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2023年9月【留学レポート】王立プノンペン大学 外国語学部英米学科3年 K.M

2023年10月25日

初めまして。私は今年の9月からカンボジアの王立プノンペン大学に留学している英米3年のK.Mです。カンボジアに来て約1か月が経過しようとしているところで、ようやくこちらでの生活に慣れてきたかなと感じています。初日空港に降り立った時は、にぎやかな街並み、バイクの多さ、ほとんど車線関係なしに運転する車やバイク等々を見て、私はここに1年間滞在するのか…と少しショックを覚えました。しかし、生活していく中で人の温かさに触れこの国の魅力にも徐々に気づけてきています。

今回は大学について詳しくお伝えしようと思います。王立プノンペン大学は授業時間が午前午後夜の3部に分かれており、自分で受講する時間帯を決定します。私が所属する国際関係学科では朝7:30~と早い時間から始まり、午後の部が14:00スタート、夜は17:30スタートのようになっています。私は朝起きる自信がなかったため午後のクラスを選択しています。(このように大学が3部制になっているのは、1970年代ごろの内戦や虐殺によって40代以上の数が少なくなっており、教師の数が足りないからという理由があるようです。)授業は一日一科目ですが、1コマ90分が2コマあるためトータルで3時間授業があります。先生方がコマの間に15分から20分程度休憩をはさんでくださいます。クラスは日本の高校のような感じです。一クラス20名程度でみんな基本的に制服を着ています。ほとんど同じメンバーで学年が上がってきているためとても仲が良いです。私は4年生の授業を取っているためよりクラスメートの結束力が強く感じられますが、みんな優しく話しかけてくれたりサポートしてくれたりととても優しいです。授業の間の休み時間に大学の近くのセブンイレブンに行こうと誘ってくれ、みんなでワイワイ向かいました。

私はこれまで国際関係を学んでいないため授業についていくのがかなり大変です。それに加えて、毎日予習で数十ページの英語論文を読まなければならなかったり、授業の復習、グループ発表のための準備をしたりととてもハードな内容になっています。英語は訛りが強く感じられるときもありますが、みんなネイティブレベルに話せる人が多い印象があります。王立プノンペン大学は日本でいう東大のような位置づけであるため、その分学習もハードで、周りのレベルも高いのだと感じています。留学後の成長を楽しみに、根詰めすぎずも、負けないように頑張ろうと思います。今後はカンボジアでの暮らしについてなど詳しくお伝えしていこうと思います!

 

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