【留学レポート】 サラワク大学 外国語学部国際関係学科4年 K.K 2018年5月
2018年05月07日
皆さんこんにちは、ゴールデンウイークはいかがお過ごしでしょうか。今月のレポートを担当させていただきます、Kです。今月からは個人情報の関係で実名をふせての投稿になるそうで。因みにマレーシアは日本よりも個人情報がオープンな印象があります(笑) あくまでも個人的見解です。はい。早いものでマレーシアに来て7ヶ月、授業もラストスパート、帰国まで1ヶ月弱となりました。4月は中休み明けということもあり、課題、プレゼン、そしてテストで忙しかったです。特に私は何でも物事を後回しにしてしまう性格ということもあって、ひいひい死にそうになっていた印象があります。また、先月は特に学内のイベントに関わらさせて頂く機会が多かったです。サラワク大学では、ほぼ毎週といってもいいくらい様々なイベントが開催されております。その中で私は自分たちの住んでいる寮の学生自治体による日本文化を広めるイベントとインド系のイベントに参加いたしました。前者のイベントでは、日本人学生が中心メンバーの一員となって、開会式の司会、パフォーマンスをしたり、ワークショップで折り紙、習字、日本の歌や踊りを披露したりしました。後者のイベントは、インド系の学生がパフォーマンスを通じてインド文化を発信するものですが、そこで私は、伝統衣装のサリーに身を包んで、おもてなしをさせて頂きました。といっても、にっこり立って、VIPを出迎え、そして見送るだけでしたが。まあ、両者のイベントを通じて、自国や他国の文化と改めて向き合い、そしてより多くの学生と触れ合うことが出来たように思います。このようにマレーシアでは充実した留学生活を送ることが出来ていますが、勿論色々な事にも苦しめられました。特にVISA取得に大学が全く動いてくれなかった事がきつかったです。私たちサラワク大学の外国人学生のVISA取得は大学の責任下にあります。私達北九大生組は去年の6月にVISA申請を行いましたが、結局VISAを受け取れたのは10ヶ月後の先月でした。VISAはまだかと事務所に行って尋ねるたびに「大丈夫だよーーー、君たちのVISAが出来次第、すぐ連絡するから。そんなに心配しないで、そして落ち着いて(私が事務所に行った場合)」と言われますが、結局待っても連絡は無く、また事務所に通う…もうこれが我々のルーティーンと化していました。全く大学が積極的になってくれず、出国日が遅れて1学期の履修登録や授業に遅れるわ、観光ビザの更新のためだけに出国しなければいけなくなるわ、そして税関で不法滞在扱いされて日本に強制送還されそうになるわ…様々な不都合が生じました。そして無事にVISAを受け取れた今、ほっとしています。今回はネガティヴな内容が主になってしまいましたが、こればかりは不満に思っていましたし、皆さんにお伝えしたいと思い、書かせていただきました。でもこれだけでマレーシアやサラワク州に対して悪い印象を持たないでください。場所自体はとても素晴らしいし、人々はフレンドリーだし、特にサラワク州は自然が豊かだし、多民族共生社会で面白いし、そして何よりコモドドラゴンを運が良ければお目にかかれます。とても素敵な場所です。サラワク州の魅力がより伝わるレポートを6月担当者が書いてくださると思うので、皆さん期待してください。長文失礼しました。写真は私達が関わった日本文化を広めるイベントの一場面です。