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【留学レポート】 サラワク大学 上木雄貴 2017年5月

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サラワク大学に留学中の中国語学科3年、上木 雄貴です。

気が付けばもう五月、あと一か月ちょっとで留学も終わりとなりました。

私事ですが、首都、クアラルンプールに家族ぐるみで旅行に行って来ました。

急成長中の首都だけあって、パワフルで賑やか、まるで東京のようなこの街は何もかも田舎のここサラワク大学の環境とは違って、愕然としました。

以下日本語堪能な旅行ガイドさんとの会話です。

ガイドさん「あんたどこの大学通ってんだ?」

私「サラワク大です」

ガイドさん「サラワク?ああ、あのド田舎ね!よくそんなトコ住んでんな!何で首都の大学さ来なかった?!」

ガイドさんは高らかに笑い、私は「大きなお世話だよオバハン」と心の中で思うと同時にここの環境がいかに文明からかけ離れているか痛感しました。

 

さて、今回添付している写真は前振りした首都クアラルンプールの写真ではありません。

私がこの留学で一番心に残っている風景です。

サラワク学校の入り口に位置する、何の変哲もない風景写真ですが、初めてここサラワクに来た時、この風景は私にとって大きな意味を持ったのです。

見えますでしょうか、赤い建物の横に「NIPPON PAINT」と書かれた青色の看板があります。  「だからどうした」とお思いになるかもしれません。日本ペイントなんてまず学生には縁のない場所ですし、私が特別この会社に思い入れがあるわけでもありません。

しかし、ここに初めて来た時、私は不安でした。

環境もまるで違うし、到着が遅れたので授業の遅れを取り戻さないといけない。何より今まで自信があった英語が、思うように通じないし聞き取れない。

もちろんここの人たちの訛りなど、相手側の英語にも問題があったのですが、私が喋った言葉が相手に伝わらず、聞き返されるのが何より苦痛で、人付き合いもままならず、

劣等感と孤独が、神経を摩耗するのを感じました。

そんな時、買い物のためになんとなく乗ったバスの窓際から、「NIPPON PAINT」の文字が私の目に入り込んできました。

「こんな僻地にも、日本企業があるのか」と私は意味もなく感動しました。

学生には縁もゆかりもない、もちろん日本人労働者がいるはずもない日本ペイントの工場から、私は確かに「日本の息吹」を感じ取ったのです。

「日系企業さんがこんなところでもがんばってるんだから、ぼくもがんばろう!」

なんて小学生じみた考えをもったワケではありませんが、なんとなく元気づけられ、自分なりに頑張ろうとした結果、今の自分があります。ですからこのなんともない風景が、私の中では印象深いのです。

 

…こんな流れで終わるのも気持ち悪いので、サラワク大学へ留学するにあたって注意すべき点を、あえて羅列していこうと思います。イイトコロは今までのレポートで散々書きましたから。

・虫が多い!  このレポートを書いてる今も洗面台にアリがうじゃうじゃとたかっています。

たまにトビケラが集団で部屋に入り込んで大暴れします。目にすると、決して気持ちの良いものではありません。

・洗濯機が古い! 数百人が住んでいるブロックなのに洗濯機が置いていないなんてケースもあります。 最悪手洗いか、運よく使えても脱水までできておらずグチャグチャの洗濯物を自分で処理しなければならず。 

・お湯が出ない! 日本人として風呂に入れないのすらイヤなのに、シャワーからは水しか出ません。心が休まった気がしない。

・知らせもなく変更がある! 三月にいきなりこの大学の国際協力センターが閉鎖されました。重要な施設ではないのか… かと思えばカフェの横に新しいカフェができたり優先順位がわかりません

・留学生への差別が酷い! 今住んでる寮は前学期唐突に留学生は寮費が二倍になりました。でも現地生はそのまま…

・騒音が気になる! 共同生活なので仕方ないといえば仕方ありませんが、集まってきた連中が午前4時5時まで共同部屋に集まって騒いでるなんてのもよくあります。 正直未だに慣れないあの謎テンション

 

…まあおおむねこんなものです。まだまだ書こうと思えば尽きませんが。

羅列してストレス解消になりました。ホントはいい所です。

 

留学生でない方は笑ってやって下さい、次の留学生さんたちはある程度覚悟しておいてください(笑)。 以上最後のレポートでした。


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