【留学レポート】北京語言大学 K.I 2017年9月
2017年09月01日
こんにちは、中国学科2年のK.Iです。今回のレポートでは同じく北京語言大学に留学している3年のYさんと一緒に参加したサマーキャンプについてお話したいと思います。
このキャンプは11日間、中国人学生と一緒に寝食を共にしながら、私たち日本人留学生は中国語を、中国人学生は日本語を勉強するというものです。私たちが現在留学している北京語言大学の学生のほとんどは世界各国から来た留学生で、今まで中国人学生と交流する機会、ましてや同じ部屋で生活することがなかったので非常に貴重な体験になりました。
北京の郊外で行われ、そこに行くまでには地下鉄とバスを利用して約3時間かかりました。周りは小さな売店以外は何もなく、同じ北京とは思えないほど閑散としていて、ここで生活するのか…と着いた初日から帰りたい思いでいっぱいでした(笑)。
1日のスケジュールは朝8時半または9時から昼休憩2時間を挟んで、夕方の5時半頃まで授業でした。授業内容のほとんどは即興で自分の考えをまとめ、お互いに中国語、日本語で発表し合うというもので、短時間で要点を整理してそれを中国語に訳す流れは大変でした。
また、私は元々人前で発表することが苦手で、まだまだ自信のない拙い中国語で意見を伝えることはとても難しかったです。しかし、毎日繰り返すうちに徐々に慣れ最終的にはメモを見なくても意見を伝えることができて、少しは成長できたかなと思います。
生活面では、7人の中国人学生と一緒に過ごしました。ルームメイトのほとんどは中国各地から来た同じ2年生、または1年生で、みんな本当に日本語が上手で自分との差を痛感しました…。
彼らはとてもフレンドリーで、毎晩の自由時間に中国語や方言、流行りの音楽などを教えてくれました。正直、生活環境は良いとは言えず、到着して数日間はシャワーのお湯が出なかったり、食事も同じメニューが続いたり、一番驚いたことは部屋に数匹のヤモリがいたことです!それでも時間の流れはとても早くて、最終日にルームメイトとお別れするときは泣いてしまいました。
大学に留学しているだけでは得られることができなかった体験ができ、指導してくださった先生方にも感謝の気持ちでいっぱいです。
あと1週間少しで授業が始まるので、新しいクラスメイトとの出会いを楽しみに、残りの留学生活も頑張ります。長くなりましたがここで書き終えることにします。ありがとうございました。
写真は、全体の集合写真です。