2022年6月 【留学レポート】仁川大学校 外国語学部英米学科3年 Y.M.
2022年06月20日
こんにちは。今月の仁川大学留学レポートを担当する外国語学部英米学科3年のY.Mです。
今回は大学祭と、韓国での日常生活について書こうと思います。
仁川大学の春の大学祭は5月19日・20日の2日間開催されました。学祭期間中でも授業は通常通り行われるので空きコマにブースを回り、夜には公演を楽しむことができます。日語日文学科や日本語教育学科も松島キャンパスに集まってブースを設置するため、浴衣体験やけん玉、福笑いなど懐かしい日本文化を楽しむこともできました。夜にはサークルのダンスや歌の発表があり、CHEEZEや10cmなどの有名歌手の公演もあって盛り上がりました。秋の大学祭はもっと大きな規模で行われるそうなので期待しています。
次に、韓国での日常生活について紹介したいと思います。皆さんは韓国というとどんなイメージを持っていますか?安くてかわいい服や化粧品、チキンやトッポッキを日常的に食べて、配達と電子決済で便利な国!!という風なイメージを持っている方も多いと思います。私も渡韓前はそのような期待をして韓国に行きましたが、実際生活をしてみると意外な部分がたくさんありました。
まず、圧倒的物価の安さを期待していましたが、今の韓国の物価は日本とほぼ変わらない、もしくは仁川大学のある松島は日本よりも物価が高いです。お肉も卵もお野菜も、北九州価格で慣れていた私にとっては衝撃の価格ですし、ほとんどの食品がデカくて高いので一人暮らしには向いていません。ということで自炊からどんどん離れていきますが、韓国には便利なデリバリーサービスがたくさんあります。チキン、ラーメン、コーヒー、ワッフル、かき氷などなど、届かないものはないというくらい豊富な種類の食べ物を注文することができますが、どれも普通に高いし、最低注文金額が1人前の注文ではギリ足りないくらいの金額に設定されているので、韓国に留学に来る方はぜひ、食いしん坊で食の趣味が合う友達を早急に見つけて、豊かなデリバリー生活を楽しんでください。
韓国では電子決済が進んでおり、現金を使う場面がほとんどありません。逆にいうと現金が使えないお店がたくさんあるので、旅行や留学に来る方はぜひ十分な上限金額のクレジットカードを持ってきてください。外国人登録が完了すれば韓国で銀行口座を作ることができ、チェックカードも同時に発行されます。口座に送金するのに手数料が掛からないので、韓国で割り勘をする際は1人がカードで払って、あとで友達の口座に送金することが多いです。しかし、外国人登録が完了するまで2ヶ月ほどかかったので、留学に来る時は日本円を多めに持ってきて韓国で両替するのが一番安心できると思います。
ここまで韓国での生活について簡単にですが紹介させていただきました。観光ビザの再開や隔離免除など、渡韓しやすい環境が整ってきていますので、ぜひいつか韓国に訪れて、実際に現地の雰囲気を感じてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。