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2023年3月【留学レポート】カリフォルニア州立大学モントレーベイ校 外国語学部英米学科3年 S.K.

2023年06月02日

こんにちは。カリフォルニア州立大学モントレーベイ校(CSUMB)に留学中の外国語学部英米学科三年のS.Kです。私は2022年の8月から2023年5月まで10ヶ月間留学します。いよいよ3月になり帰国まで残り2ヶ月となりました。まずは現地の気候についてお伝えします。カリフォルニア州は熱いイメージが強いですが、モントレーはとても涼しくて過ごしやすい気候です。半袖ではとても生活できません。時々半袖で外を出歩く現地の学生を見ますが、それを見るだけで逆に私が寒くなってきます。例年、モントレーは一年を通して雨があまり降らないそうですが、今年は特別雨が多く、1月には嵐が来て大雨になった日もありました。昨年の春に留学していた友達に聞くと、去年は一年を通しても雨が降った日は数日しかなかったと話しており、今年が異常気象なのだと思います。

アメリカでは3月14日はPi Day(π)になります。ピザは円形すなわちπということで、この日は様々なピザ屋さんが格安でピザを販売していました。私が大学の近くにあるBlaze Pizzaに行きましたが、$3.14でピザが売られており、あまりの安さに驚きました。雨の日でしたが、たくさんの人が並んでいました。アメリカらしいeventだなと思いました。

 

Class

CSUMBはService Learningという授業で有名な大学です。Service Learningとはボランティア活動のような授業になります。私は前のセメスターでService Learningの授業を受講しました。私が行ったボランティア先は現地の小学校です。放課後保育のような活動をしている団体があり、そこに所属し、現地の小学校に毎週行き、5歳〜10歳の子どもたちと一緒に遊んだり、お話ししたり、日本語を教えたりしました。子供達の話している英語は文法がめちゃくちゃだったり、単語のみを話すことも多くあり、何の話をしているのかを理解するのに苦労しました。しかし、留学中に子どもと関わる機会は普通はあまりないため、私にとって貴重な経験をさせてもらいました。

 

Teaching Assistant & Making Friends

CSUMBには日本語Majorがあり、日本語専攻の生徒がいます。CSUMBでは5人ほど日本人の先生がいらっしゃり、日本語の授業をしています。私はとある日本人の先生を通して、Teaching Assistantというものの存在をしました。Teaching Assistantとは日本語の授業で先生のお手伝いや、生徒が学習する上でのサポートをするボランティアです。前のセメスターでは2クラス(週4コマ)、このセメスターでは4クラス(週8コマ) Teaching Assistantをしています。1年間で約280時間 Teaching Assistantとしてボランティアしたことになります。私にとってこれほど時間を使った価値がありました。なぜなら、Teaching Assistantのクラスで会う人(生徒)のほとんどが日本語専攻のため、日本に興味がある人たちです。そのため、ここで仲良くなった友達とはよく遊びに行っています。また、彼らの多くは日本に留学することを望んでいるため、私が帰国後も次は日本で会うことができることが帰国後の一番の楽しみです。もちろん、彼らは日本語を普通に話すことは出来ないため、授業外での会話は英語です。私は彼らと一緒に遊んだり、会話したりすることで自分の英語力を上げることができたと思います。

 

Dorm, Meal Plan, & Transportation System

私はStrawberry Apartmentという寮に住んでいます。この寮は各部屋に自分を含めて4人のハウスメイトがいて、キッチン、トイレ(2つ)、バスルーム(2つ)を共有しています。寝室はそれぞれ個別にあり、ベッド(かなり小さめ)、勉強机、タンスなどもあります。この寮では各部屋にキッチンがあるため、ミールプランへの加入が義務付けられていません。そのため、私は毎日自炊しており、ミールプランには加入しておらず、学内の食堂は使ったことがありません。日本では実家暮らしだったため、最初は自炊は大変なイメージがありましたが、一度してみるとそこまで大変ではありませんでした。Targetというスーパーも大学から歩いて20分(バスで6分)の距離にあり、Grocery Outletという比較的安いスーパーやAsian Marketもバスで20分の距離にあるため、買い物には困りませんでした。CSUMBではMSTという地元のバス会社と契約を結んでいるため、学生証があれば、モントレー地域は無料でバスに乗ることができます(冬休みを除く)。そのため、気軽に買い物に行くことができました。バスが乗り放題なのは車を持っていない私たちがここで生活する上で、とても便利でした。

 

以上3月のCSUMBについてお伝えしました。私は毎日日記を書いており、インスタなどの各SNSに毎日生活を投稿していますが、これが私にとっての記録として残しています。私がこのレポートを書いている今日は留学に来て225日目ですが、それほど長い間アメリカにいるのだなと改めて感じさせられました。Time flies so fast. 残りのアメリカ生活全力で楽しんで、かけがえのない忘れられない思い出をたくさん作ろうと思います。