2022年5月 【留学レポート】ブレーマーハーフェン大学 外国語学部英米学科4年 Y.M.
2022年06月20日
こんにちは、今月は授業について書かせていただきます。
私は月曜から水曜までの3日間、合計3つの授業を履修しています。
ひとつはビジネス英語の授業です。この授業は英語力を伸ばすための授業で比較的優しい科目です。テキストや資料を使いながらビジネスの基礎を学んでいきます。授業の中で単語の意味や言い換え表現を補足してくださるので自分の語彙の偏りを見直す機会になっています。
残りの2つはマネジメントの授業です。こちらは上級学年向けの講義で、異文化や国際情勢の変化をテーマに分析や解決策の提示を行う科目です。座学をもとにケーススタディを少人数グループで取り組み、プレゼン発表するという内容です。
私が担当したのは「ユダヤ教徒が宗教の習慣とビジネスマナーをどちらも損なわずに両立できるのか」「ウクライナ問題におけるアメリカの動き」という2つのテーマでした。
英米学科で学んだ文化、社会、ビジネスの要素が組み合わさっておりとても面白いです。
授業は1科目につき3時間あります。ビジネス英語は3時間きっちり授業をすることもありますが、1時間半から2時間で終わることも多いです。マネジメント科目は1時間半座学、のこりは先生を交えた班ごとのワークか自学自習(放課)です。時間通りにやるというよりはその日やることをちゃんとやるというスタンスだと感じました。プレゼン発表のある日は3時間で全部の班が発表するのでとても疲れます。
教科によっては対面とオンライン両方で受講することが可能です。コロナやその他の事情があり対面参加できない人にも配慮されています。また教授の都合上オンライン授業のみの日もあり柔軟な体制が敷かれています。
成績評価は1.0が最高、3.0を超えるとおそらく落単になります。この点数は発表、筆記試験、期末レポートなどにより決まります。発表については班ごとにフィードバックをしてくださるので自分のどこを改善すべきか、次の発表につなげることができてとてもためになります。
まじめな話ばかりで終わるのは嫌なので最後に動物の話をしようと思います。ブレーマーハーフェンは港湾都市でカモメが多いです。たまに人に混じって街中を歩いています。また電車に乗って内陸へ行き、窓の外を眺めていると人気のない畑をうさぎがぴょんぴょん跳ねていてとても癒されます。ベルリンなどの大都市の中にも緑や水辺が多くあって、キツネにバッタリ会ったり噴水や公園の池で鴨がぷかぷか浮かんでいたりとたくさんの生き物に出会います。ドイツに行く方は是非日常生活で目を凝らしてみてください。日々の癒しになります。
今月は以上となります。ありがとうございました。
<写真1>様々なスペースのある教室。マネジメントの授業で使われる。どこで受講してもいいがソファの座り心地が良すぎるので授業では座らないようにしている
<写真2>街中で子育てをする雁?の親子
<写真3>広い芝生でくつろぐ人と鳥たち