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【留学レポート】クイーンズランド大学 外国語学部英米学科3年 K.T 2018年10月

2018年10月01日

皆さんこんにちは、十月分のレポートを担当させていただきます英米学科三年のK.Tです。早いものでもう八か月が過ぎ残すところ二か月もないくらいです。こちらは留学生活二回目の夏が始まるころで、今までしまっていた扇風機を数か月ぶりに出したところです。二月にオーストラリアにはじめて来た頃も夏の終わりだったなとそのころを思い出して懐かしくなりました。今回で私のレポートは最後になるので今までの留学生活の総まとめという感じでお届けしたいと思います。

書き始めるときりがないので、留学を通じて得たもの、オーストラリアの大学と日本の大学の違いの二つについて書きたいと思います。まず一つ目、留学を通じて得たものについて。まず英語力は間違いなくオーストラリアに来る前と比べてレベルアップしたという自信があります。こちらに来る前は英語が全く伸びなかったらどうしようなどと悩んでいましたが、オーストラリアという恵まれた環境にいるだけで英語力は自然に身についてきました。オーストラリアでできた友達もこの留学生活で得た貴重なものの一つです。オーストラリアで出会った友達のお陰で今まで知らなかったことや文化に触れることができ、日本に帰ってからも連絡を続けていたいと思えるような友達がたくさん出来た事は本当にありがたいことだと思っています。またこの留学を通して行動力もついたと思っています。最初にUQの交換留学に応募するときの志望書で色々なことにチャレンジして行動力を身につけたいと書いたことを思い出しましたが、本当にこの留学生活ではいろんなことにチャレンジできたと思っています。そのなかでも、一番今回の留学で私の自信になったのはバイト経験です。北九大の留学レポートを見る限りオーストラリアでバイトをしたのは初めてなのではないかと思うのですが、自分の大学でまだ誰もしたことがないことをするというのは正直とても大変でした。嫌なこと大変なこと色々経験しましたが振り返ればそんなことは取るに足らないくらいいろんな経験ができたと思っています。

最後にオーストラリアの大学で勉強して気づいた日本の大学との違いについてまとめたいと思います。UQが日本の大学とかなり違うなと驚いたことは二つあります。一つ目はオンライン化がかなり進んでいるという事です。こちらでは授業がすべて録音されていて授業に出られなくても後から聞けるようになっていたり、オンラインでの中間テストなど様々な面でオンライン化が進んでいるなと感じました。はじめは講義に出てもほとんどの人がパソコンでノートをとっていたりなど、日本のアナログなやり方とのギャップに少し戸惑いました。しかしこちらのやり方に慣れてみると案外便利なもので、講義のレコーディングなどは授業に出られなかった時だけでなく、理解ができなかった時などにもう一度聞くことが出来るなど、良い点もたくさんありました。二つ目は、学生の自由度が日本と比べてかなり高いと感じた事です。例えば日本が学期ごとに学費を払うのに対してUQは単位ごとに払います。そのためUQの場合卒業にかかる期間が延びようがお金の面でそれが負担になることはないです。また副専攻なども自由で私の友達でも音楽を学びながら日本語も勉強するなど、本当に自分の興味のあることを自由に選んでいるなという印象でした。この自由さは授業にも表れていて、UQでは出席をとるということは基本ありません。そのため本人が理解さえしていて、テストやアサイメントをきっちりこなすことができれば授業にでなくても単位が取れる仕組みになっています。こういった特徴は日本と比べて良い点悪い点どちらもあって甲乙つけがたいとは思いますが、実際にその違いを二学期間勉強してみて肌で感じられたのは自分にとっていい刺激になりました。

振り返ると、この留学生活は一瞬でとても濃い時間でした。私の留学を快く了承し、サポートしてくれた両親に心からの感謝を伝えたいです。それでは最後に遠距離中の彼女がブリスベンに来てくれた時の写真を何枚か貼ってこのレポートの締めとしたいと思います。最後まで読んでいただいた方、長々とお付き合いいただきありがとうございました。

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