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【留学レポート】マカオ大学 文学部比較文化学科4年 M.S 2020年1月

2020年01月23日

みなさん、こんにちは。比較文化学科のM.Sです。私は、12月の中旬に各教科の期末考査が無事に終わり、2週間ちょっとの冬休みを満喫しているところです。今回は、香港への日帰り旅行についてと、マカオの祖国復帰20周年記念についてお話しようと思います。

まず香港についてですが、簡単にマカオから香港への行く方法を説明すると、交通手段はフェリーかバスかの2つの選択肢があります。フェリーはダイレクトに香港の中心部に到着できるため、便利ではありますが少しお高めなのでもし時間に余裕がある場合はバスでいくことをお勧めします。(片道千円以下)今回私達が訪れたのは主に中環、銅鑼灣です。マカオでのゆったりとした生活に慣れている私たちにとって、香港の中心部の観光客の多さ、また、サラリーマンの行き交いはとても刺激的でした。イギリスに植民地化されていたという歴史から、いたるところにイギリスの文化を感じるところがたくさんありました。中でも, トラムはとても興味深く、2階建ての車内から見た香港の街中の夜景はとてもきれいで、良い思い出になりました。お昼は「添好運」というミシュラン1つ星を持っている香港の人気点心専門店を訪れました。マカオのカジノホテルギャラクシーにも同じ店舗は入っているのですが、カジノ内ということもあり少しお高めなので香港で初挑戦しました。やはりミシュラン1つ星ということもあり、そこで食べた飲茶はもちろん、酥皮焗叉燒包が外側のパン生地はメロンパンのように素朴な甘さなのに対して、中に照り焼きのような味付けのチキンがたっぷりと入っており、その味の組み合わせがとても絶妙で、これだけを食べに香港に来る価値はあると感じられるほど衝撃的な美味しさでした。ポルトガルの文化が残るマカオ、イギリスの文化が残る香港どちらも体験できるのはマカオ大学へ留学するメリットの一つだと思います。正直、香港を訪れるまで、植民地化されていたのは同じヨーロッパなのだから、雰囲気は似ているのだろうと思っていたのですが、実際に目にすると雰囲気もそれぞれ違って、比較文化を勉強している身としてはとても印象深い日帰り旅行になりました。

また、マカオは今年で中国に復帰して20周年になるのですが、12月の上旬からそのお祝いムードが街中で見られました。12月20日にはマカオで祖国復帰20周年の祝賀会が行われたのですが、その祝賀会に参加するためにはるばる習近平国家主席もマカオを訪れたそうです。ビルの電光掲示板が「歓迎習近平国家主席!」のようなメッセージに変更されていたり、いたるところに歓迎を表現した看板が立てられてあったりと、いつもはあまり感じられない、マカオの中国っぽさを感じることができた貴重な期間でした。

今年は1月6日から第2セミスターが始まります。今セミスターでは、よりビジネス分野の授業を取る予定です。新学期は6日から始まるのですが、実は中国の旧正月の関係から、また1月の18日から2月の1日まで学校はお休みになります。日本の大学生では味わえない貴重な旧正月のお休み期間になるので、休み期間の計画もしながら、体調管理も気を抜かず、良い新学期のスタートを切られたらと思います。

それでは、また2月のレポートでお会いしましょう。

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