2023年2月【留学レポート】仁川大学校 外国語学部英米学科2年 N.Y.
2023年03月15日
皆さん、こんにちは。2月の仁川大学校の留学レポートを担当するN.Y.です。
今回は、韓国への再入国について、海外保険の使い方について、この2点を中心にお話ししたいと思います。
韓国の大学では、一般的に、3月から春学期(1学期)、9月から秋学期(2学期)がスタートという形で、仁川大学校は12月中旬から2月末までが冬休みだったので、私は日本に一時帰国していました。
通常、留学ビザはシングルエントリーで取得しているので、日本に帰って韓国に戻る際、再入国許可が必要になります。しかし現在は、長期在留資格を持っている人、つまり、外国人登録証を持っている人は、みなし再入国許可をもらっていることになるので、外国人登録証さえ持っておけば、再入国できます。なので、今回は、再入国に関して、別途の申請等は必要ではありませんでした。しかし、時期によって再入国に関する情報は変わるので、仁川大学校の留学担当者の方に確認したり、ハイコリアという韓国の出入国に関するホームページをチェックしたり、韓国の出入国管理局の電話番号1345に問い合わせてみたりして(日本語で対応してくれるサービスがあります)、最新の情報を確認することをおすすめします。実際、日本に一時帰国してから、韓国に戻るときは、日本のチェックインカウンターで外国人登録証を見せます。そして、韓国に到着してから、入国審査を受けるのですが、普通は外国のパスポートを持っている人、韓国のパスポートを持っている人で分かれ、日本人のほとんどは外国人用のレーンに並びます。しかし、外国人登録の際に、パスポート情報の紐付け、指紋登録が完了しているため、韓国人専用の非対人レーンで素早く入国できます。日本に帰国するときと同じように、機械でパスポートと指紋をスキャンし、顔をカメラに見せて入国完了です。外国人用のレーンだと対面で入国審査があるので、いつも並んで、空港から出る時間が遅れるのですが、今回は外国人登録証のおかげで、待つことなく入国できたので、感動しました。これは、普通はできない体験なので、一時帰国をすることで、面白い体験ができたなと思いました。
そして、今回もう一つお話しするのは、韓国での医療保険についてです。
今回の留学の全期間(約10ヶ月)において、約10万円、支払いましたが、実は半分は大学側が負担してくださっているようなので、約20万の保険に入っているそうです。新型コロナウイルスに感染した場合や、外傷を負って病院に罹る場合、体調不良で内科を受診する場合、さまざまな場面で保険を使うことができます。(歯科だけは、保険適用外なので、気をつけてください。) 保険の使い方として、まず、保険会社に連絡して病院を探してもらった後、病院にて自分で支払ってから、保険会社に請求する方法があります。私の場合、保険会社が派遣してくださった通訳さんが、通訳だけでなく、医療費の支払いもしてくれたので、別途個人でしなければならないことなどはありませんでした。その際、24時間電話対応してくださり、病院探しから通訳さんの派遣まで、迅速にしてくださいました。例えば、病院が閉まっている時間だった場合、まず、日本の看護師さんに電話を繋げてくださり、電話で相談をすることができました。何でも困ったことがあったら、この保険に頼るのが吉だと思います。せっかく保険に入っているので、自分で抱え込まず、まずは保険会社に連絡してみてください。そして、海外保険の方には専用LINEのページから無料通話ができたのですが、現地では、自分で電話をかけないといけない場面もあったので、韓国で使える電話番号の確保は早めにしておいた方がいいなと感じました。
留学をするにあたって、困難にぶつかることもありますが、家族や現地の友達、学校の方々が手助けをしてくださり、自分の留学はたくさんの人に支えられて成り立っているのだと感じ、応援してくださる方々に恥じることがないよう、改めて、頑張ろうと思いました。
事前に渡航先について調べておくことはもちろん大事ですが、現地で思いもよらぬ事態に遭遇することもあるので、その時は落ち着いて、周りの人を頼ってみてください。長くなりましたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです。最後に韓国で撮った写真をいくつか載せておきます。
定番スポット(左上から時計回り)
・ヨイド漢江公園のソウル世界花火祭り
・遊園地ロッテワールド
・秋はススキが有名なハヌル公園
・自然いっぱいの癒しスポットソウルの森
韓国でのおすすめご飯屋さん
・ユッケチャメチッ(クァンジャン市場)
・大人気チャッサルクァベギ(クァンジャン市場)
・観光客に大人気のチェーン店ユガネタッカルビ、
・バディに連れて行ってもらったミシュラン掲載の行列ができるおばあちゃんのレシピ(ソウルの森の近く)
日本が恋しくなった時、意外と食べられる日本料理(番外編)