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【留学レポート】 タコマ・コミュニティカレッジ 外国語学部英米学科4年 R.N 2018年7月

2018年07月20日

こんにちは、外国語学部英米学科4年R.Nと申します。サマークオーターが始まり、授業を受け課題をしていたらあっという間に時間が過ぎています。残すところあと1か月半のタコマ生活となりました。5か月間という、限られた時間の中で学校に行く時間は決められています。しかし、放課後や休日は自由に過ごすことができます。月に1回ほどはUKK(北九州市立大学)の生徒や現地学生のメンターと一緒に出掛けたり、イベントをしたりすることもあります。今週末はカナダのビクトリアにUKKのみんなとなみさん(留学生サポートの方)たちと旅行に行き、来月10日にはマウントレーニアに行く予定があります。そのほかの休日は自分の時間のために使っています。そうやって過ごしていく中で、私はタコマで2つ趣味ができたので紹介していきたいと思います。

まずはボランティアについて話したいと思います。私はサマークオーターから個人的にボランティアを始めました。TCC(タコマ・コミュニティカレッジ)の横にある障がいを持った方が来られる施設で遊び終わった後の部屋を片付けるというボランティアをしています。授業があるため、3時ごろから1時間ボランティアを週3回行っています。今日は施設に来られていた方に話しかけてもらえ、日常的な会話をできてとてもうれしかったです。また、先週の土曜日には月に1度の公園の草刈りのボランティアを行いました。一緒にボランティアをされる地域の方々はとてもフレンドリーで楽しくて、かつ、やりがいがあって3時間があっという間でした。また、スプリングクオーターでは、小学校や高校で日本語を教える授業の補助をするボランティアや、ホームレスシェルターのご飯を配膳するボランティアにも参加しました。どのボランティアもやりがいがあり、また直接地元の方々とのコミュニケーションが取れるので学校よりも日常的な表現やカジュアルな会話ができてとても楽しい時間です。正直、私は日本でボランティア活動をしたことがありませんでしたが、タコマに来てから趣味はボランティアといわんばかりに、できるだけ多くのボランティアをしています。ボランティアの機会は基本的になみさんから教えていただきます。しかし、自分で積極的にしたいという人はオンラインで探して申し込めるものも多いのでやってみるのもいいと思います。私はサマークオーターが終われば、ゲストハウスでボランティアもしようと考えています。それぐらい私にとってボランティアをすることが楽しいです。また、こういったボランティアを通して感じることは、何でもやってみないとわからないということです。ボランティアと聞いて、大変なイメージがあると思いますが、実際はちょっとしたサポートをするだけでいいのです。ただそれだけで周りの人が喜んでくれるって幸せです。だから、やめられない、とまらないのです。

次は野球観戦です。さて、シアトルといえばやはり、シアトルマリナーズですよね。初めての野球観戦がマリナーズでした。そのときはUKKのみんなとメンターと行きました。2回目は友達と2階席で、3,4回目は1階席で見るようになりました。私の野球観戦への本気具合がこの観客席の変化でお分かりいただけると思います。また、古着屋さんに行ったときに本当は100ドルを越えてしまうマリナーズのユニフォームがなんと9ドルで売っていたので、迷わずレジに直行しました。また、マリナーズの帽子が公式ショップで半額だったのでこれも迷わず買いました。そうして、見た目も心もマリナーズファンになれたのです。それからというもの、最低月に一度はマリナーズの試合観戦に行っています。6,7月はエンジェルスと対戦でした。エンジェルスといえば、そうです、大谷選手!しかしながら6月は故障者リスト入りで彼をフィールドで見ることができませんでした。ただ、その試合の後マリナーズがサヨナラ勝ちしたので、フィールドにイチロー選手が出てきて51の背番号を見られたのでとても幸せだったのを覚えています。さらにそれを超える試合が7月4日にありました。なんと、大谷選手がフィールドに、それも打席に出てきました。結果は三振でしたが、待ちに待った大谷選手の赤いユニフォーム17の背番号を観客席から見られたことがとても幸せでした。幸せはそれだけではありませんでした。なんと、その試合もマリナーズが勝ち、イチロー選手がまたフィールドに現れたのです。なんという奇跡でしょうか。日本人として、野球観戦ファンとして最高の試合でした。来月は母が日本から来てくれ、ドジャースとの対戦を一緒に観戦します。前田健太選手がピッチャーとしてピッチに現れてくれることを祈っています。本当は書きたいことたくさんありますが、これぐらいで止めておきますね。

以上が私のタコマに来てからできた趣味です。どの趣味も私自身にやりがいや楽しみを与えてくれているので毎日とても楽しく過ごすことができています。そういった中で、自分の行動域を広げるのも狭めるのも自分自身だということに気づきました。まずは挑戦してから好きか嫌いかを決めてみようと思えるようになり、それからは知らないことを知っていく喜びや新しいコミュニティで友達ができる喜びを感じることができるようになりました。残りの生活でも、もっと新しいことに挑戦し、5か月間の留学生活が1年、2年分の価値あるものにして日本に帰りたいと思っています。ここまで、私の話にお付き合いいただき、ありがとうございました。また、日本に帰って話し切れてないことを話したいと思います。

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