2024年8月【留学レポート】タコマ・コミュニティカレッジ 外国語学部英米学科 K.N.
2024年09月10日
あっという間に8月が過ぎ、私たち32期は無事に5か月間の留学生活を終えることができました。アメリカでの5か月間の生活を通して、英語力の向上はもちろん、私は日本では得ることのできなかった新たな価値観を得ることができました。まず、英語力が伸びたと感じる理由として、英語に触れない日はなかったということと、今まで学校の授業や教科書では学んでこなかったスラングや言い回しを自分のものにできたということがあげられます。これは、実際に自分の身を海外に置かなければ経験できないことだと思います。次に、価値観という点では日本とは大きく異なる環境が大きな要因だと思います。TCCには国籍も年齢も宗教も異なる様々な生徒が通っています。そのため、他言語や今まで自分にはなかったような新しい考え方に触れることができます。
次に5か月間の私の生活を簡単に紹介します。TCCの授業は、現地の学生と一緒に受ける授業は各quarterに1つしかありません。そのため、クラスで友達を作るのは難しいと思います。私は、昼休みにcafeteriaに行ったり、クラブ活動に参加したりして友達を作りました。私は、帰国してからもほぼ毎日連絡を取るほど仲の良い友達を作ることができました。放課後は、友達とカフェや夜ご飯を食べに行ったり、公園に行って一緒に体を動かしたりして過ごしていました。私はとても優しい友達に恵まれたので、休みの日もSeattleに連れて行ってもらったり、ドライブに連れて行ってもらったりしました。
私が5か月間で1番印象に残っているのは、夏休みに行ったLA旅行です。6月末に2週間程の夏休みがあるのですが、私はUKKの友達と4人で2泊3日のLAに旅行に行きました。Hollywood、Santa Monica、Disney Landなど、世界的にも有名な観光地に行きました。アメリカのDisneyに行くのは、私の中でも夢の1つだったのでとても感動したのですが、3日間で私が最も心打たれたのは、Los Angeles Dodgersの試合を見に行ったことです。そしてとても幸運なことに、私はこの目で大谷翔平選手のホームランを見ることができました。私はあの瞬間を一生忘れることはできません。
今、留学生活を終えて5か月間を振り返ってみると、決して楽しいことや良い思い出ばかりではなく、不安なことや悩んだこともありました。家族と離れて生活することも、海外に行くことも初めてだった私にとって、アメリカでの留学生活は想像のつかない未知の世界でした。しかし、新たな世界での生活でたくさんの発見に満ちた日々を送り、友達やホストファミリーと過ごす毎日はとても充実していて、だんだんと心の中から不安が減っていき、毎日を心から楽しめている自分がいました。帰国の日が目の前に迫ってくると、アメリカを離れたくないと思う気持ちが大きくなっていき、帰国した今でも寂しく思うときがあります。1人ぼっちで始まった私の留学でしたが、5か月間でたくさんの友達に恵まれ、新たな挑戦やたくさんの経験を積むことができた、とても濃い留学になりました。そして何より、32期のみんなはとても温かく、みんなのおかげで最高の日々を送ることができました。間違いなく32期が1番です!