留学レポート現在海外留学中の学生からの近況報告をお知らせします。

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2024年6月【留学レポート】大連外国語大学 外国語学部中国学科 S.R & S.K

2024年07月08日

【来学期の寮の予約について】 S.R

大連外国語大学には留学生のWe chatのグループがあります。6月に入ると、来学期の寮の予約について留学生担当の先生から連絡が入ります。内容は、今現在どの部屋に住んでいるか、来学期はどの部屋を希望するか、また2人部屋の場合は相手がどの国の人を希望するか、何月何日に大外を去って、何月何日に大外に戻ってくるかを報告してください。というものです。大連外国語大学から用意されている留学生は3つあります。1つ目は6人部屋で、2つ目は2人部屋、3つ目は1人部屋です。6人部屋と2人部屋は棟の違い、リビングの有無の違いがありますが、内装や値段はほとんど同じです。一人部屋のみ少し離れた棟で、来客用のホテルとして建てられた場所でもあり、内装がより清潔で綺麗でしっかりとした設備になっているため、値段が倍以上となっています。改めて先生から寮の価格表も送られてきたため、添付しておきます。ほとんどの留学生が用意された寮に住むのですが、中には自分でアプリやサイトを通して大学の外に家を借りて大学に通う人も珍しくはないようです。

【日本語コーナーへの参加について】S.R

6月18日14時10分から14時50分の間に、「日本語コーナー」というのが日本人講師川内浩一先生により開かれました。中国人の友人からの誘いで参加することができ、北九大の生徒から5人ほど参加しました。このコーナーは、日本人講師の発案により、日本語専攻3年生の3組(通訳クラス)のみなさんと日本人留学生が日本語を使って交流するというものでした。教室に着くと、約16名の中国人の生徒さんが机をグループの形にして先生と待機してくれていました。当日交流する内容について、事前に内容が送られてきていたのでそちらの画像も添付しておきます。日本人がくじを引いてそれぞれの番号のグループに座ります。大体20分話をしたら隣のグループに移って、また20分間交流するといった内容でした。自己紹介(出身、年齢、趣味など)と日本語を学んでいる理由、中国に来た理由は必須で情報交換しました。大連外国語大学は日本語専攻が有名だというのは知っていたけれど、多くの生徒の出身地はバラバラで遠く離れており、日本語を勉強するために大連で生活を送っているということを実感して嬉しかったです。中国人の生徒の皆さんが話す日本語はとても流暢だったので、普段どんな授業を受けているのか質問したら、グループに別れてテーマを決め、それについてグループで時間をかけて研究し、パワーポイントなどを使って日本語で発表したと言っていました。テーマは、「日本の音楽」「着物」「日本食」など様々だそうで、日本人の私よりも深い知識を持っていてとても驚きました。中国に留学してもなお会話に苦手意識があるので、留学なしでここまで流暢に堂々と話している姿に日頃の勉強の成果が伺えました。中国人の留学生は毎日夜自習があったり、図書館にこもって勉強したりなどといったことを聞いたり見たりしているので、見習うべきところが多くあるなと思いました。勉強の話だけでなく、好きな俳優やアイドルの話などでもとても盛り上がり、国が違っても盛り上がる話題は変わらないんだなと思いました。We chatを交換したので、これを機にさらに交流を深めたいと思っています。

【期末テストについて】S.R

期末テストについては、7月の留学レポートの担当の方が詳しく書くと思いますが、6月の最終週からテストが始まったため、期末テストに関しても書きます。 本格的なテストは7月1日と、7月2日だったのですが、6月27日にHSK5級の授業をとっている人は期末テストがあり、私の所属しているクラスは28日に「口语」の科目の口頭テストがありました。(筆記テストは7月1日)私の所属していたクラス(中级B2班)のテストの日程と、テスト形式として配布されたものも添付しておきます。午前中の授業は必修で、午後の授業は選択なので、HSKの他、その他の選択授業をとっている人はそれぞれ別の日程、時間でテストがあります。私の所属していたクラスの必修のテストの難易度は比較的簡単で、教科書の内容に基づいているものでした。

【文化祭について】 S.K

6月12日に国際文化祭がありました。文化祭当日は学校が開放されるため、大連外国語大学の生徒、先生だけでなく学外からも多くの人が参加していました。国際文化祭ということで、国籍別に伝統料理の販売や、写真、小物の展示など、それぞれの国の生徒が決めた出し物を行いました。日本の出し物は、じゃがバター、みたらし団子の販売と、ミニゲームでした。生徒同士で役割分担をし、その後はグループごとに何度か集まってテントの飾り付けをつくったり、文化祭前日には食べ物の仕込みをしたりしました。私たちみたらし団子のグループは、前日に生地の仕込みをし、当日の朝早くに集合し、タレ作りと、団子を作る作業をしました。本来は12時18分から文化祭が始まる予定だったのですが、前日の悪天候の影響で少し遅めのスタートになりました。中央に設置されたステージでは武術や笛の発表、ダンス、歌などの様々な出し物が行われており、同時に各テントで食べ物の販売や展示が行われました。色々な出し物があった中でも、生徒達が伝統衣装を着てステージを歩くショーのようなものは特に印象に残っています。また、普段は交流する機会の少ない中国人の学生と、たくさん話すことができてとても楽しかったです。みたらし団子を知らない外国の方から、これは何ですか?と聞かれた時に中国語で説明したり、お客さんと積極的に会話したり、とても楽しかったです。日本語学部の学生だけではなく、他大学から訪れた日本語を勉強している大学生ともたくさん交流し、友達もたくさんできました。テントには日本のキャラクターなどが沢山飾り付けされており、キャラクターの写真を撮っている人も多くいました。日本のアニメに興味を持つ人や、日本の歌に興味を持つ人など、日本に興味を持っている人がたくさんいるんだなと改めて実感することが出来た一日でした。中国人の学生が積極的に日本語出話しかけてくれた事や、日本が好きですと言ってくれたことがとても嬉しかったです。

【6月の三連休について】S.K

6月10日の月曜日は端午節で授業がないため、日、9日、10日は三連休でした。三連休を利用して青島や上海、北京に旅行に行く人もいました。私は2泊3日で上海に旅行に行きました。上海はとても都会で、大連とはまた違った体験をすることができ、とても新鮮でした。旅行に行ったので気持ちもリフレッシュされ、良い三連休になりました。