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2022年5月 【留学レポート】仁川大学校 文学部比較文化学科3年 H.T.

2022年05月18日

こんにちは。仁川大学校4月分の留学レポートを担当する比較文化学科3年のH.Tです。

今回は、特に試験期間とサークルなどの課外活動について紹介します。

まず、試験についてです。仁川大学は中間試験があります。教授によって試験方法は異なりますが、私は韓国語の授業は筆記試験で、その他の授業はレポート課題でした。筆記試験の内容は、リスニング、読解、作文がありました。授業の内容の確認テストのような感じで、勉強をしないと難しい問題でした。中間試験の間は学校内の図書館やカフェは生徒で埋まっていました。韓国の学生も日本の学生と同じように熱心に勉強していました。学科ごとに先着順でハンバーガーやお菓子など、ちょっとしたおやつが配られていました。私は学内の寮に住んでいるのですが、寮生限定でサンドウィッチなどのおやつが配られていたので、面白いと感じました。

次に課外活動について紹介します。私は『トトロ』という日本人と韓国人がたくさんのイベントを通して仲良くなるサークルです。3月にトトロの新入生歓迎会が行われたのですが、韓国人の生徒はみな日本語が上手で、友好的な生徒も多かったので、楽しくゲームに参加できました。4月にはランダムで振り分けられたメンバーでグループを作って花見に行きました。ミッションが出されてそれを達成するのですが、そこでみんなの仲がより深まったと思います。5月には野球観戦にも行く予定なので楽しみです。毎月のようにサークルのイベントがあるので大学生をより楽しめると思います。

次に簡単に大学生活について紹介します。4月に入った時、ルームメイトがコロナにかかってしまいました。体調が悪くなった時に学内の保健室に行ったら無料の検査キットをもらいました。そこで陽性と出たため、すぐに近くの保健所に行きました。そこでPCR検査をしてもらい、そこでも陽性と出たため、1週間隔離施設に過ごすことになりました。私は自己検査キットで陰性と出たので隔離施設に移動はしませんでした。コロナになった場合、学校に連絡を入れるのですが、その際に韓国に正規入学した日本人の先輩に大変助けられました。分からないことなどは周りの人に聞くことは大切だと思います。

また、学校にオリジナルの服や雑貨があるのですが、希望者は学科のスタジャンを買うことができます。そのスタジャンにイニシャルなどのちょっとした文字も入れることができるので、自分だけのスタジャンが作れます。学校内に学校のスタジャンを着ている生徒も多いため、新鮮で面白いと感じました。

最後に外国人登録について少し説明します。3月に外国人登録の申請書を提出しましたが、指紋登録をしなければならないため、留学生はみなバスに乗って指紋を取りに行きました。その2週間後くらいに在留カードを受け取ることができました。本来であれば、韓国に来て1ヵ月で受け取ることができるのですが、コロナの影響もあり、2ヵ月ほどかかりました。コロナの影響で何があるか分からないため、前もってどんな問題が発生するかなどを考えておく方が良いと思います。

簡単な説明でしたが、留学を考えている人の参考になれば幸いです。