2022年6月 【留学レポート】オックスフォード・ブルックス大学 外国語学部英米学科4年 M.S
2022年06月20日
6月のレポートを担当します、OBUに留学しているM.Sです。今学期の授業と期末考査が全て終わったため、まずは学習面をメインに書こうと思います。私の場合は、自分の専門を深めるための授業を中心に取りましたが、OBUでは様々な学部の中から自由に授業を選ぶことができます。(余談ですが、OBUのHospitality Managementはイギリスだけではなく世界的にも、とても評価が高いので、そういった分野を勉強したい方にもおすすめの留学先です。)
授業によって異なるので、一概には言えないのですが、私が1学期間の授業を通して感じたのは個人主義と実力社会です。私が履修した授業のうちの3つは、出席点が成績に全く反映されず、課題や試験だけで成績がつけられます。つまり、授業の態度や意欲よりも、学期を通して自分が何を得て、何を学んだのかが重視されます。また、足並みを揃えて、みんなと一緒に進むよりも、個人で考えを巡らし、自分の答えを突き詰めるということが大切にされている気がします。なので、発言しない生徒や出席しない生徒もたくさんいました。私は、頑張りすぎて苦しくなってしまいやすい性格なのですが、日本に比べて単位は取りやすい印象ですし、授業も試験もなんとかなったので、これから留学する方は、気を追いせず、日々の授業や課題を、誠実に、楽しみながら取り組むことをお勧めしたいです。授業自体は、毎回とても興味深いトピックを扱ってくれたので、やりがいがありましたし、自分の卒論にも活かせるような新しい視点を得ることができたので良い学びになったと思います。
また、先月は、今学期を無事に生き抜いたご褒美として、感染対策をしながらたくさん旅行に行きました。イギリスでは、リヴァプールとマンチェスターに、イギリス以外ではベルギーとオランダに行きました。ヨーロッパの国々に旅行しやすい点もイギリスでの留学の良さだと思います。
最後に、OBUに一緒に留学した北九大の二人について書いて終わろうと思います。北九大からは、私を含め3人が留学していました。しかし、二人とも先月と今月で日本に帰国してしまうので、これからは私一人になります。正直、不安な気持ちもありますが、今はそれよりも2人に対しての感謝がとても大きいです。留学先で日本人とずっと一緒にいるのは良くないということはよく耳にします。私もそれに関しては賛成ですが、体調を崩したときや精神的に追い込まれたときなど、いざというときは、やはり日本人が頼りになります。二人のおかげで、私はたくさんのことに気づかされましたし、何度も何度も救われました。また、日本人同士だからこそ、学び合えることもありました。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。