【留学レポート】 クイーンズランド大学 外国語学部国際関係学科4年 D.U 2018年7月
2018年07月02日
「なんで留学しているの?」
留学先や就職活動、相談を受けた際によく聞かれる質問です。そこで今回の留学レポートでは、前期が終了したタイミングでもあり、初心に帰る目的も兼ねて、「なぜ留学しようとしたのか」についてまとめたいと思います。また、その理由について、「なぜ留学をしたいのか」「なぜオーストラリアなのか」「なぜクイーンズランド大学なのか」の3つの観点からまとめたいと思います。
「勝ちにいきましょう!」。これが、留学をしようと考えたそもそもの理由です。高校1年生、2年生の時に海外の学校に通った経験から、上記のようなモットーが私の中に生まれました。高校生の時の私は、現地の学生が積極的に挙手をして自分の意見を述べる雰囲気に圧倒され、何もできませんでした。消極的で自分の意見を言わない、進んでコミュニケーションを取ろうとしない、いわゆる「日本人」を演じるだけでした。しかし、帰国後、このままではいけないと考えるようになり、自分の意見を持ち、それを相手に伝えることを意識するようにしました。そして、「周りに負けない、勝ちにいく」という考えを持つようになった今の私が生まれました。それと同時に、今度は短期間ではなく長期間、海外の学校に通いたいという思いも持つようになりました。そのため、大学では必ず留学をしようと考えていました。
次に、オーストラリアを留学先に選んだ理由について説明します。私は将来、「多様なバックグラウンドを持った人々を理解でき、彼らとともに共通の目的に向かうことができる人材になりたい」という思いがあります。それは将来、国籍・年齢・言語・思考法・価値観などが異なる人々と共に仕事をすることを意味していると考えています。そのため、国民の4人に1人は外国生まれと言われるオーストラリアは、そのような様々な「違い」を社会に出る前に経験できる最適の場所であり、「将来への備え」になると考えました。
「高水準の教育を受けられる」、「最難関の大学だからこそ、世界中からレベルの高い学生が集まる」。私がクイーンズランド大学に留学を決めた理由です。高水準の教育環境で、トップレベルの学生とともに学びたい、そのような環境に自分も身を置きたいという思いが強かったのです。そのためには、留学前に自分を可能な限り成長させておく必要性も感じていました。ここでいう成長とは以下の3つの力を身につけることだと考えていました。
- 多様なバックグラウンドを持つ人々をまとめられる力
- 「新規」に挑戦できる力
- 相手に応じて、どんな話題でも話ができる力
上記の力を身につけるために、「リーダー経験」、「他者との協働」、「交渉力を鍛えること」、「新規の経験」、「知識を蓄えること」が必要だと考えました。これらを身につけるために、団体のリーダー経験、自分の講義を開講、模擬国連世界大会への出場、複数の専攻を履修、を実践しました。このように、世界トップレベルの学生たちと対等に渡り合えるための準備をしてきました。このような準備をすればするほど、いわゆる「日本人」を演じることしかできなかった過去の自分を乗り越えるため、また自分の成長を確かめるためにも、クイーンズランド大学に留学したいという思いはますます強くなりました。
以上のような3つの観点から、私は留学をしたいと考えました。実際クイーンズランド大学に留学してからは、過去の自分を乗り越えられた部分を実感する一方、これからの課題も感じています。後半戦となる2学期では、その課題を乗り越えるための時間にしたいと考えています。
今回は留学の様子ではありませんが、これから留学をしたいと考えている学生の皆さんに少しでも参考になれば幸いです。最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。また次回の留学レポートでお会いしましょう〜!
次の写真は、どこで撮ったものだと思いますか?なんとこれはオーストラリアのブリスベンで撮ったものです。非常に日本のような雰囲気が感じられますが、これはBrisbane Botanic Gardensという植物園にある日本庭園です。
1入り口からすでに何か趣を感じる
2門をくぐると、そこには・・・
3もはやこれは完全に日本だなあ