2025年11月 ゴールウィ大学 外国語学部英米学科 M.Y.
2025年12月08日
11月も終わりに近づいてきて、今月ももうこのレポートを書く頃かと少し驚いています。11月は学期末で授業の最終課題の提出やプレゼンテーション、テストの準備などをしたり、また、IRPの登録のためにダブリンを訪れたりと、目まぐるしくあっという間に過ぎていきました。ハプニングもありましたが、ハウスメイトや友人に助けられながら、なんとか乗り越えることができたのではないかなと思います。
私が今学期履修した授業の中でアイルランドならではのユニークなもといえばIrish for beginnersというアイルランド語の授業が挙げられます。せっかくアイルランドに来ているのだからここでしか学べないことを学びたいと思い挑戦しました。しかし、アイルランド語、これがものすごく難しくて、アルファベットの読み方から発音、文法にいたるまで日本語とはもちろん、英語ともかけ離れており、まったくの未知の世界でした。途中で履修したことを少し後悔したりしながらも、時間をかけて少しずつ理解を深め、繰り返し口に出して練習をすることで、何とかライティングと口頭の試験を終えることができました。結果はまだわからないのですが、街中で見かける看板を読んで少し意味が理解できるようになったりと、アイルランドの魅力の少し深い部分に触れられるような気がして、学んでよかったと感じています。
11月の中旬にはIRPの取得のためダブリンを訪れ、せっかくなので3日間滞在し、街の観光も楽しみました。IRPの手続きはそこまでの時間はかからず、必要書類を確認してもらって、登録料を支払い、指紋をとって終了といったものでした。念のため書類一式を持参しましたが、実際に確認されたのは、パスポートとregistration confirmation statement(履修登録の証明書のようなもの)、保険の証明書のみでした。その後は、念願のTrinity College Dublinのthe Old Libraryを訪れたり、ふらっと美術館に足を踏み入れてみたり(常設展示を観覧するだけなら入館料が必要ないのはアイルランドの良いところだなと思います)、街を探索したりと、あまり計画を立てずに行ったのですが、思いのほか充実した時間を過ごすことができました。ダブリンを訪れる前から、「ダブリンは治安があまりよくないから気を付けて」「暗くなる前に宿に戻ったほうがいいよ」と友人たちからアドバイスを受けていたので、少し警戒心を持ちながら行動していましたし、そのおかげで何事もなく無事に帰りつくことができましたが、ゴールウェイに戻ってきたときの安心感はかなり大きかったです。




