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【留学レポート】タマサート大学 M.F (2017年9月)

2017年09月01日

皆さんこんにちは。

今年の8月から1年間、タイのタマサート大学に留学している外国語学部国際関係学科2年のM.Fです。今月の留学レポートを担当します。東南アジア留学に興味を持っている方たちなどに少しでも役に立てば嬉しいです。よろしくお願いします。

東南アジア留学ってどんな感じなのかあまりイメージがわかない方もいると思います。(私はタイ留学を決めた時に、日本の友達から「なんでアメリカやイギリスじゃなくてタイに行くの!?」など散々言われました)

ですから、今回は主にタイの大学での授業や留学生について紹介したいと思います。

 

私が留学しているタマサート大学はタイの首都バンコクにある大学で、タイ国内では2番目に古い国立大学です。キャンパスは4つに分かれているのですが、私はTha Prachanキャンパスというところに通っています。観光マップでいうと、王宮(Grand Palace)やバックパッカーの聖地カオサン通りの近くです。大学の横にはチャオプラヤ川が流れています。(去年留学されていた先輩方のうち2人は、Rangsitキャンパスという所に通われていました)

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↑ワットプラケオ(大学から歩いて5分ぐらいで着きます。タマサート大学の学生証を見せると無料で入れます。建物の中は、とても暑いです。)

 

留学生は英語で開講されている学部に所属して授業を受けます。

私は、BMIRという学部に所属していて、国際関係学について勉強しています。

もう一人北九大から一緒に来た学生は、Thai Studiesという留学生用の学部に所属していて、この学部ではタイの文化や言語、政治などについて勉強することができます。

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↑私が所属している学部のビル

 

まず授業についてですが、先ほど述べた通り授業はもちろんすべて英語で受けることができます。(タイ語じゃないです)

そして授業は1コマ3時間です。一見きつそうに見えますが、タイにはThai Timeというものがあって、まず授業は定刻に始まりません。教授も10分ほど遅れるのは当たり前、生徒に至っては30分ぐらい遅れても平気な顔して入ってきます。そして、1時間半ぐらい過ぎると休憩タイムがあって、クラスや先生によって変わりますが、大体20分ほど休憩することができます。キャンパス内にはカフェや売店がいろいろあるので、休憩から戻ってきたころには机がコーヒーやお菓子であふれかえっています。

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↑休憩中(先生も一緒になって生徒とおしゃべりしているので授業が始まるわけないです)

 

次に留学生についてですが、タマサート大学は世界中に数多くの提携校を持っているので、留学生も多国籍です。日本やアメリカはもちろん、イギリスやフランスなどのヨーロッパ諸国から、シンガポールや台湾、韓国などのアジア圏までいろんな国から来ています。日本からは主に一橋や早慶上智、MARCHなど東京の有名大学からたくさん来ています。その子たちと一緒に勉強できることも私にとってはとてもいい刺激になります。あと、私の学部は現地のタイ人学生がほとんどなので、タイ人の友達も作ることができます。

 

 

私が東南アジア留学に魅力を感じた理由の1つは、英語と現地の言語の2言語を勉強することができるからです。大学内や友達同士では英語でコミュニケーションをとることができますが、街中に出るとそういうわけにはいきません。タイで生活する上では、最低限のタイ語は話せないときついと思います。私は今大学の授業でタイ語を勉強していますが、最初は本当に大変です…

韓国語や中国語などは、日本でも少し馴染みがあるからまだいいのですが、タイ語は聞いたこともない言語だったので本当に何言っているかわからないし、街中はすべてタイ語なのでたまに頭がおかしくなりそうです。

なので、私は日々の英語の授業とタイ語の息抜き策として、韓国人の留学生に韓国語を教えてもらっています。タイに留学して3言語習得できるのはとてもいい機会だと思います。

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↑タイ語の授業

 

もし、少しでも東南アジア留学に興味を持っている方は、ぜひ先輩方にたくさん話を聞いてみるといいかと思います。私も去年の今頃から先輩方にたくさん話を聞いて留学を決めました。国際交流センターに行くと、先輩方の連絡先などをご本人方から了承をもらえたら、教えてもらえると思います。

上手くまとまったかわかりませんが、最後までお読みいただきありがとうございました。