2022年11月【留学レポート】タコマ・コミュニティカレッジ 経済学部経済学科3年 R.K.
2023年02月14日
アメリカに来てもう2ヶ月が経ちました。始めの1ヶ月は何が何だか分からず、ただ時間だけが過ぎていっていたことを鮮明に覚えています。そして2か月目はようやく少しずつアメリカの生活に慣れてきました。英語を話すことはまだ難しいですが、何を言ってるのかは段々わかってきています。
この留学体験記を読んでいる人は、すでにタコマコミュニティカレッジに留学を決めている人かどうしようか迷っている人だと思います。私はこの留学体験記を後者の人向けに書きたいと思います。実際私も留学に行くかどうかギリギリまで悩んでいました。もちろんのことですが、大学生活の中で留学には行くべきです。そんなことは留学に行く前の私もわかっていました。しかし、そこで私の中で大きな懸念点の一つとなっていたことが、今の英語力でアメリカへ留学できるのかどうかということでした。実際留学前に受けたTOEICは恐らく今留学に来ている北九大生の中で1番低いです。ただこれはアメリカに来てから気づいたのですが、完璧な文を作らなくても意味は伝わります。なにより1番大切なことは自ら果敢に話しかけに行くということです。それが顕著に現れたのが友達と3人で行ったグランドキャニオンへの旅行です。グランドキャニオンを回るためには車が必須だったのですが、そんなことも知らなかったため私たちは徒歩でグランドキャニオンを満喫しようと考えていました。しかしいざ行ってみると一つ一つのポイントが遠く、歩きでは到底無理であることに気づきました。そこで私たちは同じく観光に来ていたアメリカ人夫婦の方々に車で一緒に回ってくれないかと拙い英語で声をかけました。その方々は快く承諾してくれて、半日一緒にグランドキャニオンを回ってくれました。この経験から拙い英語でも話す努力をすることの大切さを学び、これからの留学生活に役立てようと決めました。
人生の中でアメリカに来るという経験はそう多いものでもなく、非常に貴重なものです。初めの頃は日本に帰りたいと思っていた私でさえ今の生活は本当に楽しく、帰りたくないという気持ちが強いです。日本に帰ってからもタコマに戻りたいと思うことは何度もあるでしょう。そんな気持ちにさせてくれる残りの留学を精一杯楽しみつつ、自分のものにしていこうと思います。