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【留学レポート】 マカオ大学 文学部比較文化学科4年 M.S 2019年12月

2019年12月02日

みなさん、こんにちは!!マカオ大学に留学しているM.Sです。やっと長袖衣類が活躍しだしたマカオです。早いもので、この留学生活も折り返し地点に入ろうとしています。実はもう今週から各教科の期末考査が始まってしまうので今週は特に図書館にこもる生活になりそうです(^^; さて、一旦勉強の話は置いておいて、11月にあった出来事を振り返ってみることにします。11月は10月の中間考査の休憩期間ということで、バレーボールの大会に出たり、友達とご飯を食べに出かけたり、BBQをしたり、特にマカオでの留学生活を楽しめた月になりました。今回はその中からバレーボール大会、珠海に出かけたこと、手巻き寿司パーティをしたことをピックアップしてお話していこうと思います。

マカオ大学では、10月の下旬からスポーツ大会としていろんな競技の大会が行われます。このバレー大会もその中の一つの種目で、私は、チーム日本人として現在同じようにマカオ大学に留学している子たちとチームを作り挑みました。予選は総当たり戦かつ2セット先取という割と本格的だったので、いつも使わない筋肉と体力を使いとても疲れました(笑)しかし、日本人チームの粘りもあって、予選リーグは堂々の一位で通過することができました。決勝ではなかなか思うように得点が決まらず、負けてしまい、2位という結果になったのですが、審判団があまりにも日本人チームが粘る試合をしたからか、とても応援してくれて、(本当はよくないですが(笑))仲良くなることもできました。私はもともとバレーのサークルに所属していたので彼らのことは知っていましたが、この経験を経てまた一段と仲良くなることができたのでとても嬉しかったです。

次に珠海について書いておこう思いますが、前提として、珠海はマカオ内の地名ではなく、中国の広東省の都市でマカオとの国境に位置します。そのため、多くのマカオ大生は週末になるとこぞって珠海へ買い物をしたり、火鍋を食べに行ったり映画を見に行ったりします。ここでなぜ、みんなマカオで買い物など済ませないのか?という疑問を持った方もいると思います。その理由は、物価がとても安いから!!(笑) もちろん、マカオの物価は日本と比較すると高くはありませんし、スーパーでの買い物(特に野菜、果物)は安く済ませることができます。しかし、珠海はその上を行く安さで買い物を楽しむことができます。特に、レストランでの外食やタピオカがとても安く、特に私の友達の女の子たちの中には週末に珠海にタピオカを買いに行ったり、ご飯を食べに行くことを楽しみにしている子たちもいます。そんな珠海にですが、今回は授業で仲良くなった友達と出かけてきました。私たちが行ったのは、珠海で一番有名な火鍋屋さんHai Di Lao というお店です。このお店は中国初の火鍋専門店で、美味しさはもちろんですが、店員さんやお店としてのホスピタリティの高さにとても驚きました。中国内でも人気のお店で、待ち時間2,3時間は普通だそうです。当日は友達が数時間前から予約をしてくれていたのでスムーズに丁寧な接客と美味しい火鍋を楽しみ、中間考査の疲れを癒すことができました。

次に手巻き寿司パーティついてです。これは寮の中で行われたパーティで私は日本人講師として参加しました。街中でもお寿司屋さんはたくさんあり、マカオに来た時からマカオの人たちは日本食が好きな人が多いんだなと感じていましたが、このパーティでもたくさんの友達や寮生が参加してくれました。マカオに来て、このように友達や街中で見かける人たちが日本料理屋さんに並んでいたり、美味しそうに食べている姿をみると日本食の素晴らしさを感じることができて、日本人であることに誇りを持つことができます。少し話がずれましたが、パーティの準備では班の子たちとスーパーに買い出しに行きそのまま一緒に広東料理を食べながら、大学生活について話したりと、こちらの大学生らしい経験もすることができました。手巻き寿司パーティを通して、さらに寮での友達と仲良くなることができて、寮での生活が一日一日内容が濃くなっていることを実感しています。

ここからは勉強の話に戻りましょう(笑) 今回は11月中で一番思い入れがある課題についてお話しようと思います。それは、News & Journalism のプレゼンテーションです。このプレゼンでは、日本のマスメディアとエリート層との関係について書かれた記事を読み、その内容を要約、分析、問題点、そしてクラスで討論するための質問を作るというものでした。プレゼンはグループ戦だったのですが、一人一人が担当する箇所の内容がそれぞれ難しく、まず理解するのが大変でした。なんとか理解した後もクラスで伝えるべき内容はどこか、そしてどんな質問だとクラスの中で討論できる質問かなどをグループで議論する必要があったため少し重めの課題でした。このプレゼン準備期間で私が心がけていたことは、とにかくわかったふりをせず、自分の考え、気持ちを伝えることです。自分が納得してないときはなぜそうなるのか、またはもっとこうした方が良いのではということを伝えることを意識していました。その結果、グループの子ともしっかりと議論し、よりよいプレゼンをするために力を尽くすこともできました。本番前にリハーサルを何回か行ったこともあり、本番では相手チームに10対0(各チーム、教授、アシスタントの投票)の大差をつけ、勝つことができ、この第1セメスターの中で成長できた経験の一つだと思います。

毎回、みなさんに伝えたいことがたくさんありすぎるため、長文になってしまいすみません(笑)。ここまで読んでくださった皆さんありがとうございます!!

また、1月のレポートでお会いしましょう(^▽^)/

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