【留学レポート】 カーディフ大学 外国語学部国際関係学科4年 A.N 2019年6月
2019年06月05日
カーディフ大学に留学中のA.Nです。今月で最後となるので、一年間の留学を通して感じたことについて書きたいと思います。
まず英語についてです。私はこれまで中学、高校といわゆる普通の英語の学力で、留学前にも英語の勉強を頑張りました。正直、この一年間を通して自分の英語の学力がどれほど成長したか、今は何とも言えません。帰国後の自分次第では、留学前の学力に簡単に戻ってしまうと思っているからです。イギリスで生活をしているうちには、身のまわりが全て英語なので、話す言葉や頭の中も自然に英語に切り替わりました。しかし、日本に帰ったあとは、必然的に英語に触れる機会も減ります。なので、今の自分の学力を維持するためには、帰国後も継続的に英語に触れる機会を自発的に増やすことが必要だと思っています。一方で、英語でたくさんのエッセイを書いたことを通して、学術的なエッセイの書き方、英語の使い方などはとても鍛えられました。イギリスの大学は日本に比べて、エッセイの書き方や引用の仕方などはとても厳しく、一つの研究論文として厳しく評価されます。ここで得たスキルを日本でもうまく活用していきたいと思っています。
次に、生活についてです。私がここで生活していてよく感じることは、人を自分の価値基準で判断や評価しないことです。人の美的感覚や考え方など、そもそも人それぞれ持っているものが違うから人と違うことに関してそれに言及することは日本より少ないように感じます。日本にいると、人はみな同じという前提で、人と違う人が目立ったり、批判されることがよくあるような気がします。これはあくまで私個人が感じたことなので、必ずしもそうだとは言えませんが、私が感じた日本との違いの一つです。留学生活も残り2週間となりました。そろそろ日本に行く心の準備を始めようと思います。写真は、学期末に行われた、所属する学部の4年生のパーテイーの全体写真です。