【留学レポート】 タコマ・コミュニティカレッジ 文学部比較文化学科2年 A.I 2018年12月
2018年12月07日
こんにちは。文学部比較文化学科2年のA.Iです。こちらは12月にはいり本格的な寒さになってきて、朝ベッドから出るのがつらい時期になりました。とても寒いですがこちらの澄んだ空気と太陽に輝く景色が美しく、朝の登校は私の大好きな時間です。
アメリカに来てからのこの3カ月間、とても充実した毎日を過ごしています。留学前、ホームステイに関してとても不安を抱えていました。来たばかりの頃はどのように過ごしていいのかわからず、このままでは自分の部屋に引きこもってしまうと思ったので、寝るとき以外は、リビングで過ごすことにしました。宿題は必ずリビングでします。分からないことは、ホストファミリーに質問するのですが、家族みんなが夜遅くまで付き合ってくれるので誰の宿題かわからなくなります(笑)宿題が少ないときは、ホストマザーと一緒に料理をしたり、夜はミステリードラマを観て、誰が犯人かを推理したりして、一緒に過ごす時間を大切にしています。ホストファミリーと過ごす時間は教科書では学ぶことができない日常会話の習得をする絶好の機会です。ホストファミリーとの会話の中で学んだ言い回しを次の日学校で現地の友達に言ってみて、伝わった時は本当に嬉しいです。自分で自分の居場所をつくることが大切だと思うし、それが充実した毎日をおくる鍵になると思います。
毎日自分自身に言い聞かせていることは、何事にも恐れず積極的に挑戦するということです。私はこの心がけのおかげで、3カ月間1日も無駄にしなかったという自信があります。毎日忙しいですがそれがとても嬉しいです。留学前は、不安ばかりで正直留学を決めたことを後悔するほどでした。ホストファミリーとはうまくやっていけるのか、友達はできるのか、英語でレポートを書けるのか、ご飯は口にあうのか…など不安要素をあげたらきりがないくらい毎日毎日不安でいっぱいでした。しかし、その不安が嘘だったかのように全てが自分の想像していた以上に素晴らしいものでした。私の目標だった現地の友達つくる!はすぐに達成することができ、彼らと休みの日は一緒に遊びに行ったり、一緒にボランティアに参加したりして、素敵な思い出をつくっています。また、私は今の21期のUKKのメンバーにとても感謝しています。21期の皆は積極的で何事にも挑戦する人ばかりなので、いつも刺激をもらっています。この派遣留学は日本人が多い特徴がありますが、それは捉え方次第で自分のプラスにできると思います。留学生活中の悩みや何かに行き詰った時は相談しあい解決策をみつけ、お互い頑張っている姿をみて負けてられないと思えるので、皆は私のよきライバルです。もちろん楽しいことばかりではなく、うまく英語が使えなくて悔しい思いをすることのほうが多いですが、その悔しさがもっともっと勉強しようと思える原動力になっているので、どんなに伝わらなくても毎日話すことが大事です!まだ3カ月しか経っていませんが、帰るときのことを考えるといつも泣きそうになります。ここに来て“日本に帰りたい!”と思ったことはありませんし、思う暇もありませんでした。残りの約4カ月間、ここでしかできない体験をたくさんして毎日をもっともっと忙しくしようと思います!
同じ留学を選んでも、自分次第でその留学を素晴らしいものにできるかどうかは大きく変わってくると思うので、留学に参加することがゴールではなく、そこで自分が何をするのか、そこからがスタートだと思います。これから留学を考えている方は、それだけは忘れないでください!残りの約4カ月、悔いの残らないように毎日を全力で過ごして、学べることを全部吸収して日本に帰ろうと思います。私の拙い文章を、最後まで読んでいただいてありがとうございました!