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2022年8月【留学レポート】ブレーマーハーフェン大学 外国語学部英米学科4年 Y.M.

2022年09月16日

こんにちは、ブレーマーハーフェン大学に交換留学しているY.Mです。

今月で私の留学は終わりです。そのため、総括をしたいと思います。

パンデミックの中、やっとの思いで留学に行くことができました。現地の大学でドイツだけなく様々な国から学びに来た学生とディスカッションを重ねながら、お互いの文化や物事の考え方について知ることはとても楽しく貴重なことでした。加えて、日本人のいない場所で家を借りて一市民として暮らすという体験ができたのは、とても自信になりました。

ブレーマーハーフェン大学への交換留学に興味のある方に伝えたいこととして、現地の大学で学ぶということ以外になにか目的を持つということをおすすめします。この街はドイツの最北部に位置し移動が大変なので、ただ大学に通うだけだと閉じこもりがちになってしまいます。何か自分の中に、プラスアルファでテーマを持っておくことで留学がより有意義なものになると思います。私の場合は街歩きが好きで、世界史に興味があったのでドイツのいくつかの都市を旅しました。街を歩いていると、日本と違う特徴はもちろん、都市によって個性がありました。各地の大聖堂、博物館や美術館を見学するときは、高校世界史や大学の講義で学んだ知識が体験をより深いものにしてくれました。

大学の講義や、ビザ申請の問題でかないませんでしたが、行こうと思えば他国に行くこともできます。最寄りのブレーメン空港からはイギリスのロンドンへ、ICEと呼ばれる高速鉄道は、スイスのチューリッヒやベルギーのブリュッセル、オランダのアムステルダムにデンマークのコペンハーゲンなど様々な陸続きの国に直接つながっています。島国の日本人にとって不思議な感覚ではありますが、ドイツ留学ならではの要素だと思います。イギリスやドイツ以外の大陸ヨーロッパに興味のある人にもおすすめしたいと思います。

最後に、この留学は家族、北九大の友人、先生方、そして国際教育交流センターの方々にたくさん助けていただき実現しました。また、現地でも友人や同居人をはじめとして多くの方々にサポートしていただきました。本当にありがとうございました。

私のレポートが留学を考えている人、留学に行く人の参考に少しでもなれば幸いです。

それでは失礼いたします。

ブレーマーハーフェンとその周辺の写真を載せます。