2022年10月【留学レポート】中原大学 外国語学部中国学科2年 M.T.
2022年12月26日
私が中原大学に到着してからもう一か月以上経ちました。時間が経つのは本当にあっという間です。学校での授業のことや台湾での生活のことが少しでも伝われば幸いです。
- 学校や授業について
私は主に英語の授業を受講しているので、まずは英語について話したいと思います。私が受講している英語の授業はペアワークやグループワークがメインの授業が多いです。例えば、予め先生が用意してくださった教材を読んでその題材について討論したり、あるテーマに沿った記事やビデオの要約したものをあらかじめ用意して、それを同じグループの人に発表したりと様々です。私が受講している英語の授業全四種類のうち、二種類は現地の学生しかいません。そのため、中には英語がそれほど得意ではない生徒もいます。なかなか言いたいことが伝わらないこともありますが、みんな優しいので必死に理解しようとしてくれたり、私もわかるときは中国語で言い直したりしながらコミュニケーションをとっています。また、日本の大学よりも英語を流暢に話せる生徒は多いですが、台湾独特のなまりなのか聞き取りにくいこともしばしばあります。
中国語の授業はレベルによって受けられる授業が限られているため、私のレベル(HSK4級程度)で受けられる授業は二種類しかありませんでした。どちらTOCFL対策の授業でリスニングとリーディングの授業です。先生は中国語しか話さないけど、それほど心配しなくても授業についていくことは可能だと思います。正規留学で来ている日本人学生がとても多いです。リーディングの授業は約六割が日本人です。私が何よりも苦労しているのは繁体字が読めない・書けないこと、日本で習っていた大陸の中国語と台湾の中国語は発音が結構違うことです。ただし、留学生のために設けられている授業なのでピンインで教えてもらえます。発音については“zh”“ch”“sh”“r”の巻き舌が弱いというか舌足らずな感じがしました。(わかりにくくてすみません)
- 生活について
食事面では、台湾にはいわゆる「ブランチ」を食べるお店がたくさんあります。私はその中でも写真にある“蛋餅”`という食べ物が好きです。種類はたくさんありますが、中にハッシュドポテト(中国語では“薯餅”)が入っているものがおいしいです。大学周辺にはドリンクスタンドがたくさんあります。日本と比べてサイズも大きく値段も安いため、結構頻繁に利用しています。店員さんは優しい人ばかりで、わかりやすいようにジェスチャーや英語を使って説明してくれたり、中には日本語や英語のメニューを渡してくれる人もいます。もちろん中国語しか話さない店員さんもいますが、私のつたない中国語を理解しようとしてくれ、何とか会話になっています。台湾の食事は中には口に合わないものもありますが、様々な国の料理を扱ったレストランもたくさんあり、日本の食品も安易に手に入るので、自分のお気に入りの食事は見つかると思います。
交通面では、大学から最寄りの駅まで歩いていくには遠いので、Ubikeというレンタル自転車を利用することが多いです。台湾では“悠遊卡”というICカードをよく利用するのですが、学生証にその機能が含まれているので、学生証を大学の自転車置き場の機械にタップすると30分間は無料で乗ることができます。駅までは自転車に乗って約10分で到着するのでとても便利です。ちなみに台湾の中心地台北までは電車で約1時間かかります。
伝えたいことを書こうと思うと大変長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。