【留学レポート】 文藻外語大学 H.H 2017年10月
2017年10月02日
こんにちは。台湾の文藻外語大学に留学中の中国学科2年のH.Hです。長い夏休みが終わり、9月半ばから授業もスタートしました。日本はすでに秋になり涼しいようですが、高雄は台湾の南部にあるのでまだ30度を超える暑い日が続いています。後期は学校から少し離れた留学生専用のアパートで独り暮らしを始めようと思っていましたが、引っ越しとなると一から物をそろえなければならないので大変だと思い、引き続き学校内にある寮に住むことにしました。
二学期にもなり台湾の生活にも慣れ、店員さんや、授業で先生が喋っている中国語も大体聞き取れるようになりました。前学期は留学生向けの授業を多くとっていましたが、今学期は大学の本科生に交じって受ける授業をいくつか取りました。多くの台湾人は中国人が使用しているピンインではなく、注音という台湾独自の発音記号を使用していて、同じ中国語といっても簡体字と繁体字の違いだけでなく、発音記号や発音の違いもあります。台湾人にこの単語のピンイン教えてと聞いても大体の人は分からないということがよくあります。そこで、ピンイン読みを習って中国人が喋っている中国語の発音を習得しようという授業が大学にあり、私はピンインで中国語を勉強しているので授業にもついていけそうだと思い、この授業を取りました。必修の授業ではないのでいろんな学科の学生がいるようですが、分かったのは明らかに私より発音がすごくきれいだということでした。この間は皆の前で少し長めの文章を読まされ、台湾人の学生が私の発音がおかしいところを指摘してくれるという機会がありました。とても勉強になり、もっと文章を流暢に読めるように頑張ろうと思いました。
大体の先生は留学生に優しく、一生懸命取り組んでいれば結構気にかけてくれると思います。ですが、先生やクラスの雰囲気によっても授業が面白かったり退屈だったりするので、台湾人の学生に評判の良い先生やおもしろい授業を聞いてみるのもいいと思います。夜間にしか開講してない授業もあり、仕事をしながら大学に通っている学生が多く、昼間の授業とは雰囲気が違い、夜間の授業を選択してみるのもおすすめです。
初めは中国学科なら中国の大連に留学をしたい!と考えていましたが、台湾に来てみると、台湾人の人柄の良さや暖かい気候、新幹線に乗れば簡単に観光地へ行けちゃうところや、いいところもたくさん見つけることができ、台湾に来て本当に良かったと思っています。残りの留学期間も4か月をきり、これからもっと時間を大切にたくさんの経験を積んで学びたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。