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2024年3月【留学レポート】王立プノンペン大学 外国語学部国際関係学科 K.M.

2024年04月03日

こんにちは!今月担当のKMです。今回は期末試験の体験をメインにお伝えしようと思います。私の所属する国際関係学科では、一日一科目、月曜日から金曜日までテストがありました。日本の大学とは異なり全ての科目が必修科目のようになっているため、留年しないようみんな必死に勉強していました。ただ、落としてしまった場合(スコアが50%以下の場合)は追試が受けられます。基本的に科目評価における期末試験の比率はどの科目も30-40%くらいだったため、期末試験で頑張るだけではなく、日頃から真剣に授業や課題に取り組むことが必要であると感じました。試験内容としては、どの科目もComprehensionを問う問題が8割とCritical thinkingの問いが2割程で構成されていたように思います。授業の内容にプラスして自分の知識や意見を加えて書かないといけないためなかなか難しかったです。テスト前は2週間授業が休みになるので学習時間は確保しやすく、私はその期間にクラスメートと勉強会をするなどしてテストに備えていました。

北九大の試験と異なるなと感じた部分としては、学生証等での本人確認がないこと、書く時に青ペンを使わなければいけないということ、ホワイトボードに残り時間を示してくれる。などがあります。本人確認がないことに関しては替え玉受験ができてしまいそうで怖いなと思いますが、クラスが高校のように固定されておりメンバーも確定しているので、違う人が受験していたら気づくだろうという意識があるからか、学生証の保持が必須ではないことが理由なのかなと個人的に考えています。

成績発表はいつになるか公表されていませんでしたが、最近になってようやく公表されました。これも北九大と違うのですが、各科目のスコアは一覧にされて名簿と共にクラスのテレグラムグループに公開されます。なので誰が何点とったか、落としたか等みんな分かってしまいます笑。かなり気まずい公表の仕方だなと思いますが、逆に悪い点を取らないよう頑張れる気もしますね。ほかの学科では、名前は隠しつつ生徒の成績をFacebookで全体公開するところもあるため、文化や考え方の違いを感じかなり驚いています。

時々カルチャーショックを感じつつもカンボジアでとっても楽しい留学生活を送ることができています。残り4ヶ月ほどですが、勉強も頑張りつつ楽しく過ごしていこうと思います。読んでいただきありがとうございました!

3月頭にクラスメートとカンポット州に出かけた時の写真を載せておきます!ここでのカルチャーショックは、カンボジア人は一日中2回お風呂に入るということでした!

 

バイクでビーチまで移動する様子↓

川辺の様子↓

カンポット州のシンボル、ドリアンのモニュメント↓