2023年1月【留学レポート】タコマ・コミュニティカレッジ 文学部比較文化学科3年 N.N.
2023年03月01日
こんにちは、文学部比較文化学科3年のN.N.です。アメリカでの生活も残り二か月弱となりました。折り返し地点に入り、急に時間の流れが速くなったように感じます。英語のスキルはまだまだですが普段の会話でぼーっとしていても何となくわかるようになってきました。授業自体はそこまで難しいものでは無いのですが、英語での授業がほとんど初めてだったため、聞きながら書き写し、自分の考えをまとめるという同時作業が英語で行われることが難しく、初めの方はかなり奮闘していました。現在ではそれにも慣れてきて、少しずつではありますが英語のスキルが上がってきていることを実感できています。
そんな中、私は友人との年越しを楽しむためにLAに向かいました。年越しはレストランで花火を見て、美術館やビーチ、天文台、USHに行き、とても充実した時間を過ごすことができました。ですが、アメリカで生活していると楽しい事だけではなく日本では珍しい出来事にも遭遇します。LAのバスでは人生で初めてのアジア人差別を受けました。タコマは比較的安全で差別も少ないほうなのですが、治安の悪い地域へ行ったりその方角のバスに乗ったりするとおかしな人もいてアメリカに居ることを実感させられることが多々あります。文化を学ぶ身として日本では味わえない刺激と価値観に触れることのできる良い機会を作ってくれたこの留学にはとても満足しています。
最後に、これを読んでくださっている皆さんが一番気になっているであろうホストファミリーについて書いていこうと思います。周りの話を聞く限り、ルールが厳しかったりシーズンイベントを何もしなかったりと様々なファミリーがあるようで、来てみない限りわからないのが現状です。ですが、こちらの学校側が審査を行っているようなので劣悪な環境に置かれるという可能性は低いのかなと思います。また、その場合ホストファミリーの変更も申し込めるのでそこの心配は過度にする必要はないというのが私の意見です。私のホストファミリーはマザーとファザー、犬と猫が1匹ずつという家族構成になっています。近くには2人のシスターと彼女らのボーイフレンドとフィアンセが住んでいます。正直、ホストファミリーについては、インターネットで調べていた情報もあり最悪の事態しか考えていなかったのですが、素敵なファミリーでとても可愛がってもらっています。また、マザーの友人たちとも交流があり、卓球をしに家に言ったり動物園に一緒にいったりととても充実しています。今月2つ目のビックイベントはバースデーでした。アメリアでは21歳になるとお酒が合法になるので盛大に祝ってもらいました。お酒の飲み比べやパーティーゲーム、プレゼントなど色々なものを準備してくれていて最高の誕生日になりました。
残り少しの時間ですが、ファミリーとこちらでできた友人たちと大切に過ごしていこうと思います。