2023年1月【留学レポート】タマサート大学 外国語学部英米学科2年 S.A.
2023年03月01日
こんにちは、タマサート大学に留学している英米学科2年のS.A.です。
1月に入り、学期間の休みが終わってタマサート大学では2学期が始まりました。
1月の下旬には、2日程冷え込む日があり、半袖短パンでは寒い日がありましたが、数日後にはだんだん暑くなり、これからソンクラーン(タイのお正月)に向けてこれからまたさらに暑くなるようです。
今回は2学期が始まったということで、私が所属している学部(Business English Communication)での今学期の授業について紹介したいと思います。私は今学期6つの授業を履修しており、月・火・木曜日が朝と午後からとフルで授業があり、水・金・土・日曜日が休みといったスケジュールとなっています。
・Introduction to Entrepreneship
4年生に向けて開講されている授業。起業家の精神について学ぶ授業。リーダーシップを向上させたり、成功している起業家はどのような社会の動きに着眼してビジネスを立ち上げ、成功させてきたかあらゆる観点から見る。授業全体の半分がレクチャーで、もう半分はグループワークで実際の事例を分析し、クラスの前でプレゼンテーションをする。
・Introductory to Economics
3年生に向けて開講されている授業。経済学の基礎的な要素を学ぶ授業。学期の前半は microeconomicsについて学び、後半は macro economicsについて勉強する。北九大のIntroduction to Economicsと同じような授業。
・Business Finance
3年生に向けて開講されている授業。金融理論について学び、それらがビジネスの世界でどのように適用され、企業や個人がお金を作り、管理するのに役立つかを学ぶ。公式を覚えて、計算する場面がたくさんある。
・Principles of Operation Management
2年生に向けて開講されている授業。組織の運営システム全体について主に経営学の観点から学ぶ。教授も過去にOperation Management の分野で働いていたり、タイで有名なカフェのフランチャイズのオーナーをされており、実際の事例なども授業の中で扱ってくれるので面白い。
・Academic Writing
3年生に向けて開講されている授業。学術論文の書き方について学ぶ授業。授業ではグループに分かれて指定された範囲を予習し、それをプレゼンして、それについてクラス全体でディスカッションをしながら授業を進めていくというスタイル。学期末には実際に自分でトピックを決め、論文を1つ完成させる。
・Man and Arts: Visual Arts, Music and Performing Arts
1年生に向けて開講されている授業。音楽・絵画・建築などについてタイだけではなく世界中の芸術について学ぶ。学期中に2回フィールドトリップがあり、バンコク現代美術館 (MOCA)とアユタヤに行く予定。
このようにタイの大学ではどの授業でも学期中に最低2〜3回程度はプレゼンテーションをする機会があったり、実際の業界の事例について授業の中で分析する機会があったりと実践的な授業があるのが北九大と違った点かなと思います。毎回予習をしたり、プレゼンの準備をしたりと大変ですが、ビジネスの様々な分野について実践的な力がつくので、英米学科で Global Business Programに進もうと思っている人には単位交換もしやすく、ピッタリの学部だと思います。
授業の様子。今学期が始まって1ヶ月くらいですが、すでにプレゼンテーションを4回ほどしました。