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2025年3月【留学レポート】タスマニア大学 D.N

2025年05月09日

こんにちは。二月からオーストラリアのタスマニア大学に留学しているDNです。私は今回の留学が初の海外ということもあり心配事がたくさんありましたがこちらの生活に徐々に慣れつつあります。今回の留学レポートでは旅程、現地の生活、学校、休日の過ごし方について書いていきます。

まず初めに、福岡からタスマニアへの旅程について簡単に報告しようと思います。私は北九州空港から東京・成田空港を経由して、シドニー、ホバートへと向かいました。北九州から東京の便が雪の影響で遅延していました。東京に到着して搭乗手続きを済ませて特に問題もなくスムーズに乗り換えることが出来ました。苦労した点は国際線と国内線の乗り換えで、空港がとても広く迷子になりそうになったのでわからなくなったらすぐに尋ねることをお勧めします。シドニーに到着して問題が生じました。シドニー空港に到着して国内線の乗り換え場所が分からず、端から端までスーツケースを転がしながら歩いていたらチェックインに間に合わずホバート行きの便を逃してしまいました。乗り換え時間は十分あると思っていたのですが、意外と手荷物が回ってくるのを待っている時間や初めて来た空港ということもありどこへ向かい何をしなければならないといったことに気を取られ焦ってしまいました。シドニー空港はバスで国内線乗り場に移動することになっていてバスの待ち時間でも時間が取られるということを計算に入れておかなければなりません。ホバートからキリストカレッジの寮にはウーバータクシーで移動し問題なくチェックインすることが出来ました。明るい時間帯に到着できるようにフライトスケジュールを考えていて正解だったと思います。自分の住んでいる寮は留学生がほとんどでいろいろな国からの留学生がいます。寮に来てからいろいろな人にとにかくたくさん積極的に話しかけることで知り合いを作ることができ、仲良くなることが出来た人もたくさんできて雰囲気にうまくなじめました。初めの二週間は寮のイベントが毎日のようにあり寮の人たちと車で日の出を見に大きい山(マウント・ウィリングトン)に行ったり面白いゲームや楽しいバーベキューをしたりと同じ寮に住んでいる人と関わる機会がたくさんありました。

学校でもオリエンテーションがありキャンパスやクラブ活動について知る機会がありました。大学での勉強は、読み物が日本と比べて多く圧倒されています。また、苦労していることは授業での英語のスピードについていけなかったり、他の学生との話し合いについていけない時が多々あったことです。英語圏に来る前は大学で英語での講義は聴きなれていたと思っていたので、環境さえ整ってしまえばすぐに英語力も向上し授業を受けて理解する分には問題ないと思っていました。しかし実際には授業の発表や発言で自分の考えがうまく言葉に表せなかったりとたくさん苦労しました。結局のところ、日常的に課題をしっかりこなしたりネットや本で英語を読むことを習慣的にしなければならないということを感じています。

生活面では一か月ほど経った頃にようやく生活に慣れてきてジムに通ったり、クラブ活動に参加するようになりました。最初のころはイベントがたくさんあっていろいろな人に会って話せるのが楽しくてよく参加していたのですが学校が始まったということもあり自分の時間を優先させていきました。着いてすぐのタイミングでたくさんのイベントに参加することが出来て良かったです。自分はキリストカレッジという寮に住んでいるのですが、寮ではなるべく自炊をするようにしています。

また、ホバートの市内にはメトロという公共バスが通っており、とても安い運賃で利用することが出来ます。このメトロはどれだけ遠くいっても一ドル(100円程度)しかかからないので生活に欠かせません。メトロと平日にはユニ・ホッパーという無料バスも出ています。このバスで友達と遠出をすることがよくありました。ホバートの市街地にはいろいろな国の料理が楽しめる飲食店があり、日本食料理店がありますが全体的にかなり高めです。日本円で最低1500円-くらいが相場といった感じです。大学の近くにスーパーがあり市街地には最低限のお店がすべてそろっているので生活をする分には困りません。今月で留学生活もちょうど半分を折り返すのでしっかりやっていきたいと思います。