【留学レポート】 タコマ・コミュニティカレッジ 外国語学部英米学科2年 K.S 2019年9月
2019年09月06日
こんにちは。英米学科2年のK.Sです。先日帰国したのですが、また夏休みが終わればタコマで勉強しているんじゃないかな?と思うほど私の中で日常となったタコマでの日々が目の前にないことが今は不思議でとても寂しいです。振り返るとこの5ヶ月は短くも、楽しいこと辛いことがたくさんの充実した長い時間だったと思います。今回の留学で私が特に意識していたことを挙げると、チャレンジする積極性と行動力です。友達作りの面では、いくつものクラブ活動に参加したり、カフェテリアでも北九大の友達から離れて一人TCCの学生の輪に飛び込んでみたり、できた友達を通じて学校内外様々なコミュニティに参加したりしました。世界各国から集まった友人たちは様々なバックグラウンドを持っているため、考え方が柔軟になり視野が広がったと思います。また数ヶ月しか一緒にいなかったのが信じられないほど自分らしく生きさせてくれる本当に大切な友人に出会い、一緒に時間を過ごしてたくさんの思い出を作ることができました。一瞬一瞬幸せとありがたみを感じさせてもらいながら過ごした時間と友人は本当にお金では手に入らない何よりも大切なものだと思います。
学校では北九大の中でのグループワーク中も一番に手を挙げ発言し、イベントごとに人をまとめる役割にも挑戦しました。私がチャレンジしてきたことを見てくれた人がいたことで、北九州市とタコマの姉妹都市60周年のイベントに参加させてもらったり、市長とTCC学長の前でプレゼンテーションをしたり、最後のfarewell partyでは22期を代表してスピーチをさせてもらうことができました。人間関係も学校生活も自分がトライした分、多くのチャンスをもらえた事で自信がつき、これからの生活の大きなモチベーションにもなりました。これは積極性が大切なアメリカの学校生活での一番収穫になったと思います。
夏の休暇中には今回の留学最後の思い出として、ブラジルのサンパウロに一人で行ってきました。TCCでできた友人が夏休みで帰国していたので、街を案内してもらいながら、人生で初めてカトリックの教会に行ってpreachを聴いたり、新たな食事や言語に触れたり、友人の家族や友人とも交流できたり、すごく貴重な時間を過ごしました。私の想像とは違う世界で、実際見てみないとわからないことってたくさんあるんだなあと実感した忘れられない旅になりました。
最後に、私にとって今回の留学は本当に人生の大きなポイントになったと確信しています。新たな価値観や考え方を知り、多様性が尊重されている世界に触れ、自分の中での変化に気づき、この20年間で今まで経験してこなかったことにたった半年でたくさん見て聞いて触れることができました。このアメリカでの半年を「留学」という一つの出来事として終わらせてしまうのではなく、これからの大学生活、その後の進路に十分に活かしていきたいと思います。この留学レポートがほんの少しでも誰かの助けになれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました!