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2022年10月【留学レポート】オックスフォード・ブルックス大学 外国語学部英米学科4年 K.N.

2023年01月23日

10月の留学レポートを担当します。外国語学部英米学科4年のK.N.です。

今回は私がイギリスに来てからの一か月間で感じた日本との違いや、苦労したことについて書きたいと思います。

まず初めに私が驚いた日本との大きな違いは、ほぼすべての人が日常生活でマスクをしていないということです。日本にいる間は、私自身も外出する際には必ずマスクを着けていましたが、イギリスではほぼすべての人がマスクを外して普通の生活を送っています。もちろん行動制限もありません。日本でも脱マスクの動きが見られていましたが、なかなか進んでいない印象でした。しかし、イギリスに来てマスクをしている人をほとんど見ないことから、日本との国民性の違いを改めて感じています。

次に驚いたのは文化の多様性です。オックスフォード・ブルックス大学は世界約140か国から来た学生が通っているので、様々な国籍を持つ学生と交流ができます。私のフラットには、私のほかに中国、イタリア、フランス、イギリス出身の学生が住んでいます。また、授業ではインドや香港、ケニアから来た学生とも知り合いました。私はこの大学への留学を希望する理由の一つとして学生の多様性をあげていましたが、自分の想像していた以上に多くの国籍を持つ学生と毎日コミュニケーションを取ることができており、彼らと直接話しながら文化の違いを直接感じることができるのはとても貴重な経験であると考えています。

また、街中でもその多様性を感じています。私は週末に友人とカフェやレストランに行くことが多いのですが、メニューの多様性にいつも驚かされます。通常のメニューに加えて、ほぼすべてのお店でヴィーガンやベジタリアン向けのメニューが用意されています。日本にいる間も、何度かそのようなメニューを取り扱っているお店を見たことがありますが、イギリスでは逆にない方が珍しく、その選択肢も豊富で、私も試しに頼んでみたことがあるのですがとてもおいしいです。そこからも文化の多様性と、その多様性を尊重しようとする雰囲気が感じられて魅力的だなと感じています。

次に私がこの一か月苦労したことについて書きたいと思います。やはり英語力についての苦労が多かったです。先ほども話したように、私が通っている大学には本当にたくさんの国から来た学生が通っています。もちろん母国語が英語でない学生も多いです。しかし、ほとんどの学生はネイティブとほぼ変わらないくらい英語がペラペラです。対して自分は日常会話についていくのも必死なくらいで、始めの頃は本当に毎日落ち込んでいました。ですが、私が言葉に詰まっても最後まで待って話を聞いてくれようとする友人たちのおかげで話す事を怖がらずに頑張れています。まだまだ自信をもって話せるとは言えませんが、これから先の留学生活で少しずつでも英語力を向上できればと思っています。

最後に先日友人とロンドンに行った時の写真と、イギリスで一番古いと言われているカフェで食べた、美味しすぎて感動したスコーンの写真を載せたいと思います。長くなりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました。