【留学レポート】 カリフォルニア州立大学モントレーベイ校 Y.O 2018年3月
2018年03月01日
カリフォルニア州立大学モントレーベイ校3月の留学レポートを担当します、外国語学部英米学科のY.Oです。今回のレポートでは、寮での共同生活を紹介します。
留学生はみんな学内の寮で生活をします。もしシングルルームで生活するとしても、キッチンやリビングを共有するので誰もが共同生活を送ることになります。文化や生活習慣が異なる人と気持ちよく生活するために私はいつも大切にしていることがあります。それは、想像力です。私は、ルームメイトやスイートメイトの気持ちだけでなく行動も想像しています。私は朝早い授業を受講していて、みんなが起きる前に家を出ます。だから、大きな物音を立てないように気を付けながら準備をします。そして、私は朝早い授業に備えて早く寝ます。私は一度眠ったらたとえ騒がしくても朝まで目が覚めないので定かではありませんが、きっと私が大きな物音を立てないように気を付けるのと同じようにみんな私の目を覚まさないように気を付けて行動してくれているのだろうと思っています。このように自分が見ていないところでもみんながお互いを気にしながら生活していると思うと、自然と譲り合いの気持ちが生まれてきます。しかし、問題が起こることもあります。特に新しい生活に慣れてきた頃だらしない部分が見えてくることがあります。そのようなときに、“親しき仲にも礼儀あり”という言葉を思い出しました。これから留学する予定のある人は、ルームメイトと生活を共にしていくうちにどんなに仲良くなったとしても、お互いの時間や文化を尊重し合うことを忘れないでください。
文化や生活習慣は人それぞれですが、このように譲り合いながら生活しているので私の部屋のみんなは仲良しです。最近はよく“ファミリー・ディナー”というスイートメイトみんなそろって夕食を食べる日を設けて一緒に楽しい時間を過ごしています。先日はフランスからの留学生がヨーロッパでよく食べられている料理を作ってくれました。異なる食文化を知ることができて楽しいです。違う種類の食べ物を食べて生活しているということは誰もが想像できると思いますが、文化によって食事をする時間に違いがあることを知って私は驚きました。また、日本の食文化に興味を持ってくれていることを知ってとてもうれしい気持ちになりました。次回のファミリー・ディナーではお寿司を食べたいというリクエストがありました。私はお寿司が好きではありませんが、日本食と聞いて一番に思い浮かぶ料理はやはりお寿司のようです。次回のファミリー・ディナーに向けて私はすし酢を探そうと思います。
授業だけでなく異なる文化を持つ人と共に生活するということも留学ならではの経験だと思います。国際色豊かなスイートメイトたちと良い関係を維持しながら、これからも異なる文化や習慣をたくさん教えてもらえるといいな思います。