内、座席で支払います。通常運転手の他にチケット売りの人が車内にいて、乗客が座席に着いたところで座席までチケットを売りに来ます。そこで降車場所を伝えお金を払い、チケットをもらいます。降車時は日本と同じくブザーで降ります。ですが、車内アナウンスもバス停名もないので、ローカルでないとかなりバス停を見つけるのは難しいです。乗客には買い物帰りの女性がよく見かけられ、また高齢の人も何人かいました。学校帰りの高校生も時々乗ってきていました。   (タイピンへ向かうバス)  (バスのチケット)どうでしょうか、少しでも私の見てきたリアルなマレーシアが伝わっていれば嬉しいです。長文にお付き合いいただきありがとうございます。  
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【留学レポート】サラワク大学 (溝上愛)   2015年2月

皆さんこんにちは。ここサラワク大学では、学期末テストがようやく終わり、約一ヶ月の休暇の真っ只中です。休暇中、現地の学生は原則学生寮に滞在できないことになっているので、ほとんどの学生が荷物をまとめて地元へと帰ってしまい、大学内は人影が少なくカフェもほとんどしまっていて、すっからかんとしています。  さて、今回は期末テストについてお伝えしたいと思います。サラワク大学でのテスト形式は北九大とは違って、全て持ち込み不可で、試験場に持ち込んでいいのは、筆記用具と学生証、試験を受ける資格があるかが明記されている証明書のみです。試験時間はだいたい90分または120分で行われます。 私が前期に受けた授業のほとんどがパワーポイントのスライドで進められ、そのスライドは大学のホームページの中にある掲示板に各教科の先生によってアップロードされます。北九大のように、印刷されたレジュメが毎回の授業で一人一人に配られることはあまりないので、全てのレジュメを各自で印刷したりパソコンにダウンロードして、それを使って試験勉強を進めていきます。 私が今回受験した試験の問題形式は、マークシートを使った選択問題と論述問題の二つに分かれていました。各教科によって異なりますが、選択問題50%、論述問題50%の試験もあれば、まっさらの解答用紙を何枚も使って解答していく論述問題だけの試験もあります。一番難しかったのは論述問題で、授業の理解力と記憶力はもちろん、やはり英語でのエッセイを書く力がとても必要とされます…>< また、試験中に感じた北九大とのちょっとした違いなのですが、ほとんどの人が論述問題を解くときに、シャーペンではなく黒か青色のボールペンを使って文章を書いていることに少し驚きました!科目によっては蛍光ペンを使っていい試験もあって、論述した文章に強調したいところを蛍光ペンを使って表す、という学生が多くいました。 期末試験の結果は、全ての試験が終了してから約2週間後に、インターネットにアップロードされるので各自で自分の成績を確認することができます。  最後に、私が休暇中に挑戦したことについて少し紹介したいと思います^^私は1月中旬にマレーシアで一番高いキナバル山という山の登山に人生で初めて挑戦してきました。キナバル山は標高4095.2mの日本の富士山よりも高い山で、大学が位置するサラワク州ではなく、ボルネオ島の右上にあるサバ州という場所にあります。 クチンから飛行機で約1時間半かけて、サバ州へと移動し、そこの出身の友達を含むクラスメートと一緒に二日間かけて登山してきました。朝9時ごろにスタートし、約5時間かけて3400m付近の宿を目指して登っていきます。ほとんどが階段と岩を登っていくことの繰り返しで、予想していたよりもとても大変で何度も止まりながら進んでいきました。                                      ↑  宿までの道のり                               ↑ 3400m付近 宿に到着すると昼食と休憩、早めの夕食をとり、夜8時頃には眠りにつきます。次の日は頂上で日の出を見るために、真夜中2時ごろに起床し、分厚いジャケット、ヘッドランプ、手袋、帽子など様々なものを身につけ、頂上を目指して真っ暗な山道を登っていきます。ここでの足元は前日のような木で作られた階段や、ちゃんと整えられた岩とは違い、一言で言うと崖!。そこには一本のロープしかなく、明かりも自分のライトと近くに人がいればその明かりだけを頼りに進んでいきます。そしてその日は運が悪く、雨が降り出し風も強く、凍えるような寒さでとても厳しい道のりでした><                                      ↑ 頂上付近から眺めるご来光 (私たちは見れませんでした…) 帰りは来た道を下っていき、一泊した宿で少し休憩し、またスタート地点まで一気に下っていきます。下りも登りとはまた違った、足の痛さと体の疲れ、雨で滑りやすくなった道との闘いで何度も友達と悲鳴を上げながら降りていきました…><今回の登山はあいにくの悪天候で日の出は見れませんでしたが、最後にはちゃんとゴールすることができ、山登りの楽しさ、たくさんの自然、なんといっても自分の忍耐力を鍛えることができ、本当に思い出深いいい経験だったなと感じています♪ サバ州はキナバル山以外にも、綺麗なビーチに囲まれたたくさんの島々がありダイビングスポットとしてもとても有名で、海外からの観光客も多くいるので、旅行するにはとてもいい場所です♪ぜひ、サラワクにきたら行ってみてください^^                          
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【留学レポート】 サラワク大学      (古藤あずさ)2015年1月

みなさんこんにちは、サラワク大学に留学中の比較文化学科 古藤あずさです。1学期を1月15日の試験をもって無事に終え、つい数日前に成績がかくにんできたところです。今、私達は2月22日まで学期休みに入っています。寮に滞在したままの友人もいますし、旅行に行っている友人もいます。 今回のレポートでは、マレーシアにいる人々、民族のことについて少しお伝えしようと思います。サラワク大学があるのはボルネオ島、クアラルンプールやペナン島といったところがあるのはマレー半島です。マレーシアにいる民族はマレー系マレーシア人、中国系マレーシア人、インド系マレーシア人、そしてイバン族やビダユ族、ドゥスンやマラナウといった少数民族のマレーシア人などです。少数民族の多くはボルネオ島にいます。そのため、マレー半島とボルネオ島、そしてさらには各地域ごとによりその割合は異なります。 マレーシアの3大民族といえばマレー系、中国系、インド系ですが、ボルネオ島においては民族の大多数はマレー系、中国系と少数民族です。インド系の人はとても少なく、街や学校の中でもたくさん姿を見る、という訳ではありません。初めてマレー半島の方に渡った時に、その違いを実感しました。視界に入る人数がかなり異なっていたからです。その代わり、当然ながらイバンやビダユといった人々の姿は減りムスリムの人数も増えます。マレー半島東海岸に位置するクランタン州では、実に人口の8割以上がムスリムだと言われており、もはや生活の中に見える英語はなくなりました。看板や表示なども、アラビア文字が一番にきて、その下にマレー語です。街にある商店の看板などを見ると、その土地にいる民族の多少がわかるんだな、ととても興味深く感じています。 以下に、簡単に民族ごとの特徴をまとめてみました。私自身もそうでしたが、話や文章ではそれぞれの民族について聞くもののステレオタイプなイメージしか湧きにくいその違い、少しでも伝わると嬉しいです。 イスラム教徒、ムスリムの人がほとんど。女性は宗教上の理由で多くの人が顔と手首から先以外の肌、髪の毛を人目にさらしません。1日に5回のお祈りがあるとされています。豚肉、アルコールはハラムとして口にすることはできません。犬に触ることもできません。。。というのが生活において私たちと大きな違いです。ですが女性の髪の毛、服装選択は実は個人の自由です。ムスリムの女の子でも、スカーフをしない人も何人かいます。そういう人は、ショートパンツをはくことはないにしろわたしたちと同じように半袖のティーシャツを着ることもあります。全ての人がそうというわけではないのですが、1日5回のお祈りの朝1番、6時半のお祈りは朝早くて寝たまま、、という人も少なからずいたりします。マレー語で[豚]を意味する、バビ、という言葉は実はバカ、のような悪態の扱いです。男女関係には厳しく、結婚するまで特定の関係を持つことは基本的に良いことではないとされています。結婚していない男女がお互いに相手に触れることもないので、デート、というと距離を開けて湖沿いに座りおしゃべりを楽しむ、姿を夕方よく目にします。日本で腕を組むカップルのことを考えると、マレーシアでは男女が手をつないでいるだけで周りは色めきたちます。(笑) そしてマレー系の人にはシャイな人が多く、英語の流暢さにも個人差があります。こちらが話しかけても、自分は英語が苦手だから、話せないから、と顔をぶんぶん振って避けられてしまうこともあります。そんな時は少し悲しい気持ちになりつつも、仮に外国人や留学生に英語で話しかけられてどれだけの日本人が答えることができるのかな、とか考えたりします。 中国系中国系の人の宗教はキリスト教徒と仏教徒にわかれます。広東語、福建語、客家(ハカ)、海南、潮州、福州と方言が数多くあり、中国系の人はそれぞれの出身地により中国語の方言が彼らの母語になります。そのため、多くの中国系の人は言語を中国語方言、中国語北京語、マレー語、英語、という順に習得します。不思議なのは、中国系の人にとってマレー語も英語も中国語の次に習う言語で、マレー語は彼らにとって国の公用語にあたります。ですが、多くの中国系の人は他の民族の人と話すときにマレー語ではなく英語を好んでつかいます。友人と一緒にいても、マレー系が複数だとマレー語の会話が始まるのは普通ですが、中国系が複数いても中国語を使うことはあまりありません。そのため、ふと中国系の友人がマレー語を話すととてもおもしろく感じてしまいます。言葉を覚えるのは簡単ではありませんが、同じように生きてきて何か国語も話せる友人を見ている、羨ましい気持ちにならないことはないですね。 インド系牛肉を食べないヒンドゥー教の人が大半です。ヒンドゥー教寺院はカラフルで装飾が激しく、門のところに大きな虎や象の像があることもあります。肌が黒い人から薄い色の人まで、様々です。学内で日中民族衣装を着る姿はみないのですが、夜間になると民族衣装を着て歩く人の姿をよくみかけます。言語はタミル語を話す人がおおいです。ボルネオ島のインド人人口は少ないため、マレー半島に渡った時はインド人人口の多さを実感しました。インド映画には独特の特徴があり、リズムの良い音楽とダンス、鮮やかな衣装などには見てて飽きるものがありません。テレビで映画を時々見かけます。 イバン族ボルネオ島の先住民の一つで、人数は最多です。母語はイバン語を話し、ロングハウスという住居形態が特徴とされています。次に紹介するビダユ族ともとは同じダヤク族というカテゴリーですが、古くから川の側で生活をしていました。キリスト教が大多数をしめます。マレーシアの人にとってはイバン族を見分けるのは簡単という話をよく聴きますが、私にとってはとても難しいです。人によってはまるで日本人のように見える人もいます。 ビダユ族イバン族と元々は同じダヤク族という分類です。ですが、ビダユ語というくくりの中に方言があり、土地によって互いの方言は理解できない、ということもあるそうです。イバン族にも共通していますが、お米から作ったライスワイン、トワというアルコールを好んでのみ、家に客人が訪れたときなどにも振舞われます。クチン周辺に多くのビダユ族の住む土地があります。 マラナウ、ドゥスン、カヤンそれぞれ、ボルネオ島の先住民の人で、キリスト教の人が多いです。民族ごとに、それぞれの文化があり、クラスの中に数人いるような割合です。全て説明してしまうともったいないので、興味がある方はぜひ続きはご自身で確認してみてください。海に住むのか、山に住むのか。身体的特徴があるのか、言葉に特徴があるのか。文化を学びたいと思ってサラワク大学に興味を持ってる方にとってはとてもわくわくすること間違いなしだと思います。
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【留学レポート】サラワク大学          (古藤あずさ)2015年1月

 みなさんこんにちは、現在マレーシア、ボルネオ島にあるサラワク大学(University Malaysia of Sarawak、以下UNIMASと表記します)に留学している古藤あずさです。北九大では文学部比較文化学科に所属する3年生です。UNIMASでの生活を始めてもう4ヶ月、新年もこちらで迎えたばかり、そんな私たちの日々の生活や学校の様子、マレーシアとはどういった国・文化があるのかについて留学レポートという形でこれから紹介していきます。サラワク大学は北九大において今年度から提携が始まった学校ということもあり、まだまだ情報が少ないと思うので、ぜひこのレポートからこちらの状況や雰囲気を掴んでもらえればと思います。今回は大学、寮、学期の話です。  UNIMASには私の所属する社会科学部や他の北九大生が所属する経済学部を初めてとして8つの学部があり、各学部が多くの専門的なコースを設けています。 (参考:学部リストhttp://www.unimas.my/en/about-unimas-32695/8-facts/30-faculties.html)現在UNIMASには北九大から私を含め4人の学生(国際関係学科2人、英米学科1人、比較文化学科1人)と、千葉県柏市にある麗澤大学からの学生が1人、計5人の日本人学生がいます。正確な人数はわかりませんが、学部、院を含めある程度の国際留学生がいて、国は中国(主に経済学部で見受けられます)、インドネシア、バングラディッシュ、トルコ、キルギス、タジキスタン、アフリカからはガーナやナイジェリア、チャドやエジプトなどから少数です。  UNIMASに入学する学生は、初めは基本的に大学の敷地内にある寮で生活をすることになります。1年間の交換留学では考えることも少ないとは思うのですが、学期ごとに学外の家を友人同士5人〜8人程度で借りて生活している人もいます。学内には先月完成したばかりの新しい寮を合わせ6つの寮と、学外にも1つ、全部で7つの寮があります。その中のひとつの寮に、留学生専用ブロックがあり当初は私たちもそこに入るものだと思っていたのですが、部屋が埋まっているとのことで実際にこちらに来てから入った寮は現地生徒と同じ寮です。それが何を意味するのかというと・・・家の設備はシャワー(水のみ、壁に固定)とトイレ、シンクと水道、部屋には細身のベッド、机と椅子、クローゼットが一つ、天井にファン、ということです。寮内は家電の使用、そして火を使用する調理は「原則として」禁止されています。学期の始めには、オフィスの人による家電の立ち入り検査もありました。コンセントは多くありますが、電子レンジはもちろんコンロ、洗濯機、テレビ、エアコン、冷蔵庫はありません。寮には洗濯室が一箇所ありましたが、(有料)2ヶ月前に故障してから修理待ちの状態が続いています。私は部屋が寮の最上階ということや有料ということもあり、部屋にて手洗いで洗濯をしています。男女問わず傘なしでは外を歩けないような暑さの中、涼は部屋の天井のファンのみ、冷たい飲み物のキープもできない生活にはなれましたが、今でも土砂降り大雨の寒い夜や風邪をひいた夜の冷水シャワーは・・・厳しいものがありますね。ひとつのハウスは、アリの巣のようにメインドアから奥に行くにつれて個人の部屋のドアへとつながっています。1人部屋から3人部屋まであり、基本5部屋に9つベッドがあります。現在私はその家に、同じく北九大から来ている女の子と2人暮らしです。2人ともシングルルームを使用しています。その家に2人だけで住むのも、かなり静かで時には少し怖いと感じることもあり、後期は階下の空き部屋に移動したいと申し出をしたところです。                                 寮到着直後のシングルルーム  留学生寮そして新寮の一部の部屋にはエアコン、温水シャワーに冷蔵庫があると聞きましたが、家賃は普通の寮の部屋の2倍程度になります。当時は新寮への移動も考えましたが、何といっても現在の寮の魅力は寮による活動が多いことです。大学のクラブ活動のように、スポーツや伝統ダンス武術、演劇にディベートなど、様々なクラブがあり、学期に何度か活動を発表する機会もあります。また、運営役員を中心とした上級生によるスポーツや観光スポットめぐりなどの企画も盛んにあり、それらに参加することができます。私は今学期、Dikir BaratというKelantan 発祥の伝統文化のクラブと、単なる興味ですがタイのボクシング、ムエタイのクラブに参加しそれぞれ学内・学外でのショーに何度か出演しました。                               学外でのDikir Baratパフォーマンス  さて、次は簡単に学期のことを。1学期9月の頭から1月15日前後、各自の試験が終わるまでです。約1ヶ月の履修登録期間、間には1週間の中休みを挟みテスト前の学習期間(授業が全て終わってから試験期間まで)、試験機関となります。現在は試験期間が開始されたばかり、さすがに1月1日は祝日でしたが人によっては12月31日まで、1月2日に試験があるという人もいます。多民族国家のマレーシアでは、民族ごとに1月1日ではないお正月があり、冗談で「マレーシアに正月は5回ある」とも言われたりします。(ムスリムのお正月ハリラヤ、中国系の旧正月、ヒンドゥー教のお正月にボルネオ先住民イバン族・ビダユ族が祝うガワイ、そして1月1日。)現在は試験期間、朝8時から深夜11時、12時まで開いている図書館(Center for Academic Information Service、通称CAISカイス)や隣接の24時間Study room はたくさんの学生で溢れています。試験期間が終わると、約1ヶ月半の学期休みに入ります。私は、友人の家々をめぐりマレーシアを半島、ボルネオ島とぐるりとする予定です。そのため次回はおそらくマレー半島からのレポート、学校を離れてマレーシアとボルネオの民族、宗教、言語について紹介したいと思います。                              CAIS中央吹き抜け部分。Wifiを求めに行くことも  さらにUNIMASのことが知りたいという方は、UNIMASのホームページを始めとしてUNIMASのFacebook、Instagram、Twitterなどをフォローすることをお勧めします。UNIMASの公式アカウント、広報はとても活発に活動しており、学内イベントの案内から学内施設の写真、啓発、普段の生活にマレーシアの時事ニュース関連のコメントまで流れます。つい先日はエアアジアへの祈りや、マレー半島東海岸で起きている洪水被害への寄付活動などが投稿されていました。ただ、投稿は基本的にマレー語なのでその点ご了承ください。 UNIMAS公式ホームページ http://www.unimas.my/en/ UNIMAS Facebook https://www.facebook.com/unimasofficial UNIMAS Twitter https://twitter.com/UNIMASofficial UNIMAS Youtube https://www.youtube.com/user/UNIMASofficialMEDIA UNIMAS Instagram UNIMASOFFICIAL_INSTAGRAM  
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