【留学レポート】カリフォルニア州立大学モントレーベイ校 R.U 2018年4月
2018年04月02日
皆さん、こんにちは!カリフォルニア州立大学モントレーベイ校(CSUMB)に留学している国際関係学科3年生のR.Uです。最近のモントレーの気候は春の訪れを感じさせる暖かい日々が続いております。春の訪れと共に、CSUMBのスポーツチームも活発に動き始めましたので、今回の留学レポートでは大学スポーツとそれに付随して私が最近始めた大学新聞でのスポーツライターの仕事について少しお話したいと思います。
まずアメリカに住む人の多くにとって大学スポーツはプロスポーツと同様に重要です。テレビを付けて、大学スポーツを朝から晩まで中継しているチャンネルで自分の地元チームを応援し、自分の住む地域の大学のグッズを購入して土日はスタジアムに足を運ぶなんてことも日常茶飯事です。有名大学の中にはプロスポーツチーム同様、ユニフォームや首振り人形などを販売することで大学の運営費用に充てる学校もあるそうです。まあそれだけ大学スポーツに対して、アツい思いを持っている国!という事を知っていただけたら良いかと思います。
CSUMBには男女合わせて13のスポーツチームがあり、中にはクロスカントリー、ゴルフ、水球など北九大ではあまり馴染みのないスポーツチームなどもあります。また過去NCAAチャンピオンシップ(全国大会)を制したクラブなどもあり、今シーズンも多くのクラブが活躍しています。学内には、野球場、ソフトボール場、サッカー場、ラグビー場、プール、体育館など設備も充実しており、選手たちも一アスリートとして日々鍛錬を積んでいます。
先日はCSUMBのベースボールチームの試合を観戦しに行きましたが、なにせ「体がデカい!!」。日本のプレイヤーとの一番の違いは、骨格、筋肉の付き方が明らかに違うという事でしょうか。その結果、日本の野球は比較的しなやかな筋肉から繰り出される繊細なプレーが多いというのに対し、こちらの野球はホームランを含む長打のオンパレード、守備における素早い送球など豪快なプレーが数々飛び出します。双方にも良さや面白さがあるのは間違いありませんが、野球を通じても文化の違いというのが見えて面白いなと感じました。
そんな文化の違いを何か形にして発信してみたいという思いから、先週から大学新聞のスポーツライターとして活動を始めました。この大学新聞は学内のみならず、近隣の市(Salinas, Marina, Seaside)でも読まれているようです。4日前に初めて記事を書き終えました。テーマはこの春からメジャーリーグでプレーする大谷選手についてです。この経験を通じて自分の考えを外国語で文字にして伝える難しさ、同じニュアンスの単語を場面によって使い分ける難しさなどを感じると同時に、一つの事柄について様々なデータを集め、他人の評論を読むことで今までは無かった角度でスポーツを見て、より深くスポーツを楽しむ良い機会になっています。まだまだ拙い語彙力ですが、周りのライターから学べる事を吸収して少しでも良い記事を書けるように精進していこうと思います。もし関心を持っていただけましたら以下のサイトでチェックしてみて下さい。(ちなみに私の記事は今週金曜日に更新されるかと…) https://thelutrinae.com/
といった感じで、最近は学業の他にもアメリカのスポーツに没頭している日々が続いています。CSUMBからお伝えする留学レポートは今回が最後になるかと思います。拙いレポートでしたが、皆さんが留学を目指す上で何かの参考になりましたら幸いです。最後まで読んでいただき有難うございました。
また北九大でお会いしましょう!!