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2023年9月【留学レポート】北京語言大学 (医院&报道)

2023年09月08日

みなさん、こんにちは。

北京では暑かった夏も終わり、半袖では既に少し肌寒く感じて秋の訪れを実感している所です。私は夏休み中に改修工事が終了した17号楼に引っ越したばかりなのですが、早速B型インフルエンザにかかってしまい、数日間体調を崩してしまいました。

17号楼は留学生が生活する寮なのですが、最近インフルエンザが流行しています。私はいつも通っている病院の先生がわざわざ寮まで往診に来てくださって、診察及び薬の処方をしてくださったので、しんどい中でしたがとても助かりました。大学構内にも一応病院はあるのですが、日本人留学生は基本的に外部の病院に行っているイメージです。外部の病院の方が交通費の手当てや丁寧な施術などの点において、格段に優れていると感じます。

私も現地で知り合った日本人留学生の友達に紹介してもらい通うようになったので、留学する際には現地に到着後、何か問題が起きた時にすぐ行けるように、信頼できる病院を把握しておくのはとても大切だと思います。

 

また、9月4日からの新学期に合わせて、8月30日~9月1日の3日間の申請期間がありました。中国は9月から学年が進級することもあり、多くの新入生が大学内で申請する様子が見受けられました。”老生”(在学生)である私も授業選択及び申請が必要だったのですが、申請場所が分かりづらくとても苦労しました。どこに行っても「ここではない」と言われ、先生同士の連携が取れていないため全て自分の足で確認する必要があり、2,3時間かけてようやくたどり着くことが出来ました。こういった横の繋がりの弱さは中国での生活で度々感じます。その後申請は出来たものの、結局その日中には申請を完了することは出来ず、他の先生にも問い合わせるとの事で翌日再度事務室に行く事となりました。そんなこんなでバタバタしつつも、9月1日の申請最終日に無事申請が完了して、ようやく一安心出来ました。

この申請期間中に、自分の意見はきちんと伝える事、学校側が行ったことを全て受け入れずにちゃんとエビデンスを持って行動する事の大切さを改めて実感しました。全ての情報が丁寧に各学生に送信されるわけではなく、自分で調べる or 情報サイトには載っておらず自分で聞きに行く必要がある場合が往々にしてあるので、上述した病院然り、人脈を広く持ち、情報を常に更新し続ける必要があると強く感じます。日本ではあまりこのような状況に陥ることは少ないので、情報戦の現代においてとても良い経験であると思います。

 

最後に8月に行った上海・蘇州旅行の写真を添えて今回の留学レポートは終わりたいと思います。中国国内の旅行の際には、度々高铁(高速鉄道)を利用するのですが、路線によって乗客にも特徴があるのがとても面白いです。バケツで荷物を運ぶおじちゃん達や、駅でドリアンを割って食べている家族など、日本ではあまり見かけない光景ですが、こういった細かい風景にも中国を感じます。残り約4か月の中国での留学中、北京以外にも様々な土地に行って、色々な姿の「中国」を感じたいと思っています。

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。

それではまた次回の留学レポートでお会いしましょう!