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2022年1月【留学レポート】オックスフォード・ブルックス大学 外国語学部英米学科3年 W・M

2022年02月15日

こんにちは、一月の留学レポートを担当するW.Mです。今回は、コロナウイルス感染症発生後の海外渡航ということで、出国から入国の際の感染症対策、入国後、また寮での生活についての状況を報告しようと思います。

12月の時点では、イギリス政府の水際対策として、出国48時間以内のPCR検査、乗客追跡フォームの登録、空港でのワクチン接種証明書の提示、また入国後2日以内の抗原検査とその結果が分かるまでの期間の隔離の5点が必要とされていました。したがって、隔離時の滞在先を予約しらければならなかったのですが、OBUの寮を隔離先として3日間使用させてもらうことになりました。隔離を申し込みたい際は、OBUのQuarantine team とのメールのやり取りで行えます。隔離先の寮には、隔離に必要な食材や様々な生活必需品もついているとメールで伺いました。しかし、1月7日時点で、イギリス政府の方針転換により、渡航前のPCR検査と入国後の隔離が必要なくなりました。したがって、出国の際には羽田空港にて、ワクチン接種証明書、乗客追跡フォーム、入国後の抗原検査の予約フォーム、パスポートの四点を提示して出国しました。私は半年間の留学であるため、観光ビザ(事前にビザを日本で取得する必要がない)での渡航なので、特に提示を要求される書類はありませんでした。一年間留学する友達(学生ビザ)も、出国時はその四点を提示するだけだったそうです。

ヒースロー空港について入国する際には、E-gatesでパスポートを機械にかざすだけで入国でき、特に提示する書類はありませんでした。学生ビザの友達も同様であったため、日本のパスポートの信頼性を実感しました。入国後、ヒースロー空港にて抗原検査を行いました。その後、空港から隔離予定であった寮(Warnford Hall)までバスで移動し、予定どおり三日間をそこで過ごしましたが、イギリス政府の方針転換で隔離をする必要はなくなっていたため、好きに外を出歩くことができました。それに伴い、OBU側から、食材や生活必需品も個人で調達するよう言われました。その後、正規に入寮する予定だった寮(Paul Kent Hall)に入寮しました。ここまでが、出国前から入寮までの流れです。

ここからは、寮での生活について報告しようと思います。私のフラットには、フランス人、オランダ人、スペイン人、ドイツ人、アメリカ人の学生が住んでおり、キッチンを6人で共有しています。国際交流をするにはうってつけの場所です。みんなフレンドリーであるため、楽しく過ごすことができています。部屋も新しくて綺麗であるため、一人部屋でコーヒーを飲みながら課題をするのも楽しいです。洗濯機と乾燥機が寮内に4台ついているのですが、毎回5ポンドほどかかるため、なるべく洗濯を回さなくていいように心がけています。

OBUにはBus Passというサービスがあり、初回に8ポンド払うと残りの一年間のバス代は必要なくなります。Bus Passを使うと、学校だけでなくオックスフォードの中心部にも行けるため、買い物や遊びに出る際にもとても便利です。OBUで支給される学生証を使うと、ロンドン行きへのバスも割引が適用されます。また、ISATという国際学生交流団体によってSIMカードが無料で配られるため、事前に買う必要はありません。ISATは留学生向けに様々なイベントを開催しているため、それに参加することでフランス人やドイツ人の友達ができ、週末一緒にロンドンに遊びに行きました。

全体的に、オックスフォードは学生が多い街であると共に、学生が生活しやすい街であると感じています。イギリス人は優しい人が多く、拙い英語でも理解しようとしてくれるうえに困っていたら助けてくれる人が多いため、街中で苦労することはあまり無いように思えます。キャンパス内ではマスク着用が必須であったり、お店でも消毒が必要であったりして、感染症対策も意外としっかり行われています。これを読むことで、少しでも参考になればいいなと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。