皆さんこんにちは！私は今、台湾高雄にある文藻外語大学で交換留学をしている、C.Mです。三月の留学レポートを担当させていただきます。

早速ですが、私は今回、「失敗」エピソードを書こうかと思います！というのも、今月は図らずも失敗ばかりの一か月になってしまったので、どうせなら話題に昇華しようと思い、この話題で書かせていただきます。

まず今月初の失敗は美容室で起きました。私は髪を染めており、ブリーチもしていたので、地毛部分が伸びてきたのが気になり、高雄で美容室に行くことにしました。ちなみに、私はインスタグラムで‘‘高雄染髪‘‘のハッシュタグを用いて、美容室を探し、Lineで予約をしました。せっかくなので、日本人の美容師さんがいないところに行ってみようと思ったのですが、それが災いしました。私はリタッチとカラーを希望しており、事前にLineでもその旨を伝えていたのですが、私の中国語のレベルでは美容師さんとうまく意思疎通ができず、結局、カットとトリートメントまですることになってしまいました。断りたかったのですが、台湾で使われている薬剤は日本のものより強くて、トリートメント必須なのかもしれないと思い、断れませんでした。結局、六時間半かかり、日本円で3万円ほど支払うことになってしまいました。専門用語なども多いし、相場や薬剤などに関する知識もないので、初めは日本語の話せる美容師さんを指名していくか、事前調査を念入りにしていくことをお勧めします。しかし、仕上がりはとてもきれいですし、美容師さんも親切な方でしたので、満足しています。少し予算をオーバーしましたが、勉強料とおもうことにします。

次の失敗は、ウーバーイーツを利用した時に起きました。友人とウーバーイーツで食べ物を頼み、校庭で食べることにしたのですが、配達員の方がお店から別の方が注文した商品を持ってきてしまったらしく、注文したものと異なるものが届いてしまいました。日本でこのようなトラブルが起きても動揺してしまうのに、ましてや外国となると、どう対応していいか、皆目見当もつきませんでした。しかし、一度冷静になり、インターネットで対処法を友人が検索してくれたおかげで、正しい商品を手に入れることはできなかったものの、返金してもらうことができました。台湾でも、ウーバーイーツを利用できますし、学校に届けてもらう人も多数見受けられるので、台湾に来る予定の方は利用することがあるかもしれませんが、こういったトラブルが起きうることを心得たうえで利用し、トラブルが起こった際は、言葉がうまく通じなくても不安を感じすぎずに、落ち着いて、日本にいるときと同様に対処すれば何とかなるということを留意しておくとよいでしょう。

最後に紹介する失敗は、トイレに関する失敗です。私は現在、大学内にある寮に住んでいます。寮には各部屋に一つ、トイレがあるのですが、部屋ごとにトイレの水圧や流れの良さに差異があるようで、私の住む部屋は流れが強いとは言えません。ちなみに、少し話がそれますが、台湾では便器の中にトイレットペーパーを入れて流すことができるトイレと、便器の外のごみ箱に捨てないといけないトイレが存在します。また、流しても良いという表記があっても、水圧が弱ければ、流すべきではないこともあり、見極めが必要です。私の部屋では皆、トイレットペーパーを流していたのですが、その日は流れが悪く、私が寝る前に使用した際に、詰まってしまいました。寮の地下一階には事務室があり、日中は駐在の先生方がいるのですが、夜遅くには誰もいないので、誰に頼ることもできず、道具もなかったので、何とかしようとはしましたがどうにもできず、結局その日は、つたない中国語でトイレが詰まったことを書いた張り紙を書いて貼り、寝ることになりました。翌朝、ルームメイトに謝罪をし、事務室ですっぽんを借り、すっぽん使い方の動画を検索して、一時間ほど格闘した末、何とかつまりをなおすことができました。トイレは共用なので、ルームメイトにとても申し訳なかったし、トイレが詰まったことを外国語で伝えるのも大変だったので、今後はトイレに流す紙の量や、トイレットペーパーを流すか流さないかの見極めをしっかり行おうと思いました。

今回は沢山の失敗エピソードを紹介させていただきましたが、すべて何かをしたうえで起こったことなので、後悔は全くしていません。今となってはいい思い出です。今後も様々なことをして、たくさん失敗しようと思います。また、トイレのような、避けられない失敗も時にはありますが、異国の地であっても、落ち着いて対応すれば、案外どうにかなるということを、身をもって知れたので良かったです。ピンチはチャンス！

また、今月は失敗の多い月ではありましたが、もちろん楽しいこともたくさんありました。3月31日には、スポーツデイという、運動会が行われました。ほかの留学生や、現地の学生と交流することができ、良い思い出を作ることができました。このことに関しては、次の留学レポート担当者が書いてくれるのではないかと勝手に思っているので、私は写真での紹介にとどめておきます。

つたない文章ですが、読んでいただきありがとうございます。では、また～。