【留学レポート】マカオ大学 文学部比較文化学科3年 H.T 2018年11月
2018年11月02日
こんにちは。マカオ大学に交換留学で来ている比較文化学科3年のH.Tです。マカオに滞在し始めてから2か月程経ち、蒸し暑かった気候にも対応し始めていたのですが、10月に入った途端、秋冬の到来を感じさせるような気候に変わってきました。個人的には寒い気候が好きなため、とても快適に毎日を過ごしています。さて、今回はマカオの立地の良さを生かした旅行と大学の授業について紹介させていただきます。
まずは、旅行についてです。正直なところ、マカオでの留学生活が始まる1週間前までマカオがどこに位置し、どんな国が近接しているのか知りませんでした。しかし、長期休暇中の旅行の計画をしていると、マカオは香港や台湾、東南アジア諸国への旅行に最適な場所であることに気づかされました。実際、私は9月から10月にかけての5日間台湾に、そして10月の中旬に香港に2日間行きました。台湾は飛行機で1時間半程の距離に位置し食べ物も美味しく、観光地も多いため5日間大きな事件なく有意義に過ごすことができました。台湾には1人で旅行したのですが、千と千尋の神隠しの舞台のモデルとなった九份へのバスで台湾に留学中のオランダ人と仲良くなり、その会話を聞いていた台湾の方が私の英語力を褒めてくださり、九份を案内してくれました。誰にも頼る事無く自分の英語力で旅行を簡潔させる事は1人旅の1つの目標だったので、とても充実した旅行になりました。香港にはフェリーを使うと1時間程で行き来が可能です。香港は台湾よりも観光客や海外からの移住者が多く、だいたいどこに行っても英語が通じる素晴らしい場所でした。街並みは英国を感じさせる雰囲気を醸し出しアートやファッションもとても発達しており、この分野がとても好きな私にとっては最高の場所でした。(11月に友達とまた行く予定です!)
ここからは本業の大学の授業や友達との関係について書かせていただきます。私が履修している授業の中で最も身になっていると感じるのは”English news writing”です。この授業ではJournalistやEditorになるために必要なInterviewや記事の書き方を学べます。授業後に必ず課題が出されるため予習や復習が欠かせませんが、将来この道に進みたい私にとっては最もためになっている授業です。またPoetryの授業では、チームを作り雑誌のような1つの作品を作成する課題が与えられており、デザインや雑誌作成が好きな私はデザインやアイデア、出版の担当をしています。この課題にも将来の夢に関係する事が多くあり、とてもやりがいと充実感を感じています。日本では単位を優先して内容に興味のない講義をとる事が多かったのですが、この留学を通して今の自分、そして将来の自分に必要なスキルは何なのかという最も大事な点で授業を選択する大事さを痛感しました。交換留学は単位交換が可能なため、日本の大学で行われる講義の内容を考慮しながら授業を選択する必要があります。単位交換ももちろん大事ですが、自分が本当に学びたい事が単位交換外という理由で諦めるのはもったいないと思います。後期はもっとこの点に焦点をあてて講義を選択しようと思っています。もちろん前期の授業もしっかりと完結できるよう努力するつもりです!
では、また次回の留学レポートでお会いしましょう!
香港 Victoria harbour
台湾 千と千尋の神隠しで有名な九份
台湾 日本で仲良くなったJasonと!!