【留学レポート】 タコマ・コミュニティカレッジ 外国語学部英米学科2年 H.T 2020年3月
2020年03月10日
こんにちは。外国語学部英米学科2年のH.Tです。タコマでの留学生活もいつのまにか残り2週間となってしまい、帰国の日が近づいてきました。学期末のプレゼンの準備や最終プロジェクトの準備で毎日非常に忙しいのですが、今の私の心境は帰りたくない、ずっとタコマに居たい、そんな気持ちでいっぱいです。
今回の留学レポートでは、私のタコマでの半年間の留学生活を振り返っていき、その中で特に印象に残っていることについて話させていただきます。
まず、9月15日の出発日の約2〜3週間ほど前にホストファミリーに関する情報を国センからいただいて、挨拶のメールをホストファミリーに送るのですが、なかなか返信が返って来ず、再度送信をした所、出発の約10日前に受け入れることが出来ないとの連絡が来ました。余りに突然の出来事に私はショックな気持ち、半年間生活を共にするホストファミリーが決まらず、私は本当にみんなと一緒にタコマに行けるのか、と不安な気持ちでいっぱいでした。
出発日まで1週間切った時に新しいホストファミリーに関する情報を得ることが出来ました。いただいた情報に私の新しいホストファミリーは今までに留学生を受け入れた経験がなく、今回私を受け入れるのが初めてと書いてあったので少し不安がありましたが、私のホストファミリーは凄く愛に満ち溢れたThe幸せ!な家族であり、みんな凄く私のことを本当の家族のように扱ってくれていて、私には凄くもったいない!そんなファミリーと半年間生活を共にすることが出来ている私って世界一の幸せ者だな!と思うほどに最高なホストファミリーです。私のホストファミリーにはファザー、マザー、もうすぐ15歳になるシスター、11歳のブラザーと凄く元気な犬がいます。宿題が凄く多くて死にそうになった時、辛いことや悩み事がある時、マザーはカウンセラーなのでいっぱい話を聞いてくれて沢山の解決策やアドバイスを教えてくれます。ファザーの作る料理は格別に美味しいです!特に、オムレツとファザーの出身地フィラデルフィアの代表的な料理であるフィリーチーズステーキサンドイッチが美味しくてたまりません。また、キッズ2人は、North Bendにあるアウトレットに家族みんなでRV(キャンピングカー)に乗って行く中で、MASHという自分の将来が分かるゲームを教えてくれて遊びました。私は毎週金、土の夜は家の一番下の階の部屋で家族揃って映画を観ます。先週観た映画は第二次世界大戦の映画でした。 日本で第二次世界大戦に関する映画を観たことがありましたが、この映画はアメリカ視点で第二次世界大戦を描いていたので新たな角度から歴史を振り返る事が出来ました。映画を観終わった後、ファミリーと沢山アメリカと日本の歴史や政治の話をしたりしました。このように、ホストファミリーには沢山アメリカの文化を経験させてくれて、アメリカについて教えてくれて感謝の気持ちでいっぱいです。
また、1月末、私は4日間程恐らくインフルエンザと思われる病に冒されました。(医療費が怖くて病院には行きませんでした。笑)熱は39度以上出て、全身に寒気が走り、関節が痛く、食欲も全くありませんでした。日本から頭痛薬などの部分的に効く薬は持って来ていたのですが、肝心な総合的な風邪薬は持ってくるのを忘れてしまいました。それを心配してマザーが水とTylenolという薬を持って来てくれました。薬の服用そしてひたすら寝る事を繰り返し、徐々に回復する事が出来ました。食欲も徐々に出て来たのですが、アメリカの食べ物は正直、病気の時には重いと感じたため、完全に治るまではりんごしか食べられませんでした。この経験から、万が一病気になった時のために総合的な風邪薬や粉末タイプのスポーツドリンク、ゼリー飲料やフリーズドライのお粥などお腹に優しい食べ物を日本から持って来ておくといいなと思いました。
9月の出発前不安な気持ちでいっぱいな私でしたが、今ではタコマ、そしてアメリカのことが大好きでたまりません。こんな風に思う事が出来たのは共に勉強を助け合える個性豊かなcohort 23のみんな、TCCのフレンズとスタッフさん、先生、ホストファミリー、送り出してくれた日本の家族や友達、陰でこの留学をサポートしてくださっている方々のお陰です。感謝してもしきれません。タコマでの半年間の留学は間違いなく、私の人生のターニングポイントになります。残りわずかの留学生活、1分1秒を大切に過ごしていきます。拙くて長すぎる文章になってしまったのに最後まで読んでいただきありがといございました。 写真は先週、Tacoma Buddhist Templeで行われたすき焼きパーティーの時に撮ったものです。