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2024年12月【留学レポート】タコマ・コミュニティカレッジ 文学部比較文化学科2年 K.M

2025年01月21日

みなさん、こんにちは!
タコマ・コミュニティカレッジに留学中の文学部比較文化学科2年生、KMです。このレポートでは、11月の行事を中心に、私が留学生活で体験したことをお伝えします。

まず、11月5日にアメリカ大統領選挙がありました。日本でもニュースやSNSで大いに話題になったので、興味を持った方も多いのではないでしょうか。街中には選挙ポスターや立て看板が至る所に並び、選挙ムード一色でした。ここワシントン州は全体的にリベラルな地域(民主党支持が多い)なので、ハリス候補や民主党を応援する看板が大半でしたが、時折トランプ候補を支持するものも見かけました。

選挙期間中に数回行われるテレビ討論会は、夕食を食べながら家族全員で視聴するのが恒例でした。そして選挙当日も、開票速報を見ながらの夕食。結果はご存じの通り、共和党のトランプ氏が当選し、家族みんなかなりがっかりしていました。私自身もその空気に少し気まずさを感じたほどです。日本と大きく違うと感じたのは、選挙に対する関心の高さでした。老若男女を問わず、自分の意見をしっかり持ち、投票に臨む姿がとても印象的でした。

さて、11月にはもう一つ大きなイベントがあります。それが感謝祭(Thanksgiving)です。この祝日は、もともと農作物の収穫を感謝する日として始まり、現在では毎年11月の第4木曜日に祝われています。感謝祭には、特別な料理を囲んで家族や友人と過ごしたり、フットボールを観戦したりと、さまざまな楽しみ方があります。私の滞在先の家族も、親戚や友人10人以上を招いて大パーティーを開きました。

さらに驚きの体験がありました!11月初旬、お父さんと高一の息子に誘われ射撃場へ行きました。家族は拳銃2丁とライフル2丁を所有していて、それを使って屋内射撃を体験させてもらったのです。実際に撃ってみた感想ですが、思っていたよりもずっと簡単で驚きました。反動はそれほど強くなく、どんな人でも扱えるんじゃないかなという感じです。ただし、発砲音は予想以上に大きく、最初は心臓が止まりそうでした!日本ではなかなかできない貴重な体験だったので、みなさん機会があればぜひ試してみてください。

渡米後すぐは言語の壁はもちろん、気候、住環境、人間関係、マナー、法律、様々な壁や違いを体験しました。しかし、人は意外とすぐ慣れるもので、今では永住したいくらいタコマのことが好きになりました。家族もTCCの友人も先生もみんな優しく出迎えてくれましたし、何よりみんな明るいので元気をもらっています。本当に留学して良かったと思いますし、留学することを躊躇しなくて良かったと思います。みなさんにもぜひ、この留学の楽しさを自分自身で体感して欲しいです!

ここまで読んでくださってありがとうございます。このレポートが少しでもみなさんの参考になれば幸いです。