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【留学レポート】 王立プノンペン大学 外国語学部国際関係学科3年 M.K 2020年2月

あけましておめでとうございます。インターナショナルニューイヤーはあまり主流ではないカンボジア。中国正月、いわゆる春節をしっかり祝う文化があります。カンボジアは一年中夏ですが、カンボジア人からすると二月はとても涼しく過ごしやすいため、四季に当てはめると冬だと言い張ります。(日本人の私からすれば全部夏なのですが。(笑)) さて、今回はプノンペンにあるイオンモールについて少しお話ししようと思います。 現在、カンボジアには首都のプノンペンに二店舗のイオンモールが建てられています。イオンモール・プノンペン(一号店)、イオンモール・サンソクシティ(二号店)では、日本資本のお店(DAISOなど)だけではなく、欧米圏、タイ、韓国や台湾など、世界中の国の店舗が中に入っています。私がイオンの中で一番助かっているのが、日本食レストランとトップバリュの商品です。海外にいるとなかなか手に入らないような日本食や、日本製品のものが多く手に入り、カンボジアにいながらもまるで日本にいるかのような食生活を送ることができます。(トップバリュのお値段は少し高いですが。)日本食レストランは、イオンの中だけでなく、街中にもたくさんあります。日本人のオーナーさんが経営するお店や、日本でも有名なチェーン店(牛角、リンガーハット、丸亀製麺、ビアードパパ等)もたくさんありので、日本食が恋しいと泣きたくなるような時間はありません。 イオンモール一号店は2014年に、イオンモール二号店は2018年にオープンしました。公務員の月平均所得が約三万円のこの国では、イオンモールに行けるのは中所得層以上に限られています。イオンモールの中ではまるで日本にいるかのような治安と清潔感が感じられるので、私はイオンモールに行くことを「日本に帰る」といつも表現しています。 この記事を読まれている方の中には、カンボジアに旅行・もしくは留学にきたいと考えているひともいるかと思います。カンボジアに来る際に、私は日用品(シャンプー、リンス、生理用品、スキンケアするもの、コスメ品など)はすべて日本で買いそろえてから来ましたが、正直ヘアケア商品だけ持ってきていれば、あとはすべてイオンで揃えることができるので、(もちろんヘアケア商品も手に入れられますが、日本の方が断然安いです)身軽に来れると思います。 カンボジアがどんな国で、どんな人々が住んでいて、どんな文化があるのかまだ知っている方は多くないと思います。 そこで次回の留学レポートは、カンボジアの文化、人々の特徴を少しお話したいと思います。  今回も長いレポートにお付き合いいただきありがとうございました。次回もお楽しみに!
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【留学レポート】 王立プノンペン大学 外国語学部国際関係学科3年 M.K 2020年1月

王立プノンペン大学に交換留学生として派遣されている、国際関係学科三年のKMです。今回は、カンボジアのバッタンバンという場所で体験した田舎暮らしについて書いていこうと思います。 毎年11月の初旬ごろは、水祭りという大きなお祭りがカンボジア国内で開催されるため、この大型連休中にアンコールワットのあるシェムリアップという都市と、バッタンバンという都市に行きました。プノンペンからシェムリアップまでは、飛行機かバスで行くことができます。飛行機だと、約五十分のフライトで5000円~です。バスでは、片道5,6時間で$7~です。プノンペンからシェムリアップまでの行きのバスは、内装は日本で乗れる高速バスのような感じです。ちなみに、カンボジアにはまだ高速道路がないのですが、バスはシェムリアップまで高速道路並みにぶっ飛ばしていました。途中二回ほど休憩を取り、約7時間かかってようやくシェムリアップに到着しました。この後二日間ほどはアンコールワットなどアンコール遺跡群巡りをしたり、ナイトマーケット観光をしました。今回は、シェムリアップに行った後にバッタンバンという都市に行ったので、シェムリアップからバッタンバンまで追加で三時間ほどかかりました。シェムリアップからバッタンバンへ向かうバスは、約$8ほどで、途中ミニバンのような車に乗り換えて、バッタンバンの田舎町へ向かいました。私が住んでいるプノンペンや、有名な観光地であるシェムリアップとは違い、田舎では電気、ガス、水道が簡単には手に入りません。電気は個人で引くので、ある程度お金のある家庭は電気を使うことができます。ガスではなく、薪で火をおこします。水道は田舎には届いていないので、お金のある家庭は井戸を掘って水を使用します。お金のない家庭は、井戸水はひけないので近くにある川や湖などで食器を洗ったり、飲料水として利用したり、お風呂やトイレまで同じ水で済ませるようです。私が今回お邪魔したご家庭は、子供たちが技能実習生として日本などで出稼ぎをしているため、田舎にしては裕福で電気も井戸水も引いてありました。(ガスはなく薪でしたが)。田舎では外国人はかなり希少な存在のようで、外国人を見たいという理由で町中の親戚家族や知り合いが会いにきてくれました。その日は、歓迎会とカラオケ大会(カンボジアでは、外でカラオケ大会をするのが普通の光景です)が行われました。私はクメール語がほとんど話せず、田舎では英語が通じないので、ご家族や友人の方とはほとんどボディランゲージで会話をしていました。田舎では小学校に通えない子もいるので、母語であるクメール語の読み書きができない子ももちろんいましたが、小学校に通えている子たちの中には、覚えたての英語で必死に私とコミュニケーションを取ろうとしてくれる子がいて、教育、言語の大切さを身をもって感じ、この子たちには幸せになってほしいと心の底から願いました。 私がこの田舎暮らし体験で驚いたことは、主に三つあります。一つ目は、トイレとお風呂に関してです。お風呂とトイレは同じ空間にあり、使う水は井戸水です。井戸水から水を引き、湯船のような場所で水をためています。トイレの形は和式便座のような感じで、井戸水を小さいバケツのようなものですくって、流します。お風呂も同じく、小さい桶のようなもので井戸水を使います。カンボジアは一年中夏なので、冷たい井戸水でも温度は平気です。井戸水を使ってトイレやお風呂をしたことが一度もなかったので、初めは衝撃を受けていましたが、井戸は曾祖母の家にあったので、少しなつかしさも感じました。 二つ目は、家の中です。外装はペンキなどでとてもきれいに見えましたが、中はかなり質素なものでした。居住スペースは二階で、トイレは外にしかありません。また、窓はありますが格子のようなものがついているだけで、窓ガラスはついていませんでした。またカンボジアは電気の多くを輸入に頼っているので、電気代が高く、エアコンなどの電化製品は田舎ではもちろん出回っていません。どんなに暑い夜でも、扇風機で過ごすそうです。(木)私が普段住んでいるアパートには、エアコンはありますが、使用すると電気代が高くなるためあまり使用していません。) 三つ目は、貧困格差です。私がお邪魔した比較的裕福な家庭よりももっと貧困状態にある家庭は、もはや外壁はない屋根だけの小屋のような家でした。建物の中にキャンプ場で使うようなテントが張ってあり、(その中で寝るようです)外には番犬にも食糧にもなる犬が飼われていました。もちろんお風呂やトイレはなく、近くの水源で済ませているようでした。都会と田舎の貧困格差はすさまじいですが、田舎の中でもかなりの格差があるように感じました。 貴重な田舎暮らしを体験して、まるで60年前の日本にタイムスリップしたような感覚に陥りました。(もちろん、私は60年前の日本を実際に体験したことはありませんが)私は生まれてからずっと現代的な世界でしか生活したことがなかったので、物がない世界で暮らしてみると、最低限のものでも人間は暮らしていけると身をもって知りました。ただ、格差のせいで選択肢が限られていたり、教育を受けるといった基本的な権利を満たせないのは、改善されるべきです。自らの選択で最低限の生活をするのはいいですが、最低限の生活しか送れないのは不公平な世界だと思います。お邪魔したのはたった二日間だけでしたが、一生忘れられないような経験を得られました。日本で生活していたら気が付けない発見もたくさんありました。この経験をどう自分の人生に生かすか、よく考えようと思う二日間になりました。 最後に、バッタンバンからプノンペンに帰る夜行バスは、正直地獄でした。バッタンバンはタイの国境にあるので、タイから輸入物(果物や野菜)もバスに詰められていて、足の踏み場もない状態で約七時間の長い夜を過ごしました。二度と国境近くの夜行バスには乗らないと誓いました。 今回も最後まで見ていただき、ありがとうございました。次回は、プノンペンにあるイオンについてお話ししようと思います。お楽しみに。
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【留学レポート】 王立プノンペン大学 外国語学部国際関係学科3年 M.K 2019年11月

王立プノンペン大学の留学レポートを書かせていただきます。派遣第一号の、国際関係学科三年K・Mです。カンボジアに来て約一か月がたちましたが、こちらでは驚くことばかりです。今回は私がここ一か月で驚いた、①交通手段②英語教育③大学制度④北九州市とプノンペンの関係についてご紹介していこうと思います。 まず移動手段についてです。東南アジアでは、バイク移動が主流で国民のほとんどがバイクを使って移動します。バイクを持っていない人は自転車か、トゥクトゥクという乗り物を使います。電車やバスはありますが、本数も少なく街中に通っていないので私は使ったことがありません。驚くことに、高級な日本車も街中を走っています。ただ、交通ルールがないに等しいので、早朝と深夜以外はもうカオスです。信号を守るのは高級車くらいなので、交通量の多くなる夕方くらいには道路の真ん中に警察官が立って、交通整備をしている状態です。バイクは免許がなくても購入できるらしく(法律上では一応免許が必要らしいです)、十歳くらいの男の子がバイクに乗って運転しているのは当たり前の光景です。私が一番驚いたのが、歩道が少ないことです。存在はしていますが、渋滞になると歩道の上をバイクが通ったりするのでほとんど無いに等しいです。カオスな道路を自転車移動するのは本当に危険で正直すごく怖いですが、常に渋滞している状態でそもそも車両のスピードはかなり遅く、スピードのせいで事故を起こすことはないかなと思います。どのようにトゥクトゥクを呼び出したりするのかは、また別の記事で書かせていただきます。 次に、英語教育についてです。カンボジアの公用語はクメール語なのですが、首都であるプノンペンでは多くの人が英語を話すことができます。例えば、私の大学の授業は全部英語ですし、参考文献や教科書もすべて英語です。特に若い子は英語がペラペラなので、クメール語が話せないからと言って困ることはありません。私もカンボジアの英語力の高さに驚きましたが、恐らく、ポルポト政権時代に多くの知識人が虐殺にあい、翻訳者や翻訳本などが発展せず、英語の本などを使わざるを得なかったため高い英語力が備わったのではと思いました。実際本屋には、クメール語の本の比率と同じかそれ以上の英語の本が存在しています。また、首都にはたくさんの格安な語学学校があり、200ドル出せば約50時間、ネイティブスピーカーの英語を勉強できるようです。手軽に英語を学べるのがこの国の良さだと思います。 次に、大学の制度についてです。日本では一時限は約九十分で、間に十分くらいの休憩をはさんで次の授業に行くという形ですが、この大学では、朝・午後・夜の三つのシフトに分かれています。朝は7:30~11:00、午後は14:00~17:00、夜は17:30~20:00という時間です。もちろん授業の間には二、三十分の休憩があります。ただ、自由に授業を取るスタイルではなく、学年ごとにとる授業がすべて決まっていて、普通の学生は毎日授業があるようです。高校生の授業を思い出してください。学年とシフトごとにクラスが決まっていて、委員長のような存在の人もいます。私は留学生なので週二回ですが、他校の日本人留学生は毎日授業に行っているようです。ちなみにクメール語の授業も取っているのですが、詳細は次回に回したいと思います。 最後に北九州市とプノンペンの関係についてです。北九州市とプノンペンは姉妹都市で、北九州市はJICAさんと協力して、プノンペン市の発展に貢献しています。私がお聞きした限りでは、プノンペンの上下水道、ごみ処理、電気など生活に欠かせないものの技術を北九州市が提供しているそうです。先日、職員方と水道関係の見学に行かせていただいたのですが、今月の留学レポートでは収まりきらないので、北九州市とJICAさんが行っている活動に関しては次回以降、詳しくお伝えしていこうと思っています。 かなり長くなってしまいましたが、まだまだお伝えしていきたい情報がたくさんありますので、次回も私の留学レポートを楽しみにチェックしていただけたらなと思います。 写真は、プノンペンにあるイオンモールの写真です。現在カンボジアにはイオンモールが二店舗あり、日本食が沢山あって大変助かっています。イオンについてもまた次回以降ご紹介させていただきます。ご覧いただきありがとうございました。
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